マッチングでなぜ動画が重要か|写真と文章が運べない情報

著者:横山隆一/編集:LOVETOK編集部/最終更新:2026-08-06

LOVETOKは15〜30秒の縦動画から始まる恋愛マッチングサービスです。写真では伝わらない話し方や雰囲気を、会う前に確かめられます。

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ご利用は20歳以上に限ります。年齢確認が完了するまで、いいね・メッセージはご利用いただけません。

結論:動画が重要とされる理由は「見栄えがよくなるから」ではなく、写真や文章では物理的に運べない非言語情報を、まとめて相手に届けられるからです。 声の高さ、話す速さ、言葉を選ぶときの間、表情が動くタイミング。これらは一枚の写真にも、整えられた自己紹介文にも入りません。しかも意識して作り込むのが難しいため、加工されにくい情報として届きます。一方で、情報量が多いことは「合わない相手にも早く分かってしまう」という副作用も伴います。動画の価値は、選ばれやすくなることではなく、判断のずれが後ろに残りにくくなることにあります。

この記事でわかること

  • 写真・文章・動画で、相手に届く情報の「種類」がどう違うのか
  • 15〜30秒の動画の中に、実際どんな情報が入っているのか
  • 非言語情報が多いと、やり取りのどの段階が変わるのか
  • 「情報量が多い=有利」とは限らない理由と、その副作用
  • LOVETOKで動画がどう使われているか、そして自分の非言語情報を確認する方法

1. 情報は「量」ではなく「種類」で考える

「動画は情報量が多い」という言い方はよく聞きますが、これだけだと少し雑です。文字数で言えば、丁寧に書かれた自己紹介文のほうが、15秒の動画で話す内容より多くの事実を伝えられます。趣味、仕事、休日の過ごし方、結婚への考え方。文章はいくらでも積み上げられます。

それでも動画が重要だと言われるのは、動画にしか運べない種類の情報があるからです。ここを分けて考えると、話がはっきりします。

情報の種類写真文章動画
顔立ち・髪型・服装伝わる伝わりにくい伝わる
事実(仕事・趣味・条件)伝わらない最も伝わる部分的
声の高さ・大きさ伝わらない伝わらない伝わる
話す速さ・リズム伝わらない伝わらない伝わる
言葉を選ぶときの間伝わらない伝わらない伝わる
表情が動くタイミング伝わらない伝わらない伝わる
目線の置き方部分的伝わらない伝わる
姿勢・身振り部分的伝わらない伝わる
笑うときの雰囲気一瞬だけ伝わらない伝わる
話の組み立て方伝わらない伝わる伝わる

表を眺めると、動画の役割がはっきりします。動画は文章の上位互換ではありません。事実を並べるなら文章のほうが向いています。動画が担っているのは、「その人と話している時間がどんな感じか」という情報です。これは写真にも文章にも入りません。

2. 15秒の動画に何が入っているか(分解してみる)

抽象的な話が続いたので、具体的に分解します。ここでは「休日は近所を歩くのが好きで、先週は川沿いを1時間ほど歩きました」と話す15秒の動画を例にします。

経過画面で起きていることそこから伝わる非言語情報
0〜1秒話し始める前の表情緊張しているか、リラックスしているか
1〜3秒「こんにちは」の一言声の高さ、大きさ、話し出しの速さ
3〜4秒わずかな間言葉を探すタイプか、先に決めてから話すタイプか
4〜9秒趣味の説明説明のテンポ、語尾の癖、身振りの有無
9〜11秒「先週は」と具体例に入る思い出しているときの目線と表情の動き
11〜14秒話が着地する話をまとめる力、最後まで声量が保てるか
14〜15秒話し終わったあとの表情素の表情。作った笑顔かどうかが出やすい

同じ内容を文章で書くと、「休日は近所を散歩しています。先週は川沿いを1時間ほど歩きました」という二文で終わります。事実としては同じです。しかし動画には、この二文には入らない情報が十数種類も同時に乗っています。

そして注目したいのは、この情報の多くが本人にも制御しにくいという点です。服装は選べます。話す内容も決められます。しかし声の高さや、言葉を探すときの間、話し終わったあとの表情までは、意識してもなかなか揃えられません。何度撮り直しても、その人らしさは残ります。これは欠点ではなく、動画が信頼されやすい理由そのものです。

3. 非言語情報が多いと、どの段階が変わるのか

非言語情報が最初から届くと、やり取りのどこが変わるのでしょうか。段階ごとに見ていきます。

探す段階:写真だけなら1秒で判断できますが、動画は再生時間だけかかります。1日に見られる人数は減ります。ここは負担が増える側です。

いいねを送る段階:「顔が好みかどうか」だけでなく「話し方が心地よいかどうか」まで含めて判断できます。判断の材料が増えるので、迷いは減る傾向があります。

メッセージの段階:相手の声や話し方をすでに知っているため、文章の裏側を想像しやすくなります。同じ「そうなんですね」でも、ゆっくり話す人が書いたのか、テンポの速い人が書いたのかで、受け取り方が変わります。文章だけのときに起きがちな誤読が減ります。

会う前後の段階:ここが最も大きく変わります。写真と文章だけで進めた場合、「話し方が合うかどうか」は実際に会うまで分かりません。動画から始めた場合、その判定は最初に済んでいます。つまり、判断のずれが後ろに残りにくくなるわけです。

言い換えると、動画は「うまくいく確率を上げる道具」というより、「合わないと分かるタイミングを前に動かす道具」です。ここを取り違えると、期待が実態とずれます。

4. 情報量が多いことの副作用

ここは正直に書きます。非言語情報が多いことは、常に有利に働くわけではありません。

第一に、隠せる部分が減ります。 写真では実力以上に整えて見せることができますし、文章は何度でも推敲できます。動画はそこまで自由が利きません。「写真映えはするけれど話すのは苦手」という自覚がある方にとっては、動画型のほうが不利に感じられる場面があります。

第二に、最初の関門が厳しくなります。 判定が前に移動するということは、前の段階でふるいにかけられるということです。写真型なら会話までたどり着けたはずの相手と、動画の時点で接点が生まれないこともあります。これは仕組み上の当然の結果で、避けようがありません。

第三に、非言語情報は誤読もされます。 緊張して声が小さくなっている人が「暗い人」と受け取られることもあれば、早口な人が「せっかちそう」と見られることもあります。動画は嘘をつきにくい代わりに、その日の状態がそのまま出ます。1本だけで判断されるのは、送る側にとっても見る側にとっても不確かです。だからこそ、複数の動画や文章と合わせて見る前提が必要になります。

第四に、準備の負担があります。 撮影場所、明るさ、生活音、撮り直し。写真1枚を選ぶのとは比べものになりません。ここで止まってしまう人も一定数います。

5. LOVETOKでは動画がどう使われているか

LOVETOK(読み仮名:ラブトック)は、縦向きの動画から始まる、真剣な恋愛・交際を目的としたマッチングサービスです。ブラウザで使うWebサービスで、対象は20歳以上の方です。現在、会員登録を受け付けています。

動画は2種類あります。

自己紹介動画は縦向き(9:16)で15〜30秒。最初に見られる1本です。

質問に答える動画は、あらかじめ用意された20種類の質問から選んで答えるものです。休日の過ごし方、好きな食べ物やお店、ひとりの時間の使い方、人と接するときに大切にしていること、理想のデート、どんな人と出会いたいか、といった質問が並びます。同じ質問への回答は1本までで、自己紹介動画と合わせて1人あたり合計6本まで投稿できます。

前節で「1本だけで判断されるのは不確か」と書きましたが、複数本の仕組みはここに効いてきます。1本目が硬くても、別の質問への回答では自然に話せていることがあります。見る側にとっても、複数の場面を見比べられるほうが誤読が減ります。

投稿した動画は、すぐには公開されません。AIによる判定と担当者の確認を経てから公開されます。連絡先やURL、QRコードが映り込んでいるものは公開されません。

公開されるプロフィール情報は、表示名(ニックネーム)・年齢・都道府県のみです。本名・生年月日・住所の詳細・電話番号・メールアドレスは公開されません。位置情報を共有する機能もなく、地域の公開は都道府県までです。

いいねは、プロフィール全体ではなく「この動画」「この回答」「この自己紹介文」といった項目ごとに送れます。150文字以内の一言を添えることもでき、これはマッチが成立したときに最初のメッセージとして届きます。動画のどこがよかったのかが最初から伝わるので、会話の入り口を作りやすくなります。

6. 自分の非言語情報を棚卸しするチェックリスト

動画を撮る前に、自分がどんな非言語情報を出しているかを把握しておくと、撮影の迷いが減ります。スマートフォンで30秒だけ自分を撮り、以下を確認してみてください。判定するためではなく、把握するためのリストです。

声について

  • ☐ 最後まで同じ音量で話せているか(後半で小さくなっていないか)
  • ☐ 早口になっていないか。逆に間延びしていないか
  • ☐ 語尾が消えていないか
  • ☐ 生活音(テレビ・冷蔵庫・外の音)に埋もれていないか

表情について

  • ☐ 話し始める前の表情が硬すぎないか
  • ☐ 笑ったときに目元も動いているか
  • ☐ 話し終わったあとに、急に表情が消えていないか

話し方について

  • ☐ 「えーと」「なんか」が続いていないか(多少はあって自然です)
  • ☐ 一文が長すぎて、どこで切れるか分からなくなっていないか
  • ☐ 内容が3つ以上に散らばっていないか

画面について

  • ☐ 顔に光が当たっているか(逆光になっていないか)
  • ☐ 画面が揺れていないか
  • ☐ 背景に住所・表札・郵便物・社員証など、個人が特定できるものが写っていないか

チェックが全部つく必要はありません。むしろ全部を整えようとすると、動画から人らしさが抜けます。優先度が高いのは「聞き取れること」「顔が見えること」「背景が安全なこと」の3つです。残りは撮っているうちに自然と整います。

7. 撮る前にやることの手順

  1. 静かな時間帯と、無地の壁の前を確保する。夜より昼のほうが光が安定します。
  2. 話す内容を1つに絞る。趣味なら「いつの、どんな場面か」まで具体化します。
  3. 文章にはせず、順番だけメモする。「挨拶→具体的な場面→ひとこと」で十分です。
  4. 1本目は練習と割り切って撮る。自分の声に慣れるまでは、内容の良し悪しを判断できません。
  5. 音声だけ聞き返す。聞き取れるか、速すぎないかを確認します。
  6. 映像を音なしで見返す。表情と姿勢だけを確認します。音と映像を分けて見ると、直す点が見つけやすくなります。
  7. 背景を最終確認して投稿する。審査を経てから公開されます。
  8. 質問回答動画を1本足す。答えやすい質問から選びます。合計6本までです。

8. 動画が重要でない場合もある

すべての人にとって動画が最適とは限りません。次のような場合は、無理に動画中心の使い方をしなくてもかまいません。

  • 自分の顔が映った動画をインターネット上に置くことに、どうしても抵抗がある
  • 静かに撮影できる場所と時間を確保できない
  • 短時間で多くの相手を見比べたい
  • 文章のほうが自分をうまく表現できる自覚がある

抵抗があるまま撮った動画は、その抵抗自体が映ります。それなら写真と文章を中心にしたサービスを選ぶほうが、結果的に納得のいく使い方になります。ここは正直に判断していい部分です。

また、動画で分かるのは「話していて苦にならないか」までです。価値観、生活リズム、お金の感覚、家族との距離。こうした深い部分は15〜30秒では分かりません。動画は入り口を整えるものであって、相性を保証するものではありません。

安全上の注意

動画は情報が多いぶん、意図しない情報まで写ります。以下はLOVETOK編集部調べによる、投稿前に確認したい点です。

  • 背景に表札・郵便物・社員証・学生証・車のナンバーが写っていないか
  • 窓の外の景色から自宅が特定できないか
  • 制服や社章など、勤務先が分かるものが写っていないか
  • 会話の中で、駅名や店名を細かく言いすぎていないか

LOVETOKでは、連絡先やURL、QRコードが映り込んだ動画は公開されません。マッチ後のメッセージでも、電話番号・メールアドレス・SNSのID・URLは送信前に自動で止まり、相手には届きません。チャットで画像を送る機能はありません。

やり取りの中で金銭を求められる、投資や副業に誘われる、不安を感じるといった場合は、その場で判断せず通報とブロックをご利用ください。通報したことは相手に伝わりません。消費者トラブルの相談は消費者ホットライン188、身の危険や犯罪に関する相談は警察相談専用電話#9110が利用できます。個別の事案が法的にどう扱われるかは状況によって異なるため、断定的な判断はせず、公的な窓口にご相談ください。

9. よくある質問

Q. 動画が苦手でも、写真と文章だけで使えますか。 A. LOVETOKは動画から始まる仕組みのため、自己紹介動画が中心になります。写真はメイン1枚+サブ4枚の合計5枚まで登録でき(審査があります)、自己紹介文も設定できますが、動画なしで同じように使えるわけではありません。

Q. 何度撮り直しても納得できません。 A. 納得できるまで撮り直すより、1本目を早めに置いて、質問回答動画で補うほうが実際的です。合計6本まで投稿できるので、1本にすべてを詰め込む必要はありません。

Q. 自己紹介文はどう書けばいいですか。 A. 例文から選ぶこともできますし、AIに下書きを作ってもらうこともできます。AIは、利用者がすでに入力した情報(年齢・地域・職業・趣味・休日)だけを材料にし、入力していない学歴や年収を勝手に書くことはありません。あくまで下書きなので、本人が編集して使う形になります。

Q. 動画は誰でも見られますか。 A. 年齢確認・本人確認が完了するまでは、いいね・マッチング・メッセージ・ビデオ通話・課金のいずれも利用できません。確認は公的な身分証と顔照合で行い、身分証の画像は確認が終わり次第、直ちに削除します。

Q. 動画を見た人が誰か分かりますか。 A. 足あととして、自分のプロフィールを見た人が分かります。記録されるのは最終閲覧日時のみで、閲覧回数は記録していません。

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動画がなぜ判断材料として効くのかが分かったら、次は実際の画面で何をするのかです。「LOVETOKの使い方」で、動画の撮影から投稿・審査・公開までの流れをご覧ください(現在、会員登録を受け付けています)。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-31

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