最初の会話の入り方|事前情報の使い方と最初の10分

著者:横山隆一/編集:LOVETOK編集部/最終更新:2026-07-31

LOVETOKは15〜30秒の縦動画から始まる恋愛マッチングサービスです。写真では伝わらない話し方や雰囲気を、会う前に確かめられます。

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結論:最初の会話は、その場で思いつくのではなく「事前に見た情報のうち、相手が自分で見せてくれたもの」から入るのが最短です。 動画で話していたこと、プロフィールに自分で書いていた趣味、メッセージで出てきた話。この3つの中から1つだけを持って行けば、最初の10分は成立します。逆に、相手が話していないことを推測して当てにいくと、会話ではなく確認作業になってしまいます。事前情報は「調べた成果」ではなく、会話の入口を1つ確保するための道具です。

この記事でわかること

  • 会って最初の会話が止まる本当の原因(話題がないのではない)
  • 会う前に手に入る情報の棚卸しと、そのうち会話に使えるもの
  • 「使ってよい情報」と「踏み込みすぎになる情報」の線引き
  • 会う前に作る3行メモの書き方と、当日の思い出し方
  • 情報の由来別(動画・質問動画・自己紹介文・趣味・メッセージ)の切り出し例文
  • 合流から着席まで、最初の10分をどう配分するか
  • 「全部知っています」に聞こえてしまうNG例と改善例

最初の会話が止まるのは、話題がないからではない

会って最初の数分で会話が止まるとき、多くの人は「話題を用意していなかったから」と考えます。実際にはそうではないことがほとんどです。止まる理由は次の2つに集約されます。

1つ目は、最初の一手を「相手に渡す」形にしてしまうことです。 「今日はどうでしたか?」だけを置いて黙ると、相手は範囲の広すぎる質問を前に立ち止まります。範囲が広い質問ほど、初対面では答えにくくなります。

2つ目は、用意した話題が多すぎることです。 5つも6つも持っていくと、当日にどれを出すか選ぶ作業が発生します。緊張しているときに選択肢が多いと、人は選べません。持っていくのは1つ、多くても2つで十分です。

つまり必要なのは、範囲が狭くて、相手が答えやすく、自分がすぐ思い出せる話題を1つだけ持っていくことです。その材料は、会う前にすでに手元にあります。

会う前に手に入る情報の棚卸し

マッチングサービスで会う場合、当日までに次の情報が手に入っています。LOVETOKを例に整理します。

情報の種類何が分かるか会話の材料としての強さ
自己紹介動画(15〜30秒)話し方、声の速さ、表情、話題の選び方強い。本人が見せると決めた内容
質問に答える動画(20種類から選んで回答・合計6本まで)休日の過ごし方、好きな食べ物やお店、理想のデートなど、テーマごとの考え方非常に強い。質問と答えがセットで残っている
自己紹介文本人が言葉にした人柄・考え方強い
趣味(150種類以上から選択)興味の方向。共通点を探しやすい強い
詳細項目(職業・休日・お酒など、本人が登録したもの)生活のリズム中。話題にできるが深追いしない
年齢・都道府県距離感の目安弱い。会話の材料にはしにくい
メッセージのやり取りすでに共有した話題、相手の返信の温度非常に強い。当日の続きにしやすい
ビデオ通話(マッチ後・年齢確認済みの場合)実際に話したときの雰囲気非常に強い

ここで押さえておきたいのは、この一覧に本名・住所・勤務先の詳細・電話番号が入っていないことです。LOVETOKで公開されるのは表示名・年齢・都道府県のみで、本名や生年月日、詳しい住所、連絡先は公開されません。だからこそ、会話の材料は「本人が見せると選んだもの」に限られているという前提が最初から共有されています。

使ってよい情報と、踏み込みすぎになる情報

同じ事前情報でも、触れ方によって印象は正反対になります。線引きを表にしました。

事前情報使ってよい触れ方踏み込みすぎになる触れ方
動画で話していた趣味「動画で△△の話をされていましたよね。いつごろから始めたんですか」「△△が好きなら、○○も好きですよね」と決めつける
質問動画の「理想のデート」「理想のデートの動画、印象に残っています」と軽く触れる今日の内容がその理想に合っているか採点するように話す
自己紹介文の一節「自己紹介に書かれていた○○という言葉が良いなと思いました」文面を暗記して丸ごと引用する
登録されていた職業「お仕事、忙しい時期はありますか」会社名・勤務地・年収の推測に踏み込む
都道府県「今日はこちらまで遠かったですか」具体的な最寄り駅や住所を聞き出そうとする
過去のメッセージ「この前おっしゃっていた○○、気になっていました」送信時刻や返信の速さに言及する
動画の表情や声(触れずに、内容だけ拾う)「声が思ったより低いですね」など本人が変えられない特徴の評価
写真(基本的に触れない)「写真と違いますね」「加工していますか」

線引きの原則は1つだけです。相手が言葉にして見せたものには触れてよく、こちらが観察して推測したものには触れない。 これを守ると、「よく見てくれている人」と「調べられている感じがする人」の分かれ目を越えずに済みます。

もう1つ、触れる量にも上限があります。事前情報から拾う話題は、最初の10分で1〜2個までです。3つ以上続けて出すと、相手は「全部読み込まれている」と感じ、逆に自分の情報を出しにくくなります。

会う前に作る「3行メモ」

当日に思い出せなければ、事前情報は存在しないのと同じです。前日か当日の移動中に、次の3行だけ書いておきます。長い準備は不要です。

1行目:相手が動画やプロフィールで話していたこと(1つ)

例:休日の動画で「朝早く出かけて写真を撮る」と話していた

2行目:そこから出す質問(1つ)

例:「どういう場所に撮りに行かれるんですか」

3行目:自分の側の一言(1つ)

例:「自分は最近まったく外に出ていないので、うらやましいです」

この3行があれば、最初の会話は成立します。ポイントは、2行目の質問を「はい・いいえ」で終わらない形にすることと、3行目に自分の話を用意しておくことです。質問だけを続けると面接のようになりますが、自分の一言を添えると会話として往復します。

なお、合流の直前にはスマホを閉じます。目の前で画面を確認していると、準備が見えてしまいます。

情報の由来別・切り出しの例文

そのまま使える形で並べます。いずれも短く、相手が答えやすい範囲に絞っています。

自己紹介動画から

「動画で話されていた○○、印象に残っていました。今日会えるのを楽しみにしていました」

質問に答える動画から

「休日の過ごし方の動画、見ました。もともとそういう休み方なんですか」
「好きなお店の質問に答えていらっしゃいましたよね。ああいうお店、よく行かれるんですか」

自己紹介文から

「自己紹介に書かれていた『○○』という言葉、いいなと思いました」

趣味の項目から

「趣味に△△が入っていましたよね。始めたきっかけって何かあったんですか」

メッセージのやり取りから

「この前メッセージで話していた○○、あれから気になって調べました」

ビデオ通話をしていた場合

「画面越しに話したときより、実際のほうが話しやすいですね」

共通点が見つかっていた場合

「△△が好きなのが同じで、それが決め手でした」

最後の例のように、なぜいいねを送ったのかを軽く伝えるのは、最初の会話としてよく機能します。相手にとっては「自分の何が伝わっていたか」が分かる情報だからです。ただし、これも一度だけにします。

最初の10分の配分

合流から着席までを時間で区切って設計しておくと、当日に迷いません。

経過やること使う言葉の例
0〜1分第一声(呼びかけ・名乗り・一言)と移動の提案「○○さんですか。△△です。行きましょうか」
1〜3分歩きながら、答えが短くて済む話「今日は道、混んでいませんでしたか」
3〜5分席に着く。飲み物などを決める「何にしますか。私はこれにします」
5〜7分事前情報から1つ目の話題を出す「動画で話されていた○○、印象に残っていて」
7〜9分相手の答えを受けて広げる。自分の話も1つ返す「そうなんですね。私は最近○○で……」
9〜10分相手に質問を渡して黙る「○○さんは、休みの日はどう過ごされるんですか」

事前情報を出すのは着席後が向いています。歩いている間は視線が合わず、聞き取りにくいためです。移動中は「答えが一言で済む話」に留め、腰を落ち着けてから本題に入ると自然です。

9〜10分で意識的に相手へ渡すのも重要です。質問を1つ置いて黙るのが、いちばん簡単な受け渡し方です。数秒の沈黙は失敗ではなく、相手が話し始めるための余白です。

NG例と改善例

NG例なぜ避けたいか改善例
「動画も自己紹介も全部見ました。趣味は△△で、休日は○○で……」相手が話す内容を先に消費してしまう「動画で△△の話をされていましたよね」と1つだけ
事前情報をまったく使わない会う前の時間がなかったことになる1つでいいので触れる
「プロフィールに書いてありましたよね」と確認する会話ではなく答え合わせになる「そこから、どうなったんですか」と続きを聞く
メモを見ながら質問する準備が見えて、相手が構える合流前にスマホを閉じる
相手が書いていない情報を推測して当てにいく外れると気まずく、当たると不気味になる書かれていることの範囲で聞く
質問を続けて5個投げる面接のようになる質問1つに対して、自分の話を1つ返す
「なんで登録したんですか」から入る動機の説明を求めるのは初手として重い動画や趣味など、軽い入口から入る
相手の返信の速さや頻度に触れる監視されていた印象になる話した内容にだけ触れる
相手が短く答えた話題を掘り続ける話したくないサインを踏み越える一度で引いて、別の話題に移る

最後の項目は特に大切です。短く答える・目線が動く・別の話に移そうとするのは、その話題を続けたくないサインであることが多くあります。事前情報から出した話題であっても、反応が薄ければすぐ引いて構いません。準備した話題を成功させることが目的ではありません。

会話の入り方チェックリスト

  • ☐ 相手の動画をもう一度見た
  • ☐ 事前情報から話題を1つに絞った
  • ☐ 3行メモ(話題・質問・自分の一言)を書いた
  • ☐ 質問が「はい・いいえ」で終わらない形になっているか確認した
  • ☐ 事前情報に触れるのは最初の10分で1〜2回までと決めた
  • ☐ 見た目・写真・声そのものには触れないと決めた
  • ☐ 着席してから本題に入る順番を決めた
  • ☐ 質問を1つ置いて黙る、という受け渡しの型を覚えた
  • ☐ 反応が薄いときは一度で引くと決めた
  • ☐ 合流の直前にスマホを閉じると決めた

この方法が向かない場合・例外

すべての人にこの手順が合うわけではありません。あてはまる場合は無理に使う必要はありません。

  • 相手がプロフィールをほとんど書いていない場合:その場で見えているもの(店・季節・移動)から入るほうが早く進みます
  • メッセージのやり取りが長く続いていた場合:事前情報を掘り返すより「その後どうなりましたか」と続きから入るほうが自然です
  • 準備すると余計に緊張する人:メモを作らず、相手の話を聞くことだけに集中する形でも構いません
  • 相手が明らかに緊張している場合:質問を重ねると負担になります。自分の話を先に少し出して、相手が答えやすい空気を作るほうが向いています
  • すでにビデオ通話で長く話している場合:初対面の型を持ち込むとかえって不自然です。前回の会話の続きから入って構いません

安全上の注意(LOVETOK編集部調べ)

会話の入り方は、そのまま個人情報の扱い方につながります。

  • 最初の会話で、本名・住所・勤務先・年収などを詳しく伝える必要はありません。 LOVETOKで公開されるのは表示名・年齢・都道府県のみです。当日も、その範囲で会話を始めて問題ありません
  • 相手から早い段階で勤務先や資産、家族構成を細かく聞かれる場合は、答えを保留して構いません。 相手を疑うためではなく、初対面で共有する情報量を自分で決めるためです
  • 会話の流れで、投資・副業・もうけ話・別事業への勧誘が出てきた場合は、その場で断って構いません。 消費者庁や国民生活センターは、知り合った相手からのもうけ話の勧誘について継続して注意を呼びかけています
  • 不安を感じたときは、その場で通報できます。 通報は誰が行ったか相手に伝わりません。未成年の疑い・生命の危険・暴力・詐欺にあたる最重要の通報は3時間以内に対応し、確認を待たずにまず相手を非表示にする運用としています
  • 会う予定は事前に家族や友人へ共有しておきます。 LOVETOKには日時と場所を登録してリンクで共有できる機能があり、共有先に相手の氏名や連絡先は表示されません

相談先は、消費生活に関することは消費者ホットライン188、緊急ではない警察への相談は警察相談専用電話#9110です。危険が差し迫っている場合は110番を利用してください。個別の事案が法的にどう扱われるかは状況によって異なるため、本記事で断定はしていません。

よくある質問

Q. 事前情報に触れると「見すぎ」だと思われませんか? A. 1つか2つに留めれば、むしろ「ちゃんと見てくれた」と受け取られやすい範囲です。問題になるのは量と種類で、本人が言葉にしていないこと(見た目の推測や勤務先の特定など)に触れたときです。

Q. 相手の動画を何度も見返したことは言ってもいいですか? A. 回数には触れず、「印象に残っていました」で十分です。回数を伝えると、相手が身構える場合があります。

Q. 共通点が1つも見つかりませんでした。 A. 共通点は会話の必須条件ではありません。むしろ「自分が知らないこと」を聞くほうが会話は伸びます。「まったく知らない分野なので、聞いてもいいですか」と正直に言って構いません。

Q. メモを見ながら話してもいいですか? A. 会話中は避けたほうが無難です。どうしても不安なら、席を外したときに確認する形にします。

Q. 質問ばかりになってしまいます。 A. 「質問1つに対して自分の話を1つ返す」という比率を決めておくと、面接のようになりません。自分の話は短くて構いません。

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当日の会話の入口は、会う前に相手が見せてくれた情報の量で決まります。LOVETOKは15〜30秒の自己紹介動画に加えて、20種類の質問から選んで答える動画を合計6本まで投稿できる設計のため、会う前に話し方や考え方が伝わりやすくなっています。動画の投稿からマッチ、メッセージ、ビデオ通話までの流れは「LOVETOKの使い方」で確認できます。なお現在、会員登録を受け付けています。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-31

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