自然な表情の作り方|不自然になる原因を取り除く3つのコツ

著者:横山隆一/編集:LOVETOK編集部/最終更新:2026-08-06

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結論:自然な表情は「作る」ものではなく、不自然になる原因を取り除いた結果として残るものです。 表情が硬くなるのは性格のせいではなく、①撮る直前に顔の筋肉が固まっている ②レンズを見つめ続けている ③「良い顔をしよう」と考えながら撮っている、というほぼ3つの原因に集約されます。この3つを外せば、特別な表情の技術がなくても写真は変わります。

この記事でわかること

  • 表情が不自然に写る3つの原因と、それぞれの外し方
  • 口角を「上げる」のではなく「力を抜く」と考える理由
  • 口角と目線の組み合わせ早見表(4パターンの使い分け)
  • 撮る直前60秒でできる準備の手順
  • 口の中で唱えるだけで口角が整う言葉の例
  • 表情が固まる瞬間を回避する撮り方(連写・タイマー・会話)
  • どうしても笑えない人の代替案と、それが不利にならない条件
  • 15〜30秒の自己紹介動画に応用するときの違い
  • LOVETOKでの写真・動画の扱いと公開範囲

表情が不自然になる3つの原因

原因1:顔の筋肉が固まっている

写真を撮る直前、多くの人は無意識に力を入れています。特にあご・首・眉のあいだです。ここに力が入ると、口角を上げても笑顔には見えず、「笑おうとしている顔」になります。

これは表情の技術ではなく体の状態の問題です。だから、表情の作り方を練習するより、撮る直前に力を抜くほうが早く解決します。

原因2:レンズを見つめ続けている

レンズを見つめる時間が長いほど、目に力が入り、まばたきが減り、目が乾きます。結果として、目が見開いた状態か、逆に細くなった状態で固定されます。

自然な写真に写っている人は、たいていレンズを見ている時間が短い状態で撮られています。長く見つめて良い表情が出ることは、ほとんどありません。

原因3:「良い顔をしよう」と考えている

これが最も大きい原因です。表情は、意識を向けた瞬間に不自然になります。 「かわいく写ろう」「爽やかに見せよう」と考えている顔は、考えていることがそのまま写ります。

対策は、意識を表情以外に向けることです。後述の「撮る直前60秒」の手順は、すべてこの目的のために組んでいます。

口角は「上げる」より「力を抜く」

口角を上げようとすると、多くの人は口の周りの筋肉を横に引きます。これが「作り笑い」に見える正体です。頬が上がらず口だけが横に伸びるため、目が笑っていない状態になります。

順序を逆にしてください。

  1. まず口を軽く開けて、あごの力を抜く(口の中に指1本分の隙間があるくらい)
  2. 息を吐きながら、肩を落とす
  3. その状態のまま、頬をわずかに持ち上げる(口ではなく頬)
  4. 結果として口角が上がっている状態が、自然な表情です

動かすのは口角ではなく頬です。 頬が上がると目の下がわずかに膨らみ、目元がやわらかくなります。これがあるかないかで、同じ口の形でも印象がまったく変わります。

歯を見せるかどうかは好みで構いません。ただし、歯を見せることを目的にすると、口だけが横に開いて頬が置いていかれます。 歯は「頬が上がった結果として見える」順番が自然です。

笑顔そのものに強い苦手意識がある場合は、「笑顔が苦手な人の撮影方法」で無理に笑わない選択肢も扱っています。

口角と目線の組み合わせ早見表

表情は口角と目線の組み合わせで決まります。どちらか一方だけを整えても完成しません。

パターン口角目線与える印象向いている用途
A:正対わずかに上げるレンズをまっすぐ誠実・話しかけやすいメイン写真(最も無難で誤解が少ない)
B:やわらぎ頬を上げて歯が少し見えるレンズをまっすぐ明るい・親しみメイン写真(Aで硬く写る人向け)
C:思案力を抜いて閉じるレンズより少し外す落ち着き・静けさサブ写真(雰囲気を足したいとき)
D:横向き自然に閉じる完全に外す自然体・生活感サブ写真の日常枠

メイン写真はAかBを選んでください。 CとDは雰囲気は出ますが、目線が外れるほど「この人がどんな人か」の情報は減ります。最初に見られる1枚の条件は「メイン写真の選び方」で整理しています。

目線をレンズに合わせるのが苦手なとき

レンズを見つめられない人は少なくありません。次の方法があります。

  • 直前まで別の場所を見て、シャッターの音の直前だけレンズに戻す
  • レンズの真横(1cmほど横)を見る:正面から見ると、ほとんど差は分かりません
  • タイマーを使い、カウントの最後の1秒だけレンズを見る

いずれも共通しているのは、レンズを見る時間を短くすることです。長く見つめて良い目線が出ることはありません。

撮る直前60秒の準備手順

表情は撮る瞬間ではなく、その前の1分で決まります。順番どおりに行ってください。

0〜15秒:肩と首をゆるめる 肩を耳に近づけるように上げ、息を吐きながら一気に落とす。これを3回。首をゆっくり左右に1往復。表情筋より先に、その土台である首と肩をゆるめます。

15〜30秒:口の中で言葉を唱える 声に出さず、口の形だけで次の言葉をゆっくり2回ずつ言います。

  • あ・い・う・え・お」(口の周り全体をほぐす)
  • うい・うい・うい」(「う」で唇を前に、「い」で横に。口角の可動域を広げる)
  • ん〜ぱっ」(唇を閉じてから開放し、力みを抜く)

このあと口を軽く開けて力を抜くと、直前より口角が動かしやすくなっています。

30〜45秒:目をリセットする 目をぎゅっと3秒閉じてから、ゆっくり開きます。2回。まばたきを我慢していると目が乾き、写真で目が死んで見えます。 撮影中もまばたきを止めないでください。

45〜60秒:意識を表情から逸らす 撮る直前に、頭の中で次のどれかを行います。

  • 今日食べたものを思い出す
  • 好きな場所の風景を思い浮かべる
  • 「明日の予定」を1つ思い出す

内容は何でも構いません。目的は「良い顔をしよう」という思考を追い出すことです。この15秒があるかないかで、表情の硬さは目に見えて変わります。

この60秒は、撮影の合間にも挟んでください。 10枚撮って硬いと感じたら、また60秒に戻ります。硬いまま50枚撮っても、硬い写真が50枚になるだけです。

表情が固まる瞬間を回避する撮り方

準備をしても、シャッターを押す瞬間に固まる人がいます。撮り方そのもので回避できます。

方法1:連写して「途中」を拾う

10枚以上を連続で撮り、最初と最後を捨てて、真ん中を見ます。 最初の1〜2枚は構えが残っており、最後は疲れが出ます。良い表情はたいてい真ん中にあります。

方法2:タイマーの「予想外」を使う

タイマーを長め(10秒)に設定し、カウントが終わったと思った直後に撮れる設定にすると、構えが解けた瞬間が写ります。連写タイマーがあれば、その最後の1枚がよく使えます。

方法3:誰かに撮ってもらい、話しながら撮る

最も確実な方法です。撮る側に「返事が必要な質問」を投げてもらいます。

  • 「昨日は何時に寝た?」
  • 「この後どこ行く?」
  • 「今週いちばん面倒だったことは?」

答えている最中、あるいは答え終わった直後に撮ってもらうと、表情を作っていない顔が残ります。「はい笑って」と言われて撮る写真とは、まったく別のものになります。

方法4:動画から静止画を切り出す

スマートフォンで15〜30秒の動画を撮り、あとから良い瞬間を静止画として切り出す方法です。シャッターの瞬間を意識しなくて済むため、表情が固まりません。画質は写真として撮るより落ちますが、明るい場所で撮れば実用に足ります。

うまくいかないときの原因別対処

症状起きていること対処
笑うと目が細くなりすぎる頬の上げすぎで目が押し上げられている頬を上げる量を半分にする。口を閉じたパターンAに切り替える
笑っていないのに怒って見える眉のあいだに力が入っている眉を1度大きく上げてから戻す。額の力を抜く
口角を上げると口だけ横に伸びる口の筋肉で引いている口ではなく頬を上げる順番に切り替える
何枚撮っても同じ顔になる撮影の合間に力が抜けていない5枚ごとに一度顔を伏せ、息を吐いてから戻す
左右の表情が違う誰にでもある。左右差は自然なもの気になる側をわずかにカメラから遠ざける角度にする
目が虚ろに見える目に光が入っていない表情ではなく明るさの問題。光源のほうを向く

最後の1つは重要です。表情の問題だと思っているものの一部は、明るさの問題です。 目に光が入っていないと、どんな表情でも沈んで見えます。この切り分けは「顔がはっきり見える写真の条件」で扱っています。

どうしても笑えない人へ

笑顔が作れないこと自体は、欠点ではありません。表情の目的は「笑うこと」ではなく、「敵意がないと伝わること」です。これは口を閉じた表情でも十分に達成できます。

その場合の条件は3つです。

  1. 眉のあいだに力が入っていない(これがあると不機嫌に見えます)
  2. 目線が下を向いていない(伏し目は拒絶に見えることがあります)
  3. 口角が下がっていない(上がっていなくても、水平なら問題ありません)

この3つを満たした「静かな表情」は、無理に作った笑顔よりずっと印象が良くなります。無理に笑った写真は、無理をしていることが写ります。

なお、笑わない写真をメインに使うなら、サブ写真のどこかにやわらかい表情の1枚を入れておくとバランスが取れます。サブ4枚の配分は「サブ写真4枚の組み立て」で扱っています。

自己紹介動画に応用するときの違い

LOVETOKは15〜30秒の縦向き自己紹介動画から始まるサービスです。動画では、写真とは条件が変わります。

写真動画
必要なのは一瞬の表情表情の変化と話し方
固まりやすい瞬間シャッターの瞬間録画開始の直後
対処連写して真ん中を拾う最初の3秒は捨てる前提で長めに録る
笑顔の必要性あると有利話している間に自然に動くので、作らなくてよい

動画では表情を作る必要がほとんどありません。 話していれば顔は自然に動きます。むしろ、最初から最後まで笑顔を固定しているほうが不自然に見えます。

また、LOVETOKでは20種類の質問から選んで動画で回答でき、写真と動画を合わせて合計6本まで投稿できます。話す内容が決まっている分、表情に意識が向きにくく、結果として自然な顔が残りやすくなります。写真で表情が硬くなる人ほど、動画のほうが向いていることがあります。

この記事の方法が向かない場合

  • 撮影そのものが強い負担になる人:60秒の準備を毎回行うこと自体が苦痛なら、方法3(誰かに撮ってもらう)か方法4(動画から切り出す)だけを使ってください。全部やる必要はありません。
  • 表情の練習を続けている人:鏡の前での練習は、逆効果になることがあります。練習した表情は「練習した顔」として写ります。準備は体をゆるめることに使い、表情そのものは練習しないほうが結果は良くなります。
  • 写真で成果を上げようとしている人:表情を整えることは、判断してもらえる状態を作る作業です。それ自体が結果を約束するものではありません。 表情より、自己紹介文や動画の内容を見直したほうが効く場面も多くあります。

安全上の注意:表情に集中しているときの写り込み

表情に意識が向いているとき、背景の確認は最も抜けやすくなります。撮影後に必ず確認してください。

  • 表札・部屋番号・郵便物:住所の特定につながります
  • 制服・社員証・店舗の看板:勤務先の特定につながります
  • 駅名・バス停・特徴的な建物:生活圏の特定につながります
  • 鏡・窓・眼鏡への映り込み:室内の様子や撮影者が写ることがあります
  • 他人の顔:本人の許可なく公開しないでください

LOVETOKでは写真も動画も投稿してすぐには公開されません。AI判定と担当者の確認を経てから公開され、連絡先・URL・QRコードが写り込んでいるものは公開されません。公開されるプロフィール情報は表示名(ニックネーム)・年齢・都道府県のみで、位置情報を共有する機能は設けていません。ただし、審査ですべての写り込みを検知できるわけではないため、投稿前の確認が最終的な歯止めになります。

不審な連絡や金銭の要求を受けた場合は、やり取りを続けずに通報・ブロックをご利用ください。通報は誰が通報したかは相手に伝わらず、未成年の疑い・生命の危険・暴力・詐欺にあたる最重要の通報は3時間以内に対応します。外部の相談先は、消費生活に関することは消費者ホットライン188、緊急でない警察への相談は#9110(生命や身体に危険が及ぶ場合は110番)です。

参考:本記事は警察庁・消費者庁・国民生活センターなどが公開する一次情報をふまえ、LOVETOK編集部が整理したものです(LOVETOK編集部調べ)。

よくある質問

Q. 表情の練習は毎日したほうがいいですか? A. 表情そのものの練習は、かえって不自然さを生みます。行うなら、口の周りをほぐす動きと、肩と首をゆるめる動きだけにとどめてください。

Q. 歯を見せる笑顔は必須ですか? A. 必須ではありません。口を閉じた表情でも、眉に力が入っておらず、口角が下がっていなければ十分に伝わります。

Q. 撮ってくれる人がいません。 A. タイマーと連写、または動画からの切り出しで代用できます。むしろ他人がいないほうが力が抜ける人もいます。

Q. 何枚くらい撮ればいいですか? A. 1回の撮影で30〜50枚、うち採用するのは1〜2枚が目安です。ただし、硬いまま撮り続けても意味がないので、10枚ごとに60秒の準備に戻ってください。

Q. 昔の写真のほうが良い表情をしています。 A. 3年より前の写真は、実際に会ったときの食い違いにつながります。表情の良さより、今の自分と一致していることを優先してください。

Q. 動画では笑ったほうがいいですか? A. 作る必要はありません。話している間に表情は動きます。最初の3秒は捨てる前提で長めに録ると、構えの残った部分を外せます。

Q. すぐに登録して試せますか? A. 現在、会員登録を受け付けています。受付開始までに、写真と自己紹介動画を1本ずつ用意しておくとスムーズです。


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著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-31

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