持病はプロフィールに書くか|いつ・どの粒度で伝えるか

著者:横山隆一/編集:LOVETOK編集部/最終更新:2026-08-06

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結論:持病は「病名を書くかどうか」ではなく「いつ、どの粒度で伝えるか」で考えてください。プロフィールに病名を書く義務はありません。 ただし、生活に影響が出る部分(会える時間帯、食事、体調の波)だけは早めに共有したほうが、あとの負担が小さくなります。 病名は関係が育ってから、あなたのタイミングで構いません。この記事では、書く・書かないの判断基準と、伝えるタイミングを5つの段階に分けて整理します(LOVETOK編集部調べ)。

この記事でわかること

  • 健康に関する情報が「特に慎重に扱うべき情報」である理由
  • 「書く」「書かない」「生活への影響だけ書く」の3択比較
  • 伝えるタイミングを5段階に分けた考え方と、段階ごとの目安
  • 自分に当てはめて決められる判断フロー
  • 病名を言わずに必要なことを伝える例文
  • NG例と改善例、公開前チェックリスト、よくある質問
  • この記事の考え方が向かない場合

前提:健康の情報は、他の項目と同じには扱えません

まず前提を確認します。LOVETOKで公開される基本情報は、表示名(ニックネーム)・年齢・都道府県のみです。本名・生年月日・市区町村より詳細な住所・電話番号・メールアドレスは公開されません。詳細項目として職業・身長・体型・学歴・年収帯・休日・結婚歴・子どもの有無・同居人・血液型などを入力できますが、「持病」「病名」という項目はありません。

つまり、持病について何かを書くとしたら、それは自己紹介文か、動画か、メッセージのなかで、あなたが自分の意思で書く場合だけです。項目として求められてはいません。

そして、健康や病歴に関する情報は、一般に取り扱いに特に配慮が必要な個人情報として位置づけられています。一度公開すると取り消せませんし、誰がどう受け取るかを選べません。「書かない」は初期設定であって、後ろめたさを伴う選択ではありません。

3つの選択肢を比べる

① 病名まで書く② 生活への影響だけ書く③ 何も書かない
プロフィール段階の負担大きい小さいなし
誤解のされにくさ知識のある相手には伝わる誤解が起きにくい段取りで説明が必要
相手の反応分かれやすい状況として処理されやすい特に反応なし
会う段取り組みやすい組みやすい都度説明が必要
撤回のしやすさできない影響が小さい影響なし
相手が減るか減ることがあるほとんど変わらない変わらない
おすすめ度状況により多くの人に向く問題ない

②を軸にするのが、多くの場合いちばん現実的です。相手が知る必要があるのは「病名」ではなく「一緒に過ごすうえで何が起きるか」だからです。「週に一度、通院のため夕方以降は動けません」という一文は、病名を言わなくても十分に機能します。

一方、①が向く場面もあります。病名を伝えないと相手が具体的な配慮を判断できない場合(重い食物アレルギー、発作の可能性がある場合など)です。これは後述します。

伝えるタイミングを5段階で考える

「いつ言うか」で悩む人が多いのは、一度に全部伝えるものだと思っているからです。段階に分けると、迷いが減ります。

段階この段階で伝えると自然なこと伝えなくてよいこと
① プロフィール・動画生活のリズム、会いやすい時間帯病名・治療内容・通院先
② マッチ直後のメッセージ返信が遅くなる日があること病名・診断の経緯
③ やり取りが続いた段階体調に波があること、できないこと詳しい病歴
④ 会う約束を組むとき当日の制約(食事・時間・移動)病名(必要なら伝えてもよい)
⑤ 交際を考える段階必要なら病名と見通し家族の病歴など第三者の情報

分岐点は④です。 実際に会う段取りに入ると、食事の内容・所要時間・移動距離が具体的になります。ここで初めて「実は」と切り出すより、③の段階で「体調に波があるので、当日の朝に一度確認させてください」と置いておくほうが、双方にとって楽です。

⑤まで来て初めて病名を伝えるのは、遅すぎるということはありません。関係の深さと開示の深さが釣り合っていれば、遅いとは受け取られません。

判断フロー:自分はどうするか

上から順に当てはめてください。

  1. その情報がないと、相手が安全に配慮できないか?

→ はい(重いアレルギー、発作の可能性など)=会う約束の段階までには必ず伝える → いいえ = 次へ

  1. 会える時間帯・回数に、はっきりした制約があるか?

→ はい = プロフィールに「制約」だけ書く(病名は不要) → いいえ = 次へ

  1. 相手が食事や外出の計画を立てるときに影響するか?

→ はい = 会う約束を組むときに伝える → いいえ = 次へ

  1. 将来の生活設計(仕事、子ども、住まい)に関わるか?

→ はい = 交際を考える段階で伝える → いいえ = 書かない選択で問題ありません

このフローで「書かない」に行き着く人は少なくありません。日常生活にほとんど影響していない持病を、わざわざ最初に開示する必要はありません。

病名を言わずに必要なことを伝える例文

例文はそのまま使わず、必ず自分の言葉に直してください。 同じ文面が複数の人に届けば、用意された文章であることは伝わります。参考にすべきは、「制約」を「提案」に変えている構造のほうです。

時間の制約を伝える(プロフィール)

「月に何度か通院があるため、平日の夜は動きにくい日があります。そのぶん休日の昼はゆっくり時間を取れます。」 (避けたい書き方:「体調が不安定なのであまり会えないかもしれません」——制約だけを並べて提案がない形)

体調の波を伝える(やり取りが続いた段階)

「体調に波があって、返信が半日ほど空く日があります。無視しているわけではないので、気長に見ていただけたら嬉しいです。」 (避けたい書き方:「すみません、いろいろあって……」——理由も見通しも伝わらず、相手が心配だけを抱える形)

会う約束のときに伝える

「当日、朝に一度体調を確認させてください。難しそうなら早めに連絡します。場所は座って話せるところだと助かります。」 (避けたい書き方:直前まで何も言わず、当日にキャンセルする形)

食事の制約を伝える

「食べられないものがいくつかあるので、お店はご相談させてください。和食かカフェだと選びやすいです。」 (避けたい書き方:「アレルギーがあります」とだけ伝えて、具体的に何が困るのかを共有しない形)

病名を伝えると決めたとき(交際を考える段階)

「前に体調の波の話をしましたが、◯◯という持病があります。通院を続けていて、日常生活は普通に送れています。気になることがあれば聞いてください。」 (ポイント:事実 → 今の状態 → 質問の余地の順に置くと、相手が受け止めやすくなります)

NG例と改善例

✕ NG例○ 改善例何が変わったか
「持病があるので理解できる方限定でお願いします」「体調に波がありますが、そのぶん予定は早めに相談します」条件文を状況の共有に変えました
「病弱なのであまり期待しないでください」「休日の昼にゆっくり会える方だと嬉しいです」自己否定を希望に置き換えました
通院している病院名や地域を書く「月に何度か通院があります」生活圏の特定材料を外しました
診断書や検査結果の画像を見せようとする言葉で必要な範囲だけ伝えるチャットで画像は送れません。無理に見せる必要もありません
家族の病歴まで書く自分のことだけ書く第三者の情報を公開しない形にしました
「元気です」と書いて当日に何度もキャンセル事前に「波がある」と伝えておく相手が予定を立てやすくなりました
相手の書いた持病に「大変ですね」と踏み込む相手が話した範囲でだけ受け止めるこちらから掘り下げない形にしました

特に3行目と5行目は安全に直結します。通院先は生活圏の推測につながります。家族の病歴はあなたの情報ではありません。

相手から健康について聞かれたときの返し方

聞かれた内容答えてよい範囲の目安断り方の例
「体調は大丈夫ですか」答えても答えなくてもよい「気にかけてくれてありがとうございます」
「何の病気ですか」答えなくてよい「もう少し話せるようになったら、ちゃんとお伝えします」
「どこの病院ですか」答えない「そこは伏せさせてください」
「治るんですか」答えなくてよい「医師と相談しながらやっています」
「薬は何を飲んでいますか」答えない(繰り返し聞かれる場合は警戒してください)

断ることは失礼ではありません。 そして、断ったあとの反応は相性の判断材料になります。引き下がる相手は問題ありませんが、問い詰めたり不機嫌になったりする相手は、その一点で判断できます。

想定される反論と、向かない人

「隠していると思われませんか」——書かないことと隠すことは違います。プロフィールに項目がない情報を書かないのは、隠蔽ではなく通常の状態です。 問題になるのは、聞かれて事実と違うことを答えた場合だけです。

「早く言ったほうが誠実では」——誠実さは開示の早さではなく、相手が困らない順番で伝えているかで測られます。会う約束の前に制約を共有していれば、病名が後になっても不誠実にはなりません。

「書いたらいいねが減りませんか」——減る可能性はあります。ただし減るのは、その前提が合わない相手からのいいねです。進んでも同じ理由で止まります。前倒しで分かることは損ではありません。

この記事の考え方が向かない場合もあります。 症状の説明そのものが負担になる方、家族の同意なく話せない事情がある方は、何も書かない選択で構いません。 また、相手の配慮が安全に直結する持病がある場合は、この記事の段階論より優先して、会う前に必ず伝えてください。判断に迷う場合は、記事ではなく主治医など医療機関にご相談ください。

公開前チェックリスト

  • ☐ 病名を書くかどうかを、義務ではなく自分の判断で決めた
  • ☐ 通院先の病院名・地域・最寄り駅を書いていない
  • ☐ 家族の病歴など、第三者の健康情報を書いていない
  • ☐ 「限定」「以外はお断り」などの条件文になっていない
  • ☐ 自己否定で終わらず、会える時間帯や希望が入っている
  • ☐ 制約を、提案の形(「休日の昼なら」など)で書いている
  • ☐ 相手の配慮が必要な事項は、会う約束までに伝える段取りを決めた
  • ☐ 動画に薬・診察券・病院の掲示物などが映り込んでいないか確認した
  • ☐ 読み終えて「話しかけてみようかな」と思える文章になっている

自己紹介文はAIに下書きを作ってもらうこともできます。AIが材料にするのは、あなたが入力済みの情報(年齢・地域・職業・趣味・休日)だけで、入力していない事実を創作することはありません。 健康に関する記述は項目として存在しないため、AIが勝手に書くことはありません。書くかどうかは、あなたが決めてください。

よくある質問

Q. プロフィールに病名を書く義務はありますか? A. ありません。LOVETOKに持病や病名を入力する項目はなく、書かないことによる不利益もありません。

Q. 会ってから伝えるのでは遅いですか? A. 相手の配慮が安全に関わる場合は、会う前に伝えてください。 それ以外は、会ったあとでも遅くありません。目安は「相手が当日の計画を立てるのに必要かどうか」です。

Q. 動画で話すべきでしょうか? A. その必要はありません。自己紹介動画は15〜30秒、質問に答える動画は20種類の質問から選んで合計6本まで投稿できますが、健康について話す質問は用意されていません。 話したい場合も、生活のリズムに触れる程度で十分です。

Q. 伝えたら返信が来なくなりました。 A. つらい結果ですが、前提が合わなかっただけです。関係が進んでから同じ理由で止まるより、負担は小さく済んでいます。しばらく休みたいときは、退会せずに1週間〜半年の休止を選べます。休止中は他の人に表示されません。

Q. 相手が持病を打ち明けてくれました。どう返せばいいですか? A. 相手が話した範囲で受け止めてください。 原因や治療について掘り下げて聞く必要はありません。「話してくれてありがとうございます」と伝えたうえで、会うときの段取りを一緒に考えるほうが実際の助けになります。

Q. 健康食品やサプリ、治療法をすすめられました。 A. 警戒してください。 体調の相談から健康商材や高額な契約に誘導する流れが知られています。金銭が絡んだ時点でやり取りを止めてください。

安全上の注意

  • 健康や病歴の情報は、取り扱いに特に配慮が必要な個人情報とされています。一度公開すると取り消せません。書かない選択が既定であると考えてください(LOVETOK編集部調べ)。
  • 通院先の病院名・地域・診察の曜日と時間帯は、生活圏と行動パターンの推測につながります。 書かないでください。動画や写真に診察券・処方袋・病院の掲示物が映り込んでいないかも確認してください。
  • 家族の病歴はあなた自身の情報ではありません。 本人の同意なく第三者の健康情報を公開することになります。
  • 相手のプロフィールやメッセージに健康の話が出ても、こちらから掘り下げないでください。 病名・治療内容・薬について繰り返し尋ねる相手には警戒してください。通報は全画面から可能で、誰が通報したかは相手に伝わりません。最重要の通報(生命の危険・詐欺など)には3時間以内に対応します。
  • 警察庁や消費者庁は、SNSやマッチングサービスをきっかけとした投資・副業の勧誘やロマンス詐欺への注意を公表しています。体調や不安への共感から金銭・健康商材・高額な契約の話へ進む流れが知られています。金銭が絡んだ時点でやり取りを止めてください。なお、LOVETOKのメッセージで送れるのはテキストのみで、電話番号・メールアドレス・SNSのID・URLは送信前に自動で止まり、相手には届きません。チャットで画像を送る機能もありません。
  • 会う日を決めるときは、人の多い場所を選んでください。LOVETOKには、会う前に日時と場所を登録して家族や友人にリンクで共有できるデート予定の共有があります。共有先に相手の氏名・連絡先は表示されません。
  • 本記事は医療上の助言ではありません。症状や治療についての判断は、必ず医師など医療専門職にご相談ください。金銭・契約のトラブルは消費者ホットライン 188、不安や被害の相談は警察相談専用電話 #9110(緊急時は110番)が利用できます。個別の事情に対する法的な判断はこの記事では示せません。

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参考:本記事は、警察庁・消費者庁・国民生活センター・個人情報保護委員会などが公表する個人情報の取り扱いおよび勧誘・ロマンス詐欺への注意喚起に関する一次情報を参照し、LOVETOK編集部が整理したものです(LOVETOK編集部調べ)。相談先は消費者ホットライン 188、警察相談専用電話 #9110(緊急時は110番)です。医療上の助言および断定的な法的判断は行っていません。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-31

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