居住地域の書き方|なぜ都道府県までなのか、その先はいつ伝えるか

著者:横山隆一/編集:LOVETOK編集部/最終更新:2026-07-31

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結論:プロフィールに書く居住地域は、都道府県までで止めてください。市区町村・沿線・町名は、書いても相手の判断材料にはほとんどならず、特定のリスクだけが増えます。その先を伝えるのは、実際に会う日程を相談する段階で足ります。

「◯◯市に住んでいます」と書くと近い人が見つかりやすい、という考え方があります。しかし実際には、近さを伝えるために必要なのは地名ではなく「会う頻度の見込み」です。 地名を出さなくても、そこは伝えられます。

この記事でわかること

  • LOVETOKで公開される情報と、公開されない情報の線引き
  • 地域の粒度を都道府県までにしている3つの理由
  • 粒度別の比較表(何が得られて、何を失うか)
  • 都道府県が広い場合・狭い場合の書き分けと例文
  • 会うまでに地域情報をどう段階的に開示するかのロードマップ
  • ありがちなNG例と、そのまま置き換えられる改善例
  • 地方在住で母数が気になる人への現実的な考え方

LOVETOKで公開されるもの・されないもの

前提を整理します。

項目扱い
表示名(ニックネーム)公開される
年齢公開される
都道府県公開される
本名公開されない
生年月日公開されない
市区町村より詳細な住所公開されない
電話番号・メールアドレス公開されない
位置情報の共有機能として設けていない
地域での絞り込み検索都道府県まで

LOVETOKは、15〜30秒の自己紹介動画から始まる縦動画型の恋愛マッチングのWebサービスで、対象は20歳以上の方です。現在は会員登録を受け付けています。

注意したいのは、この表がプロフィール項目の話であり、自己紹介文や動画の中身までは制御していないという点です。 設定上は都道府県までしか公開されなくても、自分で「◯◯市に住んでいます」と書けば、そこは公開されます。守られている粒度を、自分の文章で下回らないことが基本になります。

都道府県までにしている3つの理由

理由1:市区町村は特定の速度が段違いに速い

都道府県は、最も人口の少ない県でも数十万人規模の広がりがあります。一方、市区町村まで分かると、そこに年齢・職業・趣味が加わった時点で候補が急速に絞られます。

特に、通勤時間や勤務地の方角を別の場所に書いていると、組み合わせで居住範囲が推定されます。危険なのは一つひとつの情報ではなく、組み合わせです。 通勤情報の扱いは「通勤時間の扱い」で詳しく扱っています。

理由2:市区町村を知っても、相手の判断はほとんど変わらない

相手が地域を見て判断しているのは、実質的に次の2点です。

  1. 会いに行ける範囲かどうか
  2. 会う頻度がどれくらいになりそうか

このどちらも、都道府県と「移動にかかる時間の感覚」で判断できます。 市区町村まで分かっても、判断は変わりません。変わるのは、書いた側のリスクだけです。

理由3:地域を細かくすると、やり取りの前に線が引かれる

「◯◯市」と書くと、その地名に対する印象で判断される場面が出てきます。地名は、本人の情報ではなく地域の印象を持ち込みます。 動画で話し方や雰囲気を見てもらう前に、地名だけで候補から外れるのは、書いた側にとっても損失です。

LOVETOKでは、掲示板・グループチャット・位置情報の共有と詳細検索を意図的に設けていません。地域の粒度も、この方針の一部です。

粒度別の比較表

自分がどこまで書くかを決めるための整理です。

粒度得られること失うこと判定
都道府県のみ◯◯県在住です会いに行ける範囲かの判断ができるほぼない○ 推奨
都道府県+移動感覚県内でも移動に1時間以上かかる地域です会う頻度の見込みが立つほぼない◎ 最も有効
地方・広域エリア県の南のほうですわずかに範囲が絞れる他の情報と組み合わせると特定が進む△ 慎重に
市区町村◯◯市です判断はほとんど変わらない候補が大きく絞られる✕ 書かない
沿線・駅・町名◯◯線沿いです判断は変わらない居住範囲が数百メートル単位まで絞れる✕ 書かない

最も有効なのは、2段目の「都道府県+移動感覚」です。 地名を増やさずに、相手が最も知りたい情報を渡せます。

県の広さによる書き分け

都道府県は面積の差が非常に大きく、同じ「県内」でも意味が変わります。面積が広い都道府県では、県内でも会うのが遠距離に近くなることがあります。逆に面積の小さい都道府県では、県境をまたいだほうが近い場合もあります。

書き分けの型

〔都道府県〕在住です。〔移動時間の感覚〕なので、〔会う頻度の見込み〕になりそうです。

例文A:県内の移動に時間がかかる場合

◯◯県に住んでいます。県内でも端から端まで移動すると数時間かかるので、会えるのは月に1〜2回のペースになるかもしれません。それでも続けられる形を一緒に考えられたら嬉しいです。

例文B:県境をまたいだほうが近い場合

県境の近くに住んでいるので、隣の県のほうが行きやすいこともあります。地域はあまり気にせず、会える頻度のほうをすり合わせられたらと思っています。

例文C:交通の便が限られる場合

車がないと動きにくい地域なので、会うときは日中の時間を長めに取れる日だと助かります。

例文D:都市部で移動が容易な場合

移動はしやすい環境なので、県内のどこでも会いに行けます。時間帯だけ合えば、平日の夜も可能です。

いずれも地名を1つも増やしていない点に注目してください。 伝わっているのは「どれくらいの頻度で会えるか」であり、それが相手の欲しい情報です。

書かないほうがよいのは、地域そのものの評価です。 「田舎なので何もありません」「都会なので出会いは多いです」といった書き方は、事実の共有ではなく印象の押し付けになります。

会うまでの段階的な開示ロードマップ

地域情報は、一度に全部伝えるものではありません。段階を追って粒度を上げてください。

段階伝える粒度目的
プロフィール都道府県+移動感覚会える範囲かの判断
マッチ直後のメッセージ変更なし(都道府県のまま)まだ判断材料は足りている
会う話が出た段階「◯◯方面なら行けます」程度の方角待ち合わせ候補の相談
ビデオ通話変更なし相手を確認する段階であり、住所は不要
日程が決まった段階待ち合わせ駅・エリア実際に会うために必要
会ったあと相手を信頼できると判断してから本人の判断

重要なのは、「会う話が出た段階」と「日程が決まった段階」を分けることです。 会う話が出ただけでは、まだ自宅の近くを伝える必要はありません。待ち合わせ場所は、双方にとって行きやすい人の多い場所を選んでください。 自宅の最寄り駅である必要はありません。

LOVETOKでは、実際に会う前にマッチ成立後かつ年齢確認済みの相手とビデオ通話ができます。録画・録音はしておらず、連絡先を交換せずに顔を見て話せます。 この段階でも住所を伝える必要はありません。

NG例と改善例

NG例1:市区町村を書く

✕ ◯◯市在住です。近い方だと嬉しいです。
○ ◯◯県在住です。会いやすい範囲の方だと、無理なく続けられそうだと思っています。

NG例2:自宅の目印を書く

✕ 川沿いのマンションに住んでいて、部屋から花火が見えます。
○ 家からの眺めが好きで、休日は部屋で過ごすことも多いです。

理由: 建物の特徴や見える景色は、地図と照合できる情報です。動画や写真の背景にも同じ注意が必要です。

NG例3:生活圏の店を並べる

✕ 近所の◯◯にはほぼ毎週行っています。
○ 週末は近所を歩いて過ごすことが多いです。

理由: 行きつけの場所と頻度が揃うと、待ち伏せの材料になり得ます。「どこ」ではなく「どう過ごすか」に置き換えれば、会話の材料は残ります。

NG例4:地域で相手を選別する

✕ ◯◯市周辺の方限定でお願いします。
○ 会う頻度は月に数回くらいを想定しています。同じくらいのペースで大丈夫な方だと嬉しいです。

理由: 地名での限定は、条件を満たさない人を一律に外します。頻度で書けば、遠くても続けられる人が残ります。

NG例5:地域を書かない

✕ (地域について何も書かない)
○ ◯◯県在住です。移動に時間がかかる地域なので、会うのは休日中心になりそうです。

理由: 都道府県は公開項目として表示されますが、移動感覚まで書いてある人のほうが、相手は予定を立てやすくなります。 何も書かないのは安全ですが、機会も減ります。

想定される反論・例外

「地方に住んでいるので、都道府県までだと相手が見つからないのでは」 ——会員数やマッチ数は公表していないため、地域ごとの状況を数値でお伝えすることはできません。ただし考え方として、粒度を細かくしても候補は増えません。 増えるのは特定のリスクだけです。地方在住の場合に有効なのは、地名を細かくすることではなく、会える頻度の見込みを先に示すことです。関連する考え方は「地方在住でも使えるか」で扱っています。

「相手が市区町村を書いているので、こちらも書くべきでは」 ——揃える必要はありません。情報の開示は対等である必要がありません。 相手が書いていることは、相手の判断です。

「地名を書いたほうが会話が広がる」 ——広がりますが、地名を出さなくても地域の話はできます。「海が近いので、休日は海のほうへ行きます」で十分会話になります。地名そのものではなく、地域での過ごし方のほうが話題として続きます。

「引っ越し予定があるので、今の地域を書く意味がない」 ——現在地は書いてください。そのうえで、予定は別途伝えることになります。タイミングは「引っ越し予定がある場合」で扱っています。

細かく書かないほうがよい人もいます。 職業や趣味を具体的に書いている人ほど、地域を細かくすると特定が進みます。プロフィール全体の情報量が多い人ほど、地域は粗くしてください。

安全上の注意(LOVETOK編集部調べ)

居住地域は、個人が特定される情報の中核です。本記事の基準はLOVETOK編集部が整理したものですが、マッチングサービスを介したトラブルについては、警察庁・消費者庁・国民生活センターが継続的に注意を呼びかけています。

  • 地域と行動時刻を同時に書かないでください。組み合わさると、待ち伏せの材料になり得ます
  • 動画・写真の背景に、自宅周辺の風景・郵便物・表札・駅名の看板・車のナンバーが映り込んでいないか確認してください。LOVETOKでは投稿された動画・写真をAI判定と担当者の確認を経てから公開しており、連絡先・URL・QRコードが映り込んでいるものは公開されません
  • 住所を教えるよう繰り返し求められる、「家まで送る」と強く勧められるといった言動があった場合は、応じないでください。通報とブロックは全画面から使え、誰が通報したかは相手に伝わりません。 緊急度が最も高い通報は3時間以内に対応し、確認を待たずにまず相手を非表示にします
  • 初めて会うときは、自宅の最寄り駅を避け、人の多い場所を選んでください。 会う予定は日時と場所を登録して家族や友人にリンクで共有でき、共有先に相手の氏名や連絡先は表示されません
  • しばらく距離を置きたいときは、退会せずに1週間〜半年の休止で他の人に表示されない状態にできます
  • 消費生活に関する相談は消費者ホットライン188、犯罪被害に至らない段階の相談は警察相談専用電話#9110が窓口です

個別の事案が違法にあたるかどうかは状況によって異なります。断定的な判断は避け、各機関の一次情報を確認したうえで、必要に応じて相談してください。

よくある質問

Q. 都道府県は必ず公開されますか? A. 表示名・年齢とあわせて、公開される情報として扱われます。市区町村より詳細な住所は公開されません。

Q. 「関東在住」のような書き方はどうですか? A. 都道府県が公開される以上、あえて広く書き直す意味はありません。都道府県+移動感覚のほうが実用的です。

Q. 出身地は書いてもいいですか? A. 現住所とは別の情報なので、書くこと自体は問題ありません。ただし現住所と出身地が同じ場合は、実質的に居住地の情報になります。「出身地の書き方」も参考にしてください。

Q. 会う場所を相談するときは、結局どこまで伝えますか? A. 待ち合わせに使う駅やエリアまでで足ります。自宅の位置を伝える必要はありません。

Q. 単身赴任や二拠点生活の場合はどう書きますか? A. 「平日は◯◯県、休日は別の県にいることが多いです」のように、都道府県の単位で書けば足ります。

Q. 地域を書いたのに反応がありません。 A. 地域が原因とは限りません。動画や自己紹介文を含めた全体の見直しは「反応がないときの見直し」で扱っています。

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地域は、細かく書いても得られるものが少なく、失うものが多い項目です。都道府県で止め、そのぶん「どれくらいの頻度で会えるか」を書いてください。LOVETOKでは、公開される情報を表示名・年齢・都道府県に絞り、位置情報の共有機能を設けないことで、地域の書きすぎが起きにくい設計を進めています。全体の流れは「LOVETOKの使い方」でご確認ください(LOVETOKは現在、会員登録を受け付けています)。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-31

LOVETOKは15〜30秒の縦動画から始まる恋愛マッチングサービスです。写真だけでは伝わらない話し方・声・表情から、会う前に相手を知れます。

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