「EXIF」とは?写真に残る位置情報の消し方と注意点

著者:横山隆一/編集:LOVETOK編集部/最終更新:2026-08-06

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結論:「EXIF(イグジフ)」とは、写真ファイルの中に自動で書き込まれる撮影情報のことです。撮影日時・カメラの機種・設定値のほか、端末の設定によっては撮影場所の緯度経度が含まれます。写真を見ただけでは分からず、ファイルとして誰かに渡したときに一緒に運ばれます。位置情報を残さない設定にするか、渡す前に削除するのが基本です。LOVETOKでは位置情報を共有せず、公開されるのは都道府県までです。

EXIFは「知らないうちに付いていて、知らないうちに渡ってしまう」情報です。画像そのものには何も写っていなくても、ファイルの中に自宅の座標が入っているということが起こり得ます。この記事では、何が入るのか、どう消すのか、どこで気をつけるべきかを順に整理します。

この記事でわかること

  • 「EXIF」がどういう情報を指す言葉なのか
  • 位置情報が写真に入る条件と、入らない条件
  • EXIFが問題になるのは、どの瞬間なのか
  • 位置情報を「残さない」設定と「消す」手順の違い
  • EXIFを消しても残ってしまうリスク(写り込み)
  • LOVETOKでの写真・位置情報の扱い
  • 過剰に怖がらなくてよい部分

意味

「EXIF」は Exchangeable Image File Format の略で、デジタルカメラやスマートフォンが撮影時にファイルへ書き込む付帯情報の規格を指します。日本語では「Exif情報」「メタデータ」「撮影情報」などと呼ばれます。

写真は「見える部分(画像)」と「見えない部分(情報)」でできている、と考えると分かりやすくなります。EXIFは後者です。

EXIFに含まれ得る主な情報

分類具体例プライバシー上の重さ
位置緯度・経度、標高、方位最も重い(自宅・職場・行動範囲が特定され得る)
日時撮影日時、タイムゾーン中(生活時間帯が推測され得る)
機材メーカー名、機種名低〜中(持ち物の推測につながる)
設定絞り、シャッター速度、ISO、焦点距離
編集履歴使用したソフト名
その他サムネイル画像、著作者名など場合による

重さが段違いなのは1行目です。 機種名が知られても実害は限定的ですが、座標は「どこに住んでいるか」に直結します。

位置情報が入る条件・入らない条件

すべての写真に座標が入るわけではありません。

状況位置情報
端末のカメラに位置情報の利用を許可している入ります
カメラアプリへの位置情報の許可を切っている入りません
機内モード・GPSが届かない場所で撮影入らない、または不正確になることがあります
スクリーンショット通常は入りません(撮影ではないため)
他人から受け取った写真その人の撮影時の設定によります
SNSなどに投稿した後で保存し直した写真投稿先の処理により、削除されている場合があります

最後の2行が盲点です。自分の設定を切っていても、受け取った写真には相手の座標が入っていることがあります。 また、「SNSに上げたら消えるらしい」という理解は、サービスによって挙動が異なるため、前提にできません。

使われる場面

場面使われ方の例
プライバシーの注意喚起で「EXIFに位置情報が残っていませんか」
写真を渡す前に「EXIF消してから送るね」
端末の設定を見直すとき「カメラの位置情報の許可を切っておこう」
写真を整理するとき「撮影日時のEXIFで並べ替える」
撮影の勉強をするとき「この写真のEXIF、絞りいくつだろう」

EXIFは悪者ではありません。 4行目・5行目のように、便利に使われている情報でもあります。問題になるのは、その情報が意図しない相手に渡るときだけです。

EXIFが問題になるのは「どの瞬間」か

ここを整理しておくと、対策の要不要が判断できます。

状態EXIFのリスク
自分の端末に保存しているだけほぼありません(自分しか見ません)
クラウドに自動保存している低〜中(自分のアカウントの管理次第)
ファイルとして誰かに送る高い(そのまま相手の手元に渡ります)
ファイルをそのままどこかに置く(共有リンクなど)高い(誰が見るか分かりません)
サービスに写真をアップロードするサービス側の処理によります

つまり、危険なのは「ファイルのまま渡す瞬間」です。 逆に言えば、渡す前に一手間かければ回避できます。

位置情報を残さない・消す手順

対策には2種類あります。順番として、1のほうが確実です。

1. そもそも記録しない(設定を変える)

端末のカメラアプリに対する位置情報の許可を切ります。一般的な手順は次のとおりです(表記は端末やOSのバージョンで異なります)。

  1. 端末の設定を開きます。
  2. プライバシーまたは位置情報に関する項目を探します。
  3. アプリごとの許可一覧からカメラを選びます。
  4. 「許可しない」を選びます。
  5. 試しに1枚撮影し、後述の方法で位置情報が入っていないか確認します。

この方法の利点は、消し忘れが起きないことです。 撮る時点で入っていなければ、後の作業は不要になります。

欠点は、写真アプリの地図表示や、場所での並べ替えが使えなくなることです。 旅行の記録などで活用している方は、次の方法と併用してください。

2. 渡す前に削除する

すでに撮ってしまった写真から消す方法です。一般的には次の選択肢があります。

方法内容注意
共有時のオプション写真を共有する画面で「位置情報を含めない」に相当する設定を外す共有のたびに指定が必要。忘れやすい
写真アプリの情報編集写真の詳細画面から位置情報を調整・削除する端末により対応が異なります
スクリーンショットを撮り直す写真を全画面表示してスクリーンショットを撮り、そちらを使うEXIFは基本的に付きません。画質は落ちます
ファイルのプロパティから削除パソコン上でファイルの詳細情報を削除するまとめて処理しやすい
変換ソフト・オンラインツールEXIFを除去するオンラインツールに大切な写真を上げること自体がリスクです

手軽さと確実さのバランスがよいのは3番目です。 「スクリーンショットを撮り直す」という方法は、道具も知識も要りません。画質にこだわらない用途であれば、これで十分に目的を果たせます。

確認方法

消えたかどうかを確かめるには、写真アプリでその写真の詳細情報を開き、地図や場所の表示が出ないことを見ます。パソコンであれば、ファイルを右クリックしてプロパティの詳細タブを見る方法があります。

EXIFを消しても安心できない部分(写り込み)

EXIFを削除しても、画像そのものに写っている情報は残ります。 ここを見落とすと、対策した気になって終わってしまいます。

写り込みチェックリスト

人に渡す写真、公開する写真については、次を確認してください。

  • 窓の外の景色に、特徴的な建物・看板・山並みが写っていないか
  • 表札・郵便受け・部屋番号が読み取れないか
  • 車のナンバープレートが写っていないか
  • 制服・社員証・名札が判読できないか
  • 書類・宛名・請求書が机の上にないか
  • 画面(パソコン・テレビ)に個人情報が映っていないか
  • 目や眼鏡への映り込みで周囲が分からないか
  • 同じ場所で撮った写真を何枚も出していないか(複数枚の組み合わせで場所が絞られます
  • 他人が写っていないか(その人の同意なく公開しないでください)

最後から2番目が、特に見落とされます。 1枚では分からなくても、同じ背景の写真が5枚あれば、範囲はかなり狭められます。 EXIFの座標より、こちらのほうが現実的なリスクになる場面もあります。

NG例と改善例

NG例1:撮ったままの写真をファイルで渡す

自宅で撮った写真を、そのままファイルとして送る。位置情報も日時もそのまま渡っています。

改善例1:渡す前に一手間を入れる

カメラの位置情報の許可を切っておく。すでに撮った写真は、スクリーンショットを撮り直したものを使う。


NG例2:EXIFだけ消して安心する

位置情報を削除。ただし写真には表札と最寄り駅の看板が写っていた。

改善例2:EXIFと写り込みを両方見る

上のチェックリストで画像の中身も確認する。消すべきは情報であって、ファイルの属性だけではありません。


NG例3:オンラインのEXIF削除ツールに大切な写真を上げる

顔の写った写真を、知らないサイトにアップロードして処理する。

改善例3:端末の中で完結させる

設定変更・共有オプション・スクリーンショットのいずれかで、写真を外に出さずに処理します。


NG例4:「SNSに上げれば自動で消えるはず」と考える

消えるかどうかはサービスによって異なります。

改善例4:自分の側で消してから渡す

相手やサービスの処理をあてにせず、渡す前に自分で対処します。

LOVETOKでの写真・位置情報の扱い

LOVETOKには、EXIFに起因するリスクが広がりにくい設計が入っています。

項目仕様
写真の枚数メイン1枚+サブ4枚(合計5枚)
写真・動画の審査投稿直後には公開されません。 AI判定+担当者確認を経て公開されます
審査で公開されないもの連絡先・URL・QRコードが映り込んでいるもの
位置情報共有しません。公開は都道府県までです
公開される情報表示名(ニックネーム)・年齢・都道府県のみ
非公開の情報本名・生年月日・住所(市区町村より詳細)・電話番号・メールアドレス
チャットでの画像送信機能として存在しません(送れるのはテキストのみ)
検索の地域指定都道府県まで(詳細な位置での検索はありません)

注目していただきたいのは、下から2行目です。 LOVETOKのメッセージでは画像を送れません。 これは不便な仕様に見えますが、写真ファイルを直接やりとりする場面自体をなくすという意味を持っています。EXIFが問題になる「ファイルのまま渡す瞬間」が、サービスの中に存在しません。

また、位置情報の共有機能そのものを設けていません。 公開されるのは都道府県までです。「今どこにいるか」がやりとりの中で自動的に伝わることはありません。

一方で、プロフィール写真として登録する画像については、写り込みにご注意ください。 審査で連絡先・URL・QRコードは弾かれますが、背景に写った表札や景色まで完全に判断できるわけではありません。 上のチェックリストをご活用ください。

安全上の注意

1. 位置が特定された後に起きること

撮影場所が推測できてしまうと、待ち伏せ・訪問・つきまといといった行為に結びつく可能性があります。 LOVETOKでは、通報を全画面から行え、誰が通報したかは相手に伝わりません。 生命の危険に関わる通報は「最重要」に分類し、3時間以内に対応し、確認を待たずにまず相手を非表示にします。 ブロックすればお互いに表示されなくなり、休止(1週間〜半年)で他の人に表示されない状態にすることもできます。

不安や被害を感じた場合は、警察相談専用電話#9110(緊急時は110番)、金銭が絡む場合は消費者ホットライン188へご相談ください(LOVETOK編集部調べ)。

2. 法律に関する判断は個別に異なります

写真に含まれる位置情報や、写り込んだ他人の情報の取り扱いが、どの規定に関わるかは事案ごとに異なります。この記事は仕組みと自衛の説明であり、特定の事案について法的な結論を示すものではありません。 個人情報の考え方については「「個人情報保護法」とは」も参考になりますが、個別の判断は専門の窓口へお尋ねください。

3. LOVETOKは会員登録を受け付けています

反論・例外・この記事が向かない方

「EXIFは怖い」と煽られすぎている面もあります。 実際には、自分の端末に保存しているだけの写真にEXIFが入っていても、誰にも見られません。 全部の写真から一括で消す必要はありません。

注意すべきなのは、「他人に渡す写真」だけです。 対象を絞れば、作業量はぐっと減ります。

また、位置情報を活用したい方にとっては、カメラの許可を切ることはデメリットです。旅の記録を場所で並べたい、地図で振り返りたいという使い方をしているなら、許可は残したまま、渡すときだけ処理するという選び方で構いません。

この記事が向かないのは、すでに写真が広く出回ってしまった方です。 その段階では削除手順の話は間に合いません。証拠を保存したうえで、#9110などの窓口へ先にご相談ください。

よくある質問

Q. EXIFはどう読みますか? A. 一般に「イグジフ」と読まれます。「エグジフ」と読まれることもあります。

Q. すべての写真に位置情報が入っていますか? A. いいえ。端末のカメラに位置情報の利用を許可している場合に入ります。許可を切っていれば入りません。

Q. スクリーンショットにもEXIFの位置情報は入りますか? A. 通常は入りません。撮影ではなく画面の記録だからです。そのため、位置情報を消す簡易な方法としても使えます。

Q. EXIFを消せば安全ですか? A. 十分ではありません。画像に写り込んだ表札・看板・景色などは残ります。中身の確認も必要です。

Q. LOVETOKのメッセージで写真を送れますか? A. 送れません。チャットで送れるのはテキストのみで、画像の送信機能はありません。

Q. LOVETOKでは居場所が相手に分かりますか? A. 分かりません。位置情報は共有せず、公開されるのは都道府県までです。

Q. プロフィール写真は何枚まで登録できますか? A. メイン1枚とサブ4枚の合計5枚です。いずれも審査を経てから公開されます。

Q. 写真に他人が写っている場合はどうすればよいですか? A. その方の同意なく公開しないでください。可能であれば、自分だけが写っている写真をお使いください。

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EXIFは、消し方を覚える話というより、「ファイルのまま渡さない」という習慣の話です。LOVETOKがチャットでの画像送信を設けず、公開を都道府県までにとどめているのも、渡す場面そのものを減らすためです。安全のための考え方は「LOVETOKの安全への取り組み」にまとめています(会員登録を受け付けています)。

著者:横山隆一(株式会社LINKBANK 代表取締役/LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-31

LOVETOKは15〜30秒の縦動画から始まる恋愛マッチングサービスです。写真だけでは伝わらない話し方・声・表情から、会う前に相手を知れます。

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