マッチングで位置情報を使わない設計|近さが増やす危険を避ける

著者:横山隆一/編集:LOVETOK編集部/最終更新:2026-08-06

LOVETOKは15〜30秒の縦動画から始まる恋愛マッチングサービスです。写真では伝わらない話し方や雰囲気を、会う前に確かめられます。

無料で新規会員登録

ご利用は20歳以上に限ります。年齢確認が完了するまで、いいね・メッセージはご利用いただけません。

結論:位置情報を扱わないのは、「近さ」が便利さと危険さの両方を同時に増やす情報だからです。 距離が分かれば探しやすくなりますが、同じ情報が、相手にとっては「探し当てられる」情報になります。便利さだけを取り出すことができないため、LOVETOKでは扱わないという判断をしています。

LOVETOKでは、公開される地域情報は都道府県までです。検索でも市区町村より細かい指定はできません。メッセージで位置情報を送る機能も存在せず、現在地を共有する仕組みもありません。この記事では、その理由と、位置情報なしで会うところまで進める手順を整理します。

この記事でわかること

  • 位置情報の「粒度」が上がると、特定のリスクがどこで跳ね上がるのか
  • 距離検索が便利であると同時に危険でもある構造
  • 位置情報を持たない設計が、実際に何を防いでいるのか
  • 機能で塞げない「会話から漏れる位置情報」の経路
  • 位置を明かさずに待ち合わせ、会うところまで進める手順
  • 近い相手を探せない代わりに、何を手がかりにすればよいか
  • この設計が向かない人と、扱わなくても防げないこと

独自要素1:位置の粒度と特定リスクの段階表

同じ「住んでいる場所」でも、粒度によって意味がまったく変わります。

粒度特定に近づく度合いLOVETOKでの扱い
地方関東ほぼ影響なし
都道府県埼玉県低い公開される。検索もここまで
市区町村◯◯市公開しない。検索指定もできない
最寄り駅◯◯駅高い機能として扱わない
生活動線通勤経路・よく行く店高い機能として扱わない
現在地地図上の一点非常に高い共有機能を設けていない
自宅建物・部屋決定的公開しない

注目すべきは、都道府県から最寄り駅までの間で危険度が急に上がることです。 都道府県は人口が多く、特定の材料になりません。ところが最寄り駅まで絞られると、行動範囲がかなり狭まります。線を引くならこの区間で、しかも都道府県側に引くのが妥当というのが、LOVETOKの判断です。

なお、公開されるプロフィール情報は表示名(ニックネーム)・年齢・都道府県のみです。本名・生年月日・住所(市区町村より詳細)・電話番号・メールアドレスは公開されません。

距離検索が抱える構造の問題

「近くにいる人を探せる」機能は、たしかに便利です。会いやすい相手が見つかり、移動の負担も減ります。しかしこの機能には、探す側と探される側が同時に成立するという性質があります。

  • 自分が「近い人」を見つけられるということは、自分も「近い人」として見つけられている
  • 距離の表示は、時間帯を変えて何度か見れば、行動範囲の推測材料になる
  • 相手を拒否したあとも、距離という情報だけは相手の記憶に残る

ここで問題なのは、拒否や退会をしても「渡した近さの情報」は取り消せない点です。 ブロックはお互いに表示されなくなりますが、既に見られた情報は戻りません。位置情報は、連絡先と同じく取り消せない情報の系統に属します。

LOVETOKでは、この種の情報をそもそも持たない設計にしています。持たない情報は、漏れることも、推測の材料になることもありません。 同じ考え方で、足あとに記録するのは最終閲覧日時のみで、閲覧回数は記録していません。

それでも「近さ」は必要になる

とはいえ、実際に会うためには近さの調整が必要です。ここを曖昧にしたままでは実用的ではありません。

LOVETOKの考え方は、「機能で近さを探す」のではなく「会話で近さを決める」というものです。都道府県が分かっていれば、会える範囲かどうかの判断はつきます。そこから先は、当人どうしが会話の中で「この辺りなら行けます」と調整すればよく、サービスがその情報を保持する必要はありません。

この違いは重要です。会話で伝えた情報は相手一人にしか渡りませんが、機能として持たせた情報は仕組みの中に残ります。

独自要素2:位置が漏れる経路の自己点検リスト

機能で塞げるのは、システムが扱う位置情報だけです。実際に生活圏が漏れる経路の多くは、会話と投稿にあります。 投稿前・会話中に確認してください。

動画・写真について

  • ☐ 背景に自宅の外観、マンション名、表札が写っていない
  • ☐ 窓の外に、特徴的な建物や看板が写っていない
  • ☐ 駅名・バス停名・地名の看板が写っていない
  • ☐ 車のナンバー、自転車の防犯登録シールが写っていない
  • ☐ 制服や社章など、勤務先が推測できるものが写っていない
  • ☐ 郵便物や宅配伝票が写っていない

会話について

  • ☐ 最寄り駅を答えていない
  • ☐ 「◯◯線を使っている」と路線名を出していない
  • ☐ 通勤時間から住んでいる範囲が絞れる話をしていない
  • ☐ 「毎週◯曜の夜は◯◯にいる」という固定の行動を伝えていない
  • ☐ よく行く店や施設を、具体名で複数挙げていない
  • ☐ 帰る方向を伝えていない

両方に共通すること

  • ☐ 表示名を、他サービスで使っている名前と同じにしていない
  • ☐ 一つひとつは無害でも、組み合わせると絞り込めないか確認した

最後の項目が最も見落とされます。 「路線名」「勤務時間帯」「よく行く店」は、単体では誰も特定できません。しかし3つそろうと範囲は一気に狭まります。危険なのは1つの情報ではなく、情報の交差点です。

なお、投稿された動画・写真は審査を経て公開され、連絡先・URL・QRコードが映り込んでいるものは公開されません。ただし背景の建物や景色から生活圏が推測できるかまで機械的に判定できるとは限らないため、投稿前の自己確認は欠かせません。

独自要素3:位置情報なしで待ち合わせる手順

現在地の共有機能がなくても、会うところまでは問題なく進められます。

  1. 会える範囲かを都道府県で判断する。プロフィールで確認できます
  2. 中間地点ではなく「双方が知っている大きな駅」を選ぶ。中間地点を探そうとすると、互いの生活圏を明かす会話になります。知名度で選ぶほうが、位置を明かさずに済みます
  3. 昼間の時間帯を指定する。切り上げやすく、暗さや終電に縛られません
  4. 改札や出口の番号まで決める。「◯◯駅の東口改札前、◯時」まで決めれば、当日の連絡は不要です
  5. 屋内で人の多い店を指定する。個室、相手の車での移動、自宅は避けます
  6. 予備の集合場所を1つ決めておく。混雑して会えない場合に備えます
  7. デート予定の共有機能で、日時と場所を家族や友人に共有する。共有先に相手の氏名・連絡先は表示されません。無事に終わったら報告もできます
  8. 帰りは自分で移動する。送ってもらうと、降りる場所から生活圏が分かります

8番は当日いちばん流されやすい項目です。 「近くまで送ります」という申し出は好意から出ることが多く、断りにくく感じます。「歩きたいので」「寄るところがあるので」と、理由を短く用意しておくと流れを止めやすくなります。

近い人を探せない代わりに、何を手がかりにするか

距離で絞れない分、別の軸を使います。

手がかり内容
趣味150種類以上から選択でき、無いものは自由に追加できます
詳細プロフィール職業・休日・結婚歴・結婚への意思・お酒・タバコなど
質問への回答動画20種類の質問から選んで回答。話し方や価値観が分かります
自己紹介動画15〜30秒。声・表情・雰囲気が伝わります
キーワード検索気になる語で探せます
項目ごとのいいね「この動画」「この回答」に反応でき、会話の起点になります

距離が近いことと、続く関係になることは別の話です。 移動の負担は現実的な問題ですが、都道府県が分かっていれば見当はつきます。そのうえで休日が合うか、会う頻度の希望が合うかのほうが、長さには効きます。

この設計が向かない人

  • 「いま近くにいる人」とすぐ会いたい人:現在地を共有する機能はありません
  • 市区町村で細かく絞りたい人:検索の粒度は都道府県までです
  • 通勤圏内かどうかを機能で判定したい人:会話で確認する必要があります

「不便だ」という評価は正当です。 一方で、この不便は自分にも相手にも同じようにかかっています。あなたが相手の生活圏を知れないということは、相手もあなたの生活圏を知れないということです。

扱わなくても防げないこと

位置情報を持たない設計で防げるのは、サービスが保持する情報からの特定だけです。会話の中で自分から話した情報、投稿に写り込んだ情報、会ったときに相手が見た情報は防げません。実際の被害の入口は、機能よりも会話にあります。

また、一度会った相手には、帰る方向や交通手段といった情報が自然に伝わります。 会ったあとの関係で起きるトラブルは、サービス内の機能では捕捉できません。会う前の備えと同じくらい、予定と結果を誰かに共有しておくことが実質的な備えになります。

不安を感じる時期には、退会せずに1週間〜半年のあいだ他の人に表示されない状態にできる休止機能もあります。無理に続けるより、いったん離れるほうが安全です。

安全上の注意と相談先

本記事の整理は、LOVETOKの機能仕様と公的機関の注意喚起をもとにLOVETOK編集部が整理したものです(LOVETOK編集部調べ)。

LOVETOKの対象は20歳以上の方です。相手が20歳未満ではないかと感じた場合は、確信がなくても通報してください。未成年(法律上18歳未満)の可能性がある投稿については、AIだけで判断せず必ず担当者が確認する運用にしています。通報は誰が通報したかが相手に伝わらない仕組みで、最重要(未成年の疑い・生命の危険・暴力・詐欺)は3時間以内を目安に対応し、確認を待たずにまず相手を非表示にします。

つきまといや待ち伏せなど身の危険を感じる事態は、緊急ではない相談であれば警察相談専用電話「#9110」、金銭や契約に関する消費者トラブルは消費者ホットライン「188」(消費生活センター)が窓口です。事件性がある場合や身の危険が差し迫っている場合は110番を利用してください。手口の傾向や注意喚起は、警察庁・消費者庁・国民生活センターの公表情報が参考になります。個別の法的判断は避け、専門家または関係機関にご確認ください。

よくある質問

Q. 相手との距離は表示されますか? A. 表示されません。分かるのは都道府県までです。

Q. メッセージで待ち合わせ場所の地図を送れますか? A. 位置情報の送信機能はありません。テキストで駅名や出口を伝えてください。

Q. 市区町村で検索できますか? A. できません。地域の指定は都道府県までです。

Q. 相手に住んでいる市区町村を聞かれたら? A. 答える義務はありません。「会えそうな範囲かだけ確認できれば十分です」と返して構いません。

Q. 会う約束をしたことを誰かに知らせておけますか? A. デート予定の共有機能があります。日時と場所を登録し、家族や友人にリンクで共有できます。共有先に相手の氏名・連絡先は表示されません。


関連記事:初めて会う日の進め方は「初めて会うときの基本」、行動面の基本は「安全に使うための基本」、機能を減らす考え方そのものは「安全のための設計思想」で解説しています。

位置情報の扱いを含め、LOVETOKが仕組みの側で行っていることは「安全への取り組み」にまとめています。会員登録を受け付けていますが、住んでいる場所をどこまで見せるかは、始める前に決めておけることの一つです。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-31

LOVETOKは15〜30秒の縦動画から始まる恋愛マッチングサービスです。写真だけでは伝わらない話し方・声・表情から、会う前に相手を知れます。

無料で新規会員登録

ご利用は20歳以上に限ります。年齢確認が完了するまで、いいね・メッセージはご利用いただけません。

縦動画で人柄が伝わる恋愛マッチング20歳以上・ブラウザで使えます

新規会員登録はこちら