フリーランス・自営業の書き方|誤解を減らす伝え方

著者:横山隆一/編集:LOVETOK編集部/最終更新:2026-07-31

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結論:フリーランス・自営業の人がプロフィールで取り組むべきなのは「よく見せること」ではなく、「誤解を先に解いておくこと」です。 収入が不安定そう、時間が自由すぎて生活が読めない、そして最も厄介な「勧誘が目的なのでは」という警戒。これらは職業欄の一語から生まれます。この記事では、実際に起きやすい6つの誤解と、それぞれをプロフィール上でどう打ち消すかを整理します(LOVETOK編集部調べ)。

この記事でわかること

  • 「フリーランス」「自営業」という言葉が読み手に何を連想させるのか
  • 実際に起きやすい6つの誤解と、それぞれの解き方(対照表)
  • 勧誘目的だと疑われないために、書いてはいけないこと
  • 業種別の言い換え例(特定されず、仕事の中身が伝わる粒度)
  • 例文3パターンと、それぞれが向く場面・向かない場面
  • 収入や将来について聞かれたときの返し方
  • 公開前チェックリスト、よくある質問、安全上の注意

「フリーランス」という一語が運んでしまうもの

職業欄に「フリーランス」「自営業」「個人事業主」と書いたとき、読み手はその四文字から自分の経験や見聞きした話を補ってイメージを作ります。あなたの実際の働き方は、まだ何も伝わっていません。

補われる中身は人によって違いますが、傾向はあります。落ち着いた印象を持つ人もいれば、収入や将来の話に不安を感じる人もいます。そして無視できないのが、マッチングサービスにおける「自営業」という表記は、勧誘目的のアカウントでも使われてきたという事情です。これはあなたの落ち度ではありませんが、読み手の警戒として現実に存在します。

だからこそ、フリーランス・自営業の人のプロフィールは、盛るより先に解くという順番になります。実績や年商を書き足すほど警戒は強まり、日常の生活が伝わるほど警戒はほどけます。

誤解と事実の対照表

読み手が抱きやすい誤解を6つに分け、それぞれをどう打ち消すかを整理しました。

よくある誤解読み手の内心プロフィールでの解き方
① 収入が不安定なのでは生活が成り立っているのか気になる金額は書かない。「何年続けているか」「仕事の入り方」を書く。継続年数は安定の代わりになる
② 時間が自由すぎて生活が読めない昼夜の区別があるのか分からない「平日の日中に働いています」など実際の生活リズムを書く
③ いつでも会えるはず急な誘いに応じて当然と思われる「調整はしやすいですが、締切前は動けません」と融通の限界を書く
④ 仕事と生活の境目がない休みがなさそう、家族との時間が持てなさそう「日曜は仕事を入れないようにしています」など区切り方を書く
⑤ 将来が不安そう結婚や住まいの話に進めるのか「今の働き方を続けるつもりです」など継続の意思を一言
⑥ 勧誘やビジネスが目的では話が投資・副業に向かうのでは事業名・SNS・実績・年商を書かない。生活の話を多くする

⑥がいちばん強く効きます。書かないことによって解ける誤解である点が、ほかの5つと違います。

勧誘目的と疑われないために書かないこと

真面目に働いている人ほど、つい書いてしまうのが次の項目です。いずれも、警戒される側に回りやすくなります。

  • 屋号・店舗名・法人名・サービス名
  • 事業のURL、SNSアカウント名、作品や実績の掲載先
  • 「年商」「月商」「◯年で◯倍」などの数字
  • 「経営者」「代表」「起業家」といった肩書きの強調
  • 「時間と場所に縛られない働き方」「自由な生き方」といった言い回し
  • 「同じように頑張っている人と繋がりたい」「意識の高い方歓迎」
  • 高級車・高級店・海外・パソコンとカフェの組み合わせが強調された写真

最後の2つは特に注意してください。言葉の意味としては何も間違っていないのに、勧誘の定型文とよく似ているためです。同じことを伝えたいなら、「仕事は自分で調整しています」「続けてきた仕事です」といった、生活寄りの表現に置き換えてください。

なお、LOVETOKのメッセージでは電話番号・メールアドレス・SNSのID・URLは送信前に自動で止まり、相手には届きません。プロフィールの写真や動画についても、投稿してすぐには公開されず、AIの判定と担当者の確認を経て公開されます。連絡先やURL、QRコードが映り込んでいるものは公開されません。仕事の宣伝には使えない設計になっている、と理解してください。

業種別の言い換え例

職業欄は、業種または職種の粒度で書き、所属や屋号は書かないのが基本です。フリーランス・自営業の場合は「何をしている人なのか」が伝わりにくいので、一段だけ具体にします。

書かないほうがよい例言い換え例
「◯◯という屋号でデザイン事務所をやっています」「デザインの仕事を個人で受けています。10年目です」
「◯◯市で美容室を経営(お店のアカウントはこちら)」「小さなお店を自分でやっています。定休日は火曜です」
「Web制作フリーランス/年商◯◯万」「Web制作の仕事を在宅中心でしています」
「投資と物販で生計を立てています」(そもそも警戒されやすい表現です。実際の作業内容に近い言葉へ)
「コンサルタント(詳細はDMで)」「企業向けの仕事をしています。内容は会ってからお話しします」
「実家の会社を継ぎました。◯◯業界です」「家業を継いで、◯◯関係の仕事をしています」
「カメラマン(作品はSNSで)」「撮影の仕事をしています。土日は現場が多いです」
「農家をやっています。◯◯町の◯◯農園」「農業をしています。季節で忙しさが変わります」

言い換えても情報量はほとんど減っていません。減っているのは「そこへ行けば会える」「そのアカウントを見れば身元が分かる」という部分だけです。

例文3パターン(そのまま使わないでください)

以下は型を示すための例文です。そのまま貼ると、実際の働き方と食い違ったり、他の人と同じ文面になったりします。必ず自分の言葉と実態に直してください。LOVETOKでは、自己紹介文を例文から選ぶことも、入力済みの情報(年齢・地域・職業・趣味・休日)をもとにAIに下書きを作ってもらうこともできます。AIが事実を創作することはなく、あくまで下書きなので、最後は自分で整えてから使ってください。

例文A:在宅中心のフリーランス(制作・執筆・開発など)

在宅で制作の仕事をしています。独立してから8年目で、生活のリズムはわりと規則的です。平日の日中に働いて、夜と日曜は仕事を入れないようにしています。締切の前だけは動けなくなりますが、それ以外は予定を合わせやすいほうだと思います。

向く場面:働き方が安定していて、生活リズムを具体的に書ける人。 向かない場面:実際には昼夜が逆転している人。書いた通りの生活が続かないと、後で説明が増えます。

例文B:店舗を持つ自営業

小さなお店を自分でやっています。定休日は火曜で、そのほかに月に何日か休みを取っています。開店してから6年、常連さんに支えられてなんとか続いています。夜は遅くなるので、会うなら定休日か、昼の時間が取りやすいです。

向く場面:店名を出さずに、働き方と誠実さを伝えたい人。 向かない場面:地域と業種だけで店が特定できてしまう場合。業種を一段広い言葉にしてください。

例文C:独立して日が浅い人

会社員から独立して2年目です。まだ収入の波はありますが、生活は落ち着いてきました。仕事は自分で調整できるので、休みは合わせやすいほうです。これからも同じ仕事を続けていくつもりです。

向く場面:短所を隠すより、現状と意思を並べて書きたい人。 向かない場面:不安を強調しすぎると重くなります。「なんとかやっています」程度の温度に留めてください。

収入や将来について聞かれたときの返し方

やり取りが進むと、収入の見通しや将来について聞かれることがあります。答えないことは失礼ではありません。ただし、はぐらかすと不誠実に映るので、「答えられる範囲」と「今は答えない範囲」を分けて示すのが実用的です。

具体的な金額はまだお伝えしていないのですが、生活は問題なく回っています。何年か続けられているので、そのあたりは安心してもらえたらと思います。

波はあります。ただ、悪い年でも生活が崩れないように準備はしています。もう少し話せるようになったら、もっと具体的にお伝えしますね。

この仕事を辞めるつもりはないです。働き方が合っているので、続けていく前提で考えています。

逆に、こう聞かれたら距離を置いてください。 「その仕事、もっと稼げる方法がある」「自分も同じことをしていて教えられる」「一緒にやらないか」という流れは、仕事の話に見せかけた勧誘の入り口である場合があります。金銭や契約の話が出た時点でやり取りを止め、必要なら通報してください。

想定される反論と、向かない人

「実績を書けば信頼につながるのでは」 — 場面によります。仕事を探す場では有効ですが、恋愛や交際を目的とした場では、実績の列挙は「売り込み」に見えます。信頼は数字ではなく、生活の描写から伝わります

「収入を書かないと、経済力を心配されませんか」 — 心配する人はいます。ただし金額を書いても心配は消えず、別の問題(金銭目的の相手を引き寄せる、話の中心が金銭になる)が増えます。継続年数と生活リズムのほうが、実際には安心材料になります。

「自由な働き方に憧れる人と出会いたい」 — その動機自体は自然ですが、プロフィールにその条件を書くと、勧誘目的の相手が近づく理由を与えてしまいます。書かずに、会話の中で自然に確かめてください。

この記事の内容が向かない人:仕事の宣伝や集客を目的としている場合、LOVETOKは向きません。利用者間の金銭のやり取りは想定しておらず、外部への誘導も機能として止まります。

公開前チェックリスト

  • ☐ 屋号・店名・法人名・サービス名を書いていない
  • ☐ 事業のURL、SNSアカウント名、実績の掲載先を書いていない
  • ☐ 年商・月商・収入の具体的な金額を書いていない
  • ☐ 「経営者」「起業家」などの肩書きを強調していない
  • ☐ 「時間と場所に縛られない」「意識の高い方」などの言い回しがない
  • ☐ 何年続けている仕事かが分かる
  • ☐ 平日と休日の生活リズムが伝わる
  • ☐ 「いつでも会える」と誤解されない書き方になっている(融通の限界を書いた)
  • ☐ 写真・動画に店舗名、商品、名刺、パソコン画面の情報が写っていない
  • ☐ 例文をそのまま使わず、自分の実態に直している
  • ☐ 収入について聞かれたときの答え方を決めてある

よくある質問

Q. 職業欄は「自営業」と「フリーランス」のどちらがよいですか。 A. 言葉の選択より、そのあとに続く一文のほうが影響します。どちらを選んでも、生活リズムと継続年数を添えてください。

Q. 独立したばかりで、まだ収入が安定していません。書くべきですか。 A. 「◯年目です」と書くだけで十分です。金額や不安定さを詳しく書く必要はありません。聞かれてから答えれば足ります。

Q. 仕事の話をすると、勧誘だと思われて返信が止まります。 A. 仕事の中身より生活を話してみてください。「何をしているか」より「何時に起きて、いつ休むか」のほうが、警戒を解く力があります。

Q. 相手に会社員の安定を求められました。 A. 価値観の違いです。合わせて偽るより、早い段階で分かれるほうが双方にとって良い結果になります。すべての人と合う必要はありません

Q. 動画では仕事の話をしたほうがいいですか。 A. 20種類の質問から選べる動画(合計6本まで)のうち、「休日はどう過ごしていますか」といった質問に答えるほうが向いています。仕事の説明は文章、人柄は動画という分け方がおすすめです。

Q. 繁忙期は返信ができません。アカウントはどうすればいいですか。 A. 退会しなくても、1週間から半年まで他の人に表示されない状態にできる「休止」があります。無理に続けるより、いったん止めるほうが印象を損ないません。

安全上の注意(LOVETOK編集部調べ)

  • 屋号・店舗名・事業のURLは、それ単体で個人を特定できる情報です。検索すれば所在地・営業時間・本名にたどり着けることが多く、プロフィールに書く利点よりリスクが上回ります。
  • 収入や事業の規模を熱心に確認してくる相手には注意してください。警察庁・消費者庁・国民生活センターは、SNSやマッチングサービスをきっかけとした投資・副業の勧誘、いわゆるロマンス詐欺、マルチ商法への勧誘について注意喚起を公表しています。信頼関係を築いてから金銭の話に進む手口が知られています。
  • 「事業の相談に乗る」「取引先を紹介する」という申し出も、金銭や契約が絡んだ時点で立ち止まってください。LOVETOKは利用者間の金銭のやり取りを想定していません。
  • 外部サイトやSNSへ誘導しようとする相手には応じないでください。LOVETOKのメッセージでは、電話番号・メールアドレス・SNSのID・URLは送信前に自動で止まります。
  • 金銭・契約のトラブルは消費者ホットライン 188、不安や被害の相談は警察相談専用電話 #9110(緊急時は110番)が利用できます。
  • 本記事は一般的な整理であり、断定的な法的判断は行っていません。個別の判断が必要な場合は専門家または関係機関にご相談ください。

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フリーランス・自営業の人ほど、プロフィールの一語で判断される場面が増えます。LOVETOKで動画と自己紹介文をどう組み合わせるか、いいねからマッチまでの流れは「LOVETOKの使い方」で確認できます。なお、LOVETOKは20歳以上の方を対象としたWebサービスで、現在は会員登録を受け付けています。

参考:本記事は、警察庁・消費者庁・国民生活センターが公表する投資勧誘・副業トラブル・ロマンス詐欺に関する注意喚起および個人情報保護に関する一次情報を参照し、LOVETOK編集部が整理したものです(LOVETOK編集部調べ)。相談先は消費者ホットライン 188、警察相談専用電話 #9110(緊急時は110番)です。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-31

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