副業の話が出たとき

結論:副業そのものは珍しい話題ではありません。危ないのは「副業の話」ではなく、そこから始まる「費用の負担」「外部への移動」「人の紹介」です。この3つのどれかが出てきたら、内容を検討せずに会話を終えて構いません。 相手の仕事が本当かどうかを見極める必要はありません。求められているものが何かだけを見れば判断できます。

この記事でわかること

  • 雑談として自然な副業の話と、立ち止まるべき副業の話の線引き
  • 勧誘の入口でよく使われる言い方と、その先で求められること
  • そのまま使える、短い断り方の例文
  • 断ったあとにやっておく3つのこと(記録・通報・ブロック)
  • お金を払ってしまったときの相談先

なお本記事は、特定の働き方や事業の是非を評価するものではなく、マッチングサービス上でのやり取りにおける安全確保の観点で整理しています(LOVETOK編集部調べ)。

まず線引き:この話は危ないのか

「副業の話が出た=勧誘」と決めつける必要はありません。仕事の話は自己紹介の一部でもあります。判断は、話題ではなく求められるもので行ってください。

相手の話し方 判断 理由
「本業のほかに週末だけ手伝っている仕事がある」 雑談として問題なし 自分の生活の説明で終わっている
「副業でこういう分野に興味がある」と聞かれる 雑談として問題なし 話題の共有であり、行動を求めていない
「よかったら一緒にやらない?」 立ち止まる 参加を求め始めている
「詳しくは別のところで説明する」 関わらない 記録が残らない場所へ移そうとしている
「最初に教材費(登録料・初期費用)がいる」 関わらない 先にお金を出させる形になっている
「紹介したい人がいる」「上の人と話してみて」 関わらない 断りにくい人間関係をつくる段取り
「あなたなら向いている」「今なら枠がある」 関わらない 特別扱いと期限で考える時間を奪っている

境目はシンプルです。相手の生活の話で終わるなら雑談、あなたの行動やお金を求め始めたら勧誘です。恋愛や交際を目的として知り合った相手から、こちらの支出や登録を求められる時点で、その話に応じる理由はありません。

入口の言葉と、その先で起きること

副業の勧誘は、いきなり金額の話から始まりません。恋愛の会話に自然に混ぜて、段階的に近づいてくるのが特徴です。

  • 「今の働き方に不安はない?」…将来の不安に共感し、話題をお金に寄せる
  • 「私も前は同じだったけど、いい方法を知ってから変わった」…成功体験を語り、続きを聞かせる
  • 「スマホだけでできる」「難しい作業はない」…手軽さを強調し、心理的な負担を下げる
  • 「詳しい資料を送りたい」…外部の連絡手段へ移そうとする
  • 「始めるのに少しだけ費用がかかる」…ここで初めて負担が出てくる
  • 「今日中に決めれば間に合う」…相談する時間を与えない

LOVETOKでは、メッセージで送れるのはテキストのみで、画像・動画・音声・ファイル・位置情報を送る機能がありません。また、電話番号・メールアドレス・SNSのID・URLは送信前に自動で止まり、相手には届きません。そのため副業の勧誘は「別の場所で話そう」という誘いとセットになりやすく、その誘いそのものが分かりやすいサインになります。

そのまま使える断り方

丁寧に説明しようとするほど会話は長引き、相手には説得の材料が増えます。短く、理由を足さず、それ以上続けないのが安全です。

副業の話には関わらないようにしています。この話題はここまでにさせてください。

ごめんなさい、お金や登録が必要な話はすべてお断りしています。

恋愛のつもりでお話ししていたので、この流れは合わないと思います。ここで失礼します。

送信したあとは、返信を待たなくて構いません。相手が食い下がる、機嫌を損ねる、「話を聞くだけでいい」と言い換えてくる場合も、応じる必要はありません。うまく断ろうとしなくて大丈夫です。

なお、「考えておきます」「今は忙しくて」といった保留は避けてください。再び連絡してくる口実になります。断る言葉は、期限のない形で言い切るほうが結果的に穏やかに終わります。

断ったあとにやる3ステップ

ステップ1:記録を残す(当日中)

削除やブロックの前に行ってください。

  • 相手の表示名と、やり取りの日時
  • 副業の勧誘に当たるメッセージの内容
  • 相手が示した名称(サービス名・団体名・紹介者名など)
  • 支払いをしてしまった場合は、その明細と支払先

ステップ2:通報する(当日中)

通報は全画面から可能で、誰が通報したかは相手に伝わりません。 勧誘は「中」の緊急度として72時間以内、詐欺に当たる疑いがある場合は「最重要」として3時間以内の対応を目安にしています。最も緊急度の高い通報については、確認を待たずにまず相手を非表示にします。被害が出ていなくても通報して構いません。同じ相手からの勧誘を、ほかの利用者に対しても止めることにつながります。

ステップ3:ブロックする

通報のあとにブロックすると、お互いに表示されなくなります。順番を逆にすると、通報時に必要な情報を確認しにくくなることがあります。

お金や契約が動いてしまったとき

すでに費用を払った、契約書に署名した、口座やカードの情報を伝えた場合は、早い段階での相談が有効です。

  • 契約や支払いに関する相談:消費者ホットライン 188(最寄りの消費生活センター等につながります)
  • 犯罪の疑いや身の安全への不安:警察相談専用電話 #9110(緊急時は110番)
  • カードや口座を使った場合は、金融機関にも速やかに連絡してください

消費者庁・国民生活センターは、SNSやマッチングサービスで知り合った相手から副業や情報商材を勧められる相談が寄せられていることを継続的に公表しています。警察庁も、直接会ったことのない相手への送金について注意を呼びかけています(LOVETOK編集部調べ)。個別の事案が法律上どう扱われるかは状況によって異なるため、ご自身で断定せず、事実を整理して窓口に伝えてください。

また、被害のあとに「取り返せます」「返金の手続きを代行します」と接触してくる相手にも注意が必要です。応じる前に、必ず公的な窓口へ相談してください。

安全上の注意

  • 「稼げる話」を紹介されたら、金額の大小にかかわらず関わらないでください。少額から始める形は、次の請求への入口になりがちです。
  • 口座の名義貸し、代理での送金や振込、荷物の受け取りの依頼は、犯罪に巻き込まれる可能性があります。応じずに通報し、#9110へ相談してください。
  • 本人確認は、公的な身分証と顔照合(eKYC/株式会社TRUSTDOCK)で行い、身分証の画像は当社では保存しません。確認が完了するまで、いいね・マッチング・メッセージ・ビデオ通話・課金はすべて使えません。ただし本人確認は実在と年齢を確かめるもので、勧誘そのものを完全に防ぐものではありません。
  • LOVETOKは利用者間の金銭のやり取りの仕組みを設けていません。サービス内の支払いは当社との取引に限られます。
  • 家族や友人に話しにくいと感じたら、その感覚自体がサインです。第三者に話すことをためらわないでください。

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副業の話を断ることは、失礼でも冷たいことでもありません。連絡先の自動ブロックや通報の仕組みについては「LOVETOKの安全対策」でまとめています(現在、会員登録の受付を準備中です)。

参考:本記事は、消費者庁・国民生活センター・警察庁が公表している注意喚起をもとに、LOVETOK編集部が整理しました(LOVETOK編集部調べ)。困ったときの相談先は、消費者ホットライン188/警察相談専用電話#9110(緊急時は110番)です。本記事は個別の事案についての法的な判断を示すものではありません。必要な場合は関係機関や専門家にご相談ください。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-27