結論:最初の3秒に入れるのは情報ではなく「表情」です。顔が見えて、声が届いて、名前が分かる。この順番で3秒を組み立てると、出だしで飛ばされにくくなります。 冒頭で趣味や仕事を詰め込む必要はありません。3秒でやることは、続きを見てもらうきっかけを作ることだけです。
この記事でわかること
- 最初の3秒で離脱が起きる理由
- 3秒を1秒ずつに分けた組み立て方
- 挨拶と名前の置き方4パターンと使い分け
- 冒頭でやりがちなNG例と改善例
- 3秒だけを撮り直す5ステップ
縦動画は「出だし」で見るか決まる
縦動画のフィードは、上下のスワイプで次々と切り替わります。つまり視聴者は、最初の数秒だけを見て「続きを見るか、次へ行くか」を判断しています。これは相手が冷たいのではなく、縦型フィードという形式の特性です。
このとき判断材料になるのは、話した内容ではありません。その時点ではまだ、内容はほとんど耳に入っていないからです。 実際に伝わっているのは、顔が見えるかどうか、明るいかどうか、表情が硬すぎないか、声が聞き取れるか、という感覚的な情報です。だからこそ、冒頭で情報を増やすより、見やすさと表情を整えるほうが効きます。
3秒を1秒ずつに分ける
3秒はとても短いようですが、1秒ずつ役割を割り振ると意外と収まります。
| 時間 | 画面で起きていること | 声 | この1秒の役割 |
|---|---|---|---|
| 0〜1秒 | 顔が画面に収まり、静止している | 無音でよい | 顔が見えることを先に伝える |
| 1〜2秒 | 口角が少し上がる | 「はじめまして」 | 表情と声のトーンを届ける |
| 2〜3秒 | 目線がカメラに合っている | 「○○です」 | 呼び名を渡す |
ポイントは、0〜1秒に声を入れないことです。録画ボタンを押した直後は姿勢も表情も整っていないことが多く、そこに声を重ねると出だしが慌ただしくなります。1秒待ってから話し始めるだけで、落ち着いた入り方になります。
挨拶と名前の置き方4パターン
冒頭の言葉は、次の4つのどれかに当てはめれば十分です。凝った言い回しは必要ありません。
| パターン | 例 | 向いている人 | 印象 |
|---|---|---|---|
| 基本型(挨拶+名前) | 「はじめまして、○○です」 | 迷ったらこれ | 素直で分かりやすい |
| 名前先行型 | 「○○です。よろしくお願いします」 | 呼び名を覚えてほしい人 | はきはきした印象 |
| 一言添え型 | 「はじめまして、○○です。緊張しています」 | 硬い表情になりやすい人 | 素の感じが出る |
| 話題先出し型 | 「はじめまして、○○です。休日はよく山に行きます」 | 趣味で共通点を作りたい人 | 内容に早く入れる |
避けたいのは、名前を最後まで言わないことです。呼び名が分からないままだと、相手はプロフィールを見返す一手間が増えます。ニックネームで構わないので、3秒以内に一度は名乗っておきましょう。なお、本名や名字は動画で言う必要はありません。
最初の表情の作り方
冒頭の表情は、狙って作るというより「準備してから録画する」ものです。撮影ボタンを押してすぐ話そうとすると、直前の真顔がそのまま1秒目に残ります。
- 録画を開始したら、まず一度息を吐く
- 口を軽く閉じ、口角を少しだけ上げる
- カメラのレンズを見る(画面の自分ではなくレンズ)
- 1秒たってから「はじめまして」と話し始める
口角は上げすぎなくて構いません。動画は静止画と違って動きがあるため、わずかな表情の変化でも十分に伝わります。
冒頭でやりがちなNG例と改善例
| NG例 | 何が起きるか | 改善例 |
|---|---|---|
| 録画開始と同時に話し始める | 姿勢と表情が整う前の1秒が残る | 1秒待ってから話す |
| 冒頭に無音の空白が3秒以上ある | 止まっているように見えて飛ばされる | 空白は1秒前後に収める |
| 顔が画面の端や見切れた位置にある | 誰の動画か分からない | 胸から上を画面中央に収める |
| 台本を読むため目線が下を向いている | 話しかけられている感じがしない | 要点だけメモし、レンズを見る |
| 「えー」「あの」から始まる | 出だしの印象が曖昧になる | 一度息を吐いてから最初の一言を出す |
| 冒頭で趣味・仕事・希望を一気に並べる | 早口になり聞き取れない | 3秒は挨拶と名前だけにする |
| 逆光で顔が暗い | 表情が読み取れない | 顔に光が当たる向きで撮る |
3秒だけを撮り直す5ステップ
全体は悪くないのに出だしだけ硬い、というのはよくあることです。その場合、動画をまるごと撮り直す必要はありません。
- 撮った動画を、最初の3秒だけ再生して止める
- 顔の位置・明るさ・表情・声の出だしのうち、気になる点を1つだけ選ぶ
- その1点だけを変えて、冒頭から通しでもう一度撮る
- 前のテイクと最初の3秒を見比べる
- 良いほうを残す(3回撮っても決まらないときは、最初のテイクで出す)
テイクを重ねるほど表情が硬くなることがあります。 3回を目安に区切るのがおすすめです。
よくある質問
Q. 冒頭にテロップや名前の文字を入れたほうがいいですか? A. 必須ではありません。文字を入れる場合も、本名・勤務先・SNSのIDなど個人が特定される情報は入れないでください。
Q. 「はじめまして」は毎回言うべきですか? A. 決まりはありません。ただ、最初の音が挨拶だと聞き取りやすく、声のトーンも自然に整いやすくなります。
Q. 3秒で趣味まで言えません。 A. 言えなくて問題ありません。趣味や仕事は中盤の20秒で扱う内容です。3秒で全部を伝えようとすると早口になり、かえって聞き取れなくなります。
Q. 15秒の動画でも冒頭3秒は同じですか? A. 同じ考え方で構いません。ただし全体が短い分、挨拶と名前を2秒程度に収め、中身の時間を確保するとまとまりやすくなります。
安全上の注意
冒頭は顔が大きく映るため、背景の情報も同時に目に入ります。表札・郵便物・書類・パソコンやスマホの画面・勤務先が分かる制服や社章が映っていないか、撮影前に画面全体を確認してください。動画で電話番号やSNSのIDを言うのも避けましょう。LOVETOKでは、投稿動画の審査や通報・ブロックなどの仕組みを提供予定です(LOVETOKは会員登録の受付を準備中です。)。
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参考:本記事の内容はLOVETOK編集部が整理したものです(LOVETOK編集部調べ)。
著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-27