別のアプリでの連絡を求められたら

結論:別のアプリでの連絡を求められても、応じずにサービス内でやり取りを続けて構いません。 断る理由は「相手を疑っているから」ではありません。外に出た瞬間に、審査・自動ブロック・通報といった仕組みが全部あなたの手を離れるからです。この記事では、外に出ると具体的に何が失われるのか、逆にサービス内で続けると何が守られるのかを並べて確認し、無理なく断るための言い方までまとめます。

この記事でわかること

  • 外部に移った瞬間に失われるもの(一覧比較)
  • サービス内で続けることの実際の利点
  • 「相手に得があって自分に得がない」依頼の見分け方
  • 求められたときの判断3ステップ
  • そのまま使える断り方の例文
  • よくある質問と相談先

外に出ると失われるもの、内側で守られるもの

「どこで話すか」は、単なる好みの問題に見えます。しかし実際には、使える安全の仕組みがまるごと入れ替わります。

項目 LOVETOKの中 別のアプリに移ったあと
連絡先・URLの扱い 電話番号・メールアドレス・SNSのID・URLは送信前に自動で止まり、相手に届かない 制限なし。何でも届く
画像や動画の送信 チャットで画像・動画・音声・ファイル・位置情報を送る機能が存在しない 送れてしまう。求められる場面も生じる
相手の年齢確認 公的な身分証と顔照合による確認が済むまで、いいね・マッチング・メッセージ・ビデオ通話・課金がすべて使えない 誰でも作れるアカウントで話すことになる
投稿の審査 動画・写真はAI判定と担当者の確認を経てから公開 審査なし
通報 全画面から通報でき、誰が通報したかは相手に伝わらない 運営に見えないため対応できない
対応の期限 詐欺や生命の危険は3時間以内、わいせつ等は24時間以内など、緊急度別に対応期限を定めている 該当なし
位置情報 共有機能がなく、公開されるのは都道府県まで 位置の共有を求められる余地が生まれる
金銭のやり取り 利用者どうしで金銭をやり取りする仕組みを設けていない 送金や立て替えの話に進みやすい

こうして並べると、外に出て得られるものが「相手の都合の良さ」しかないことが見えてきます。移動を求める側にはメリットがあり、応じる側にはない。 これが、この依頼のいちばん分かりやすい特徴です。

サービス内で続ける実際の利点

「安全だから我慢して内側にいる」のではありません。内側にいるほうが、関係を進めるうえでも合理的です。

  • 顔を見て話す手段がすでにある:マッチ成立後かつ年齢確認済みの相手とは、ビデオ通話ができます。録画・録音はしておらず、記録として残るのは日時・通話時間・当事者だけです。呼び出しは45秒、通話は最大60分。連絡先を交換しないまま、声や表情を確かめられます。
  • 通話中でも通報できる:会話の途中で不安を感じたら、その場で通報できます。通報すると通話は終了します。
  • 記録が残る:やり取りが残っていれば、通報の際に運営が状況を確認できます。外部の会話は、運営からは見えません。
  • 会う段になっても支えがある:会う前に日時と場所を登録し、家族や友人にリンクで共有できます。共有先に相手の氏名や連絡先は表示されません。 終わったら無事を報告できます。
  • 距離を置きたくなったときに戻せる:ブロックすればお互いに表示されなくなります。退会せずに1週間〜半年のあいだ休止することもできます。外部に連絡先を渡したあとでは、こうした引き返し方ができません。

つまり、外部に移らないと実現できないことは、実はほとんどありません。「連絡先を渡す前に、相手を確かめる」という順番を守れるのが、内側で続けるいちばんの利点です。

消費者庁や国民生活センターは、マッチングサービス等で知り合った相手から、早い段階で外部の連絡手段へ移されたのちに投資や送金をもちかけられる被害への注意を継続して呼びかけています(LOVETOK編集部調べ)。移動そのものが被害ではありませんが、多くの相談で「移動」が最初の一歩になっているという事実は、知っておいて損がありません。

判断の3ステップ

  1. 「誰の都合か」を確かめる。 移りたい理由が相手側の事情だけで説明されているなら、応じる必要はありません。
  2. 保留してみる。 「もう少しここで」と一度伝えます。ここで引き下がるか、押し込んでくるかで、相手の姿勢がはっきり分かります。
  3. 繰り返されたら切り替える。 理由を変えて何度も求めてくる、機嫌を損ねる、急がせる。この段階まで来たら、説得しようとせず通報とブロックに切り替えてください。

判断に迷ったときは、「この人と会ったことがあるか」を基準にすると簡単です。まだ会っていない段階で外部に出る必然性は、ほぼありません。

そのまま使える断り方の例文

角を立てずに、しかし揺れずに伝えるための言い方です。長い説明はかえって交渉の余地を生みます。短く済ませてください。

  • 「連絡先の交換は、実際に会ってからと決めています。それまではこちらで大丈夫です」
  • 「話すだけなら、ここのビデオ通話でも顔を見て話せますよ。よければそちらでどうですか」
  • 「外のアプリは使っていないので、こちらで続けさせてください」
  • 「急ぐ理由がなければ、もう少しここでお話しできたら嬉しいです」
  • (繰り返されたとき)「同じお願いが続くようでしたら、ここまでにさせてください」

謝る、言い訳を足す、代案を細かく出す。この3つは不要です。「ここで続けます」の一文で十分です。

よくある質問

Q. いつになったら連絡先を交換していいのですか。
A. 明確な正解はありませんが、「実際に会ってから」を目安にする人が多くいます。少なくとも、まだ相手の人柄が分かっていない段階で急ぐ必要はありません。

Q. 相手は普通の人に見えます。断ると疑っているようで気が引けます。
A. 断ることは、相手の評価ではなく自分の運用ルールです。「決めているので」と伝えれば、相手個人を否定することになりません。

Q. すでに外部でやり取りを始めてしまいました。
A. お金・投資・立て替え・アプリの導入といった話が出ていなければ、過度に不安になる必要はありません。ただし、それらが出た時点で距離を置き、LOVETOK内での通報とあわせて、消費者ホットライン188や警察相談専用電話#9110に相談してください。

安全上の注意

外部への移動を求められること自体は、必ずしも危険を意味しません。危ないのは、移動と同時に、または移動の直後に、お金・投資・副業・アプリの導入・個人情報の入力が出てくる流れです。この組み合わせが現れたら、関係の長さにかかわらず、いったん止まってください。なお、相手の行為が法律上どう扱われるかは事案ごとに異なります。断定的な自己判断は避け、記録を残したうえで相談窓口を利用するのが確実です。

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やり取りの場所を選べるのは、あなたです。連絡先の自動ブロックやビデオ通話、通報の対応期限といった仕組みは、内側で話し続けるかぎり働き続けます。詳しくは「LOVETOKの安全対策」をご覧ください。LOVETOKは現在、会員登録の受付を準備中です。

参考:本記事は、警察庁・消費者庁・国民生活センターが公表する注意喚起をもとに、LOVETOK編集部が一般的な自衛のポイントとして整理しました(LOVETOK編集部調べ)。相談先は消費者ホットライン188/警察相談専用電話#9110(緊急時は110番)です。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-27