結論:ネットワークビジネスの勧誘は、恋愛の会話から始まり、5つの段階を踏んで進みます。どの段階でも降りられますが、いちばん確実なのは「商品を買う」「登録する」「人を紹介する」の前で止めることです。恋愛や交際を目的として知り合った相手から購入や登録を求められた時点で、会話を終えて構いません。 商品の良し悪しや、儲かるかどうかを検討する必要はありません。
この記事でわかること
- 勧誘が進む5つの段階と、それぞれの止め方
- 恋愛の会話に混ざるため気づきにくい理由
- 断ったあとの通報・ブロックの進め方
- 契約や購入をしてしまったときの相談先
- よくある質問
本記事は、特定の企業・商品・ビジネスモデルの是非を評価するものではなく、マッチングサービス上でのやり取りにおける安全確保の観点で整理しています(LOVETOK編集部調べ)。
勧誘は5段階で進む
流れを知っておくと、途中で「今はこの段階だ」と気づけます。
| 段階 | 相手の動き | あなたが気づける合図 | ここでの止め方 |
|---|---|---|---|
| 1 好意で距離を縮める | 短期間で連絡が密になり、価値観が合うと繰り返す | 会話が急に深くなり、将来の話が早い | 気づく必要はありません。次の段階で判断できます |
| 2 不安を引き出す | 仕事・収入・老後の不安を丁寧に聞き出す | こちらの悩みばかり話している | 収入や貯蓄の話には答えないでおく |
| 3 成功の物語を見せる | 「働き方が変わった」「時間が自由になった」と語る | 話題が恋愛から生き方・お金へ移る | 「その話には関わらない」と一度で伝える |
| 4 人に会わせる | 「すごい人がいる」「先輩を紹介したい」と対面や通話に誘う | 第三者が登場する | 会わない。人数がいる場では断りにくくなります |
| 5 購入・登録・紹介を求める | 商品購入、会員登録、知人の紹介を求める | 具体的な金額と手続きが出る | 応じない。ここが被害の分かれ目です |
段階4から5は、たいてい同じ日のうちに進みます。「会うかどうか」が実質的な分岐点だと考えてください。
なお、こうした販売形態のうち一定のものは、特定商取引法上の連鎖販売取引として規制の対象となる場合があり、勧誘時の説明や書面交付、契約解除に関する定めが設けられています。ただし、個別の取引がこれに当たるかどうかは状況によって異なりますので、ご自身で判断せず、消費者ホットライン188でご確認ください(LOVETOK編集部調べ)。
恋愛の会話に混ざるので気づきにくい
この勧誘が見抜きにくいのは、序盤に不自然な点がほとんどないからです。相手は親切で、返信も早く、話も合います。そのため「いい人だと思ったのに」という気持ちが判断を遅らせます。
見分けるコツは、人柄ではなく話の向きを見ることです。恋愛の会話は、お互いの生活や好みに向かいます。勧誘の会話は、少しずつ「お金」「働き方」「将来の不安」へ向かい、最後に「一緒にやろう」へ着地します。相手を疑う必要はありません。話がどちらへ向かっているかを見るだけで十分です。
LOVETOKでは、メッセージで送れるのはテキストのみで、画像・動画・音声・ファイル・位置情報を送る機能がありません。また、電話番号・メールアドレス・SNSのID・URLは送信前に自動で止まり、相手には届きません。そのため勧誘は「資料を見せたい」「別のところで話そう」という誘いを伴いやすく、その誘い自体が段階4に入った合図になります。
断り方は一文でよい
説明を尽くそうとするほど、相手には説得の材料が増えます。短く言い切り、それ以上続けないでください。
そうしたビジネスには関わらないと決めています。この話はここまでにさせてください。
商品の購入や登録が必要な話は、すべてお断りしています。
恋愛のつもりでお話ししていたので、この流れは合いません。ここで失礼します。
「考えておきます」「時間ができたら」といった保留は、再び連絡する口実になります。期限のない言い切りのほうが、結果的に穏やかに終わります。相手が食い下がっても、返信をやめて構いません。うまく断ろうとしなくて大丈夫です。
断ったあとの3つの手順
- 記録を残す:相手の表示名、やり取りの日時、勧誘に当たるメッセージ、示された商品名・団体名・紹介者名を控えます。削除やブロックの前に行ってください。
- 通報する:通報は全画面から可能で、誰が通報したかは相手に伝わりません。 勧誘は「中」の緊急度として72時間以内、詐欺に当たる疑いがある場合は「最重要」として3時間以内の対応を目安にしています。最も緊急度の高い通報については、確認を待たずにまず相手を非表示にします。
- ブロックする:通報のあとにブロックすると、お互いに表示されなくなります。順番を逆にすると、通報時に必要な情報を確認しにくくなることがあります。
被害が出ていなくても通報して構いません。同じ相手からの勧誘を、ほかの利用者に対しても止めることにつながります。
よくある質問
Q. 商品自体は悪くなさそうです。買ってもよいでしょうか。
A. 商品の良し悪しは、この場面の判断材料になりません。恋愛を目的として知り合った相手から購入を求められること自体が、関係を続けない十分な理由です。欲しい商品であれば、その相手を通さずに購入できます。
Q. 断ると関係が終わってしまいそうです。
A. 購入や登録を断ったことで終わる関係は、もともとそれが目的だった可能性があります。誠実な相手であれば、断っても関係は続きます。
Q. すでに契約・購入してしまいました。
A. できるだけ早く消費者ホットライン188へご相談ください。契約の種類によっては一定期間内の解除に関する定めがある場合がありますが、適用の可否は状況によって異なります。自己判断で手続きを進めず、まず窓口で確認してください。カードや口座を使った場合は、金融機関にも連絡してください。
Q. 友人や家族を紹介するよう求められました。
A. 応じないでください。紹介は被害を広げるだけでなく、あなた自身が勧誘する側になり、人間関係を損なうことにつながります。
Q. 脅されたり、しつこく連絡されたりしています。
A. 返信をやめ、通報とブロックを行ったうえで、警察相談専用電話#9110(緊急時は110番)へご相談ください。国民生活センターや警察庁は、知り合った相手からの執拗な勧誘に関する相談窓口の案内を行っています(LOVETOK編集部調べ)。
Q. LOVETOKのなかでお金を渡すことはできますか。
A. できません。LOVETOKは利用者間の金銭のやり取りの仕組みを設けていません。サービス内の支払いは当社との取引に限られます。
安全上の注意
- 段階4(人に会わせる)に進まないことが、最も確実な防ぎ方です。複数人がいる場では、その場で断ることが難しくなります。
- 「初期費用だけ」「在庫は少しだけ」など、金額を小さく見せる言い方に応じないでください。次の請求への入口になりがちです。
- 口座の名義貸し、代理での送金、荷物の受け取りの依頼は、犯罪に巻き込まれる可能性があります。応じずに通報し、#9110へ相談してください。
- 本人確認は、公的な身分証と顔照合(eKYC/株式会社TRUSTDOCK)で行い、身分証の画像は当社では保存しません。確認が完了するまで、いいね・マッチング・メッセージ・ビデオ通話・課金はすべて使えません。ただし本人確認は実在と年齢を確かめるもので、勧誘そのものを完全に防ぐものではありません。
- 「家族や友人には言わないで」と求められたら、それは危険のサインです。必ず誰かに話してください。
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「一緒にやろう」と言われて迷ったときは、判断を急がず一度離れて構いません。通報や連絡先の自動ブロックの仕組みは「LOVETOKの安全対策」でまとめています(現在、会員登録の受付を準備中です)。
参考:本記事は、消費者庁・国民生活センター・警察庁が公表している注意喚起および相談窓口の案内をもとに、LOVETOK編集部が整理しました(LOVETOK編集部調べ)。困ったときの相談先は、消費者ホットライン188/警察相談専用電話#9110(緊急時は110番)です。本記事は特定の企業・商品を評価するものではなく、個別の事案についての法的な判断を示すものでもありません。
著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-27