「書類の真正性確認」とは?本人確認で見る4つの側面
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結論:「書類の真正性確認」とは、提出された本人確認書類が「本物であり、加工されておらず、有効な状態である」かどうかを確かめる工程のことです。名前や生年月日を読み取るだけの作業ではなく、券面の記載内容・書類の物理的な特徴・画像そのものの状態・提出した本人との一致という4つの側面を同時に見ています。LOVETOKでは公的な身分証と顔照合による確認を行っており、身分証の画像は確認が終わり次第、直ちに削除します。
本人確認の説明を読んで、「身分証を撮って送るだけなのに、なぜ通らないことがあるのか」と感じたことがある方は多いと思います。その答えのほとんどは、この「真正性確認」という工程の中にあります。何を見ているのかが分かれば、通らない理由の見当がつき、やり直しの回数も減ります。 この記事では、言葉の意味と、実際に確認されている内容を整理します。
この記事でわかること
- 「書類の真正性確認」という言葉の意味と、どの工程を指すのか
- 確認されている内容は具体的に何か(4つの側面)
- 身分証の種類ごとに、どのような点が見られやすいのか
- 「真正性確認」という言葉が使われる場面
- 撮影の段階で自分にできる準備は何か
- 通らなかったときに、どの順番で何を直せばよいか
- 顔照合(本人との一致)と書類の確認は、どう違うのか
- 提出した画像がその後どう扱われるのか
「書類の真正性確認」の意味
「真正性」とは、そのものが本物であり、内容が改変されていないことを指す言葉です。したがって「書類の真正性確認」は、提出された本人確認書類について、次の問いに答える工程ということになります。
- その書類は、実在する公的な書類の様式に沿っているか
- 記載されている内容が、あとから書き換えられていないか
- 有効期限が切れていないか、失効していないか
- 送られてきた画像そのものが、加工・合成されたものではないか
ここで押さえておきたいのは、「読み取り」と「真正性確認」は別の作業だという点です。券面の文字を読み取って氏名や生年月日をデータ化する工程(OCR)は、あくまで情報を取り出す作業です。そこから一歩進んで「この書類は本物か」を判断するのが真正性確認にあたります。文字が正しく読めたからといって、書類が本物だとは限りません。読み取りの仕組みについては「「OCR」とは」で扱っています。
もう一点、真正性確認は「書類」についての判断であり、「その書類を出した人が本人か」までは判断しないということも重要です。本物の身分証を他人が持っていることはあり得ます。そのため、書類の確認と顔照合はセットで行われます。
何を確認しているのか:4つの側面
一般に、本人確認における書類の真正性確認は、次の4つの側面から行われます(LOVETOK編集部調べ)。サービスや確認事業者によって重点の置き方は異なりますが、「券面・物理・画像・本人」という4つの軸は共通しています。
| 側面 | 何を見ているか | 通らない典型例 |
|---|---|---|
| ① 券面の記載内容 | 氏名・生年月日・有効期限・発行者名などが、その書類の様式どおりに、矛盾なく記載されているか | 有効期限が切れている/記載事項の一部が読み取れない |
| ② 物理的な特徴 | 厚みのある実物として撮影されているか。ホログラム・透かし・彩紋など、その書類固有の特徴が確認できるか | 画面に表示した画像を撮影している/コピー用紙に印刷したものを撮影している |
| ③ 画像そのものの状態 | 加工・合成・切り貼りの痕跡がないか。全体が写っているか、ピントが合っているか | 一部を隠して撮影している/編集アプリを通した画像 |
| ④ 提出した本人との一致 | 券面の顔写真と、その場で撮影した本人の顔が一致するか | 別人の身分証を使っている/顔が判別できない明るさ |
このうち、利用者からいちばん見えにくいのが②の物理的な特徴です。多くのサービスで「身分証を斜めに傾けて撮ってください」「縁まで枠に入れてください」と案内されるのは、平面のコピーではなく、厚みと質感のある実物であることを確かめるためです。この案内を「面倒な手順」ではなく「何を見ているか」の観点で理解しておくと、撮り直しの回数が減ります。
③の画像の状態については、誤解が生まれやすい点があります。プライバシーを守ろうとして、番号などの一部を指で隠したり黒く塗ったりすると、かえって確認が通りません。 一部が欠けた画像は「加工された画像」と区別しにくいためです。隠したい情報がある場合は、隠すのではなく、その書類を使うかどうかを検討してください。
身分証の種類ごとに見られやすいポイント
LOVETOKで使える身分証は、運転免許証・マイナンバーカード・パスポート・在留カード等です。それぞれ様式が異なるため、確認で問題になりやすい点も変わります。
| 書類 | 特に確認されやすい点 | つまずきやすい点 |
|---|---|---|
| 運転免許証 | 有効期限、記載事項の変更(裏面)、券面の特徴 | 住所変更が裏面に記載されている場合の撮り忘れ |
| マイナンバーカード | 有効期限、券面の特徴、顔写真の状態 | ケースに入れたまま撮影して縁が隠れる |
| パスポート | 顔写真ページの記載事項、有効期限 | 見開きページの反りで文字が歪む、光の映り込み |
| 在留カード | 有効期限、在留資格の記載、券面の特徴 | 表裏どちらも必要な場合の片面のみ提出 |
※ 各書類のどの面・どのページが必要かは、確認の画面の案内に従ってください。書類ごとに求められる範囲は異なります。
「書類の真正性確認」が使われる場面
| 場面 | 使われ方の例 |
|---|---|
| 手続きの説明を読むとき | 「書類の真正性確認を行います」 |
| 通らなかったとき | 「真正性が確認できませんでした、と表示された」 |
| 手順の理由を知りたいとき | 「なぜ傾けて撮る必要があるのか」 |
| ほかの手続きと比べるとき | 「銀行の口座開設でも同じことをした」 |
| 用語を取り違えているとき | 「顔認証が通らない」(実際は書類側の問題であることも) |
最後の場面は補足が必要です。「通らなかった」という結果は同じでも、原因が書類側にあるのか、顔照合側にあるのかで対処はまったく変わります。 表示された案内文に「書類」「証明書」という語が含まれていれば書類側、「顔」「セルフィー」という語が含まれていれば顔照合側の問題である可能性が高いと考えて、直す場所を切り分けてください。
提出前チェックリスト
撮影の前に、次の項目を確認してください。多くのやり直しは、この段階で防げます。
- ☐ 有効期限が切れていない書類を用意した
- ☐ 書類をケースやカードホルダーから出した
- ☐ 明るく、色が偏らない場所を選んだ(蛍光灯の真下は映り込みが出やすい)
- ☐ 濃い色の平らな面に置いた(白い机は縁の判別がしにくいことがあります)
- ☐ 書類の四隅すべてが画面の枠の中に入っている
- ☐ 指で券面の記載を隠していない
- ☐ 光の反射で読めなくなっている部分がない
- ☐ ピントが合っていて、文字が拡大しても読める
- ☐ 案内で求められた面(表・裏・特定のページ)をすべて撮影した
- ☐ 編集アプリやフィルターを通していない、その場で撮った画像である
やりがちなNG例と改善例
| NG例 | 改善例 |
|---|---|
| スマートフォンの画面に表示した身分証の写真を撮る | 実物の書類を手元に用意して撮影する |
| 番号部分を指や付箋で隠して撮影する | 隠さず全体を撮る。隠したいなら別の書類の利用を検討する |
| カードケースに入れたまま撮影する | ケースから出し、縁まで見える状態で撮影する |
| 暗い部屋でフラッシュを使う | 自然光や間接照明の下で、反射しない角度から撮る |
| 「通らない」ので何度も同じ撮り方で送り直す | 案内文を読み、書類側か顔側かを切り分けてから直す |
| 有効期限が切れた免許証を使う | 期限内の別の書類(マイナンバーカード等)に切り替える |
| 撮影後にトリミングや明るさ補正をかける | 撮影したままの状態で提出する |
通らなかったときの手順
- 表示された案内文を、最後まで読みます。 「書類が確認できません」なのか「顔写真と一致しません」なのかで、直す場所が変わります。ここを飛ばすと、無関係な部分を何度も撮り直すことになります。
- 書類側であれば、上のチェックリストを上から順に当てはめます。 特に「ケースから出したか」「四隅が入っているか」「反射していないか」の3点は、実際に多い原因です。
- 有効期限を確認します。 期限切れの書類は、撮り方をどれだけ工夫しても通りません。別の有効な書類に切り替えるのが最短の解決です。
- 撮影環境を1つだけ変えて、もう一度試します。 場所・明るさ・置く面のうち、一度に1つだけ変えると、何が原因だったのかが分かります。
- それでも通らない場合は、問い合わせます。 そのとき、「いつ・どの書類で・どんな案内文が表示されたか」を並べて伝えてください。「通りません」だけでは、確認する側が調べる手がかりになりません。
- 短時間に何度も繰り返し提出するのは避けてください。 回数を重ねること自体が解決につながるわけではなく、原因を切り分けてから1回試すほうが早く済みます。
注意点
1. 提出した身分証の画像は、確認が終わり次第、直ちに削除します
LOVETOKでは、身分証の画像は確認が終わり次第、直ちに削除します。 そのうえで、LOVETOKのプロフィールとして公開されるのは表示名(ニックネーム)・年齢・都道府県のみです。本名・生年月日・住所(市区町村より詳細)・電話番号・メールアドレスは公開されません。「身分証を出すと本名が他の利用者に見えてしまうのでは」という心配は、この点で解消されます。
2. 確認が完了するまで、使えない機能があります
LOVETOKでは、確認が完了するまで、いいね・マッチング・メッセージ・ビデオ通話・課金がすべて使えません。 これは特定の人への措置ではなく、全員に共通する初期状態です。「機能が使えない=何か問題があった」と早合点しないでください。この仕組みの目的については「「年齢確認」とは」で扱っています。
3. 書類の確認と顔照合は、目的が違います
書類の真正性確認は「この書類は本物か」を、顔照合は「この書類を出しているのは券面の人物か」を確かめます。片方だけでは、他人の本物の身分証を使われた場合に気づけません。 両方を組み合わせる理由はここにあります。手続き全体の流れは「「eKYC」とは」をご覧ください。
4. 自己申告だけでは代わりになりません
LOVETOKでは、自己申告のみによる年齢の確認は行いません。必ず公的な身分証で確認します。 「20歳以上であると入力したのだから十分ではないか」という考え方は、20歳未満の方の利用を防ぐという目的に対して機能しません。
5. 法律上の判断は個別に異なります
この記事は仕組みの説明であり、個別の事案について法的な判断を示すものではありません。他人の身分証を使う、書類の記載を改変するといった行為は、状況によって法律上の問題となる可能性があります。 判断に迷う場合は、警察相談専用電話#9110や、弁護士会の法律相談などの専門の窓口にご相談ください。金銭に関わるトラブルは消費者ホットライン188が窓口です。
この記事の考え方が向かない場面
「どこまでなら通ってしまうのか」を知りたいという目的には、この記事は向きません。 確認内容の整理は、抜け道を探すための地図ではなく、正しい書類を正しく撮れば通るという前提を共有するためのものです。
また、他社サービスの手続きが通らない理由を知りたい場合も、この記事だけでは足りません。確認事業者や様式の判定基準はサービスごとに異なります。この記事の4つの側面は考え方の枠組みとして参照いただき、具体的な手順はそれぞれの案内に従ってください。
よくある質問
Q. 「真正性の確認」と「本人確認」は同じ意味ですか? A. 同じではありません。本人確認という手続き全体の中に、書類の真正性を確かめる工程と、顔照合で本人であることを確かめる工程が含まれます。
Q. なぜ身分証を傾けて撮る必要があるのですか? A. 一般に、平面のコピーや画面の再撮影ではなく、厚みのある実物であることを確かめるためです。ホログラムなどの特徴も、角度によって現れます。
Q. 番号の部分だけ隠して提出してもよいですか? A. 隠された画像は加工された画像と区別がつかないため、確認が通りません。隠さずに提出できる書類を選んでください。
Q. 有効期限が切れた身分証は使えますか? A. 使えません。期限内の別の書類をご用意ください。
Q. 提出した身分証の画像は、いつまで保管されるのですか? A. LOVETOKでは身分証の画像は、確認が終わり次第、直ちに削除します。
Q. 本名が他の利用者に見えてしまいませんか? A. 見えません。プロフィールとして公開されるのは表示名・年齢・都道府県のみです。
Q. 何度やっても通りません。どうすればよいですか? A. 表示された案内文が書類側か顔側かを切り分け、環境を1つだけ変えて試してください。それでも解決しない場合は、日時・書類の種類・表示された文言を添えて問い合わせてください。
Q. 確認が終わるまで、まったく何もできないのですか? A. プロフィールの作成や動画の準備は進められますが、いいね・マッチング・メッセージ・ビデオ通話・課金は使えません。
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書類の確認は、手続きの中でいちばん「なぜこれをやるのか」が見えにくい部分です。見られている内容が分かると、身構える気持ちも、撮り直しの手間も減っていきます。 登録から利用開始までの流れは「LOVETOKの使い方」にまとめています(会員登録を受け付けています)。
著者:横山隆一(株式会社LINKBANK 代表取締役/LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-31LOVETOKは15〜30秒の縦動画から始まる恋愛マッチングサービスです。写真だけでは伝わらない話し方・声・表情から、会う前に相手を知れます。
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