「ロマンス詐欺」とは?

結論:ロマンス詐欺とは、恋愛感情や親密な人間関係を装って信頼させ、最終的に金銭や投資の話へ持ち込んでだまし取ろうとする行為を指す一般的な呼び方です。 法律上の正式な罪名ではなく、注意喚起の場面で使われる言葉です。会う前にお金・投資・立て替えの話が出たら、相手が誰であっても一度立ち止まる——これが最も実用的な目安になります。

この記事でわかること

  • 「ロマンス詐欺」という言葉の意味と、法律用語との関係
  • どんな場面でこの言葉が使われるのか
  • よく指摘される手口の流れ(段階ごとの整理)
  • 注意点:疑いを「決めつけない」ための考え方
  • 迷ったときの相談先と、LOVETOKで準備中の対策

意味:どういう言葉なのか

ロマンス詐欺は、「恋愛や結婚をほのめかす関係づくり」を手段として使う詐欺の総称です。SNS・マッチングサービス・メッセージアプリなど、オンラインで知り合ったケースが話題になりやすい一方、手口そのものは連絡手段を問いません。

注意したいのは、これが分類のための呼び名であって、法律上の罪名ではないという点です。実際にどの法律に当たるか、どのような扱いになるかは事案ごとに異なり、判断は捜査機関や司法の役割です。この記事も含め、個別のやり取りが「詐欺に当たる/当たらない」と断定できる情報ではありません。

なお、近年は恋愛関係を装ったうえで暗号資産や海外投資の話に誘導する形が注意喚起の対象になっています。警察庁・消費者庁・国民生活センターが公表している注意喚起や相談事例が一次情報にあたるため、最新の傾向はそれらを直接確認するのが確実です。

使われる場面

  • 注意喚起:「ロマンス詐欺に注意してください」=恋愛を装った金銭要求に警戒を、という意味。
  • 相談・報告:警察や消費生活センターに相談する際、状況を短く説明する言葉として使われます。
  • サービスの規約・ガイドライン:金銭要求や投資勧誘を禁止行為として定める文脈で登場します。
  • 報道:被害事例をまとめて指す言葉として使われます。

よく指摘される手口の流れ

注意喚起でよく整理される流れを段階に分けると、次のようになります。すべてがこの順番どおりに起きるわけではなく、途中の段階が省かれることもあります。

段階 起こりやすいこと
1. 接触 プロフィールが整っており、条件が良く見える相手から連絡が来る
2. 信頼づくり 毎日こまめに連絡が来る。将来の話が早い段階で出る
3. 外部への移動 「こちらのほうが話しやすい」と、早い段階で別の連絡手段へ誘導される
4. 会わない理由づけ 仕事・出張・海外・家庭の事情など、会えない理由が続く
5. 金銭の話 投資・儲け話・立て替え・手数料・トラブル対応費など、名目を変えて金銭の話が出る
6. 追加要求 一度応じると、「あと少しで戻る」といった形で要求が繰り返される

とくに立ち止まりたいタイミング

  • 一度も会っていないのに、金銭・送金・投資の話が出た
  • 入金や口座、暗号資産のアプリを勧められた
  • 「今だけ」「今日中に」と急かされる
  • 誰にも言わないでほしいと口止めされる

注意点:決めつけないための考え方

上記の傾向は、そのまま詐欺の証明になるものではありません。忙しくて会えない人も、連絡がこまめな人も、外部の連絡手段のほうが慣れている人もいます。単独のサインで相手を断定するのは、誤解にも自分の判断ミスにもつながります。

現実的な線引きはシンプルです。

  • サインが複数重なったら距離を置く:一つではなく組み合わせで見ます。
  • お金の話が出たら例外なく止める:ここは相手や事情にかかわらず共通の線です。
  • 判断を一人で抱えない:家族・友人・公的な相談窓口に、事実だけ話してみます。
  • やり取りを残す:スクリーンショットなど、記録があると相談も通報もスムーズです。

安全上の注意と相談先

金銭を要求された、送ってしまった、判断に迷う——いずれの段階でも、早めの相談が選択肢を広げます。

  • 消費者ホットライン 188(いやや):契約や金銭トラブルの相談窓口につないでもらえます。
  • 警察相談専用電話 #9110:緊急ではないが警察に相談したい場合の窓口です。
  • 緊急時(身の危険がある場合)は110番。
  • 制度や手続きの詳細、最新の注意喚起は警察庁・消費者庁・国民生活センターの公表情報を確認してください。法的な判断が必要な場合は、専門家または関係機関へご相談ください。

参考:本記事の用語整理と流れの分類はLOVETOK編集部が整理したものです(LOVETOK編集部調べ)。

LOVETOKで準備中の対策

LOVETOKでは公開に向けて、年齢確認・本人確認、動画審査、メッセージ内の不適切表現検知、外部URL・電話番号・SNS IDの送信制限、通報・ブロック、利用停止や強制退会、再登録防止といった仕組みを準備中です。ただし、これらで被害が完全になくなるわけではありません。利用者側の「お金の話が出たら止まる」という判断が引き続き重要です。

よくある質問

Q. 相手が本人確認済みなら安心ですか?
A. 本人確認はなりすましを減らすための仕組みで、金銭要求そのものを防ぐものではありません。確認済みの相手でも、お金の話が出たら同じ基準で立ち止まってください。

Q. 少額なら大丈夫ですか?
A. 少額から始めて要求が増える流れが注意喚起で指摘されています。金額の大小ではなく、「会う前の金銭のやり取り」自体を避けるのが安全です。

Q. 通報すると相手に伝わりますか?
A. LOVETOKでは、通報の内容や通報者が相手に伝わらない運用を予定しています。

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手口の初期サインや、正常なやり取りとの見分け方はさらに踏み込んで整理しています。会う前に確認しておきたいポイントは「ロマンス詐欺の特徴と初期サインの見分け方」をあわせてお読みください。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-26