マッチングで本人確認がある理由|なりすまし対策の要

著者:横山隆一/編集:LOVETOK編集部/最終更新:2026-08-06

LOVETOKは15〜30秒の縦動画から始まる恋愛マッチングサービスです。写真では伝わらない話し方や雰囲気を、会う前に確かめられます。

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ご利用は20歳以上に限ります。年齢確認が完了するまで、いいね・メッセージはご利用いただけません。

結論:本人確認は「安心のための飾り」ではなく、なりすましが成立する条件を物理的に減らすための仕組みです。 なりすましは、①別人の写真や情報を用意でき、②誰も突き合わせず、③失敗してもやり直せる、という3つがそろったときに成立します。公的な身分証と顔照合を組み合わせた確認は、このうち①と③を同時に潰します。サービスを選ぶときは「本人確認あり」という表示だけを見るのではなく、どの段階で、何を、誰が突き合わせているのかを確認してください。

この記事でわかること

  • なりすましが成立するために必要な3つの条件
  • 自己申告・メール認証・SNS連携では何が防げて、何が防げないのか
  • 公的身分証と顔照合を組み合わせると、どの条件が消えるのか
  • 確認が「完了するまで何が使えないか」がなぜ重要なのか
  • LOVETOKの確認の流れと、身分証の画像がどう扱われるのか
  • 確認済みのサービスでも残るリスクと、困ったときの相談先

1. なりすましは「3つの条件」がそろうと成立する

なりすましを防ぐ話は、手口を数え上げるとキリがありません。逆に、成立条件から考えると整理しやすくなります。

条件①:別人の材料を用意できる 他人の写真、拾ってきた画像、実在しない名前と年齢。インターネット上にある材料を集めれば、それらしいプロフィールは作れます。

条件②:誰もそれを突き合わせない 入力された情報と、実際の本人とを照らし合わせる工程がなければ、内容が正しいかどうかは誰にも分かりません。

条件③:失敗しても何度でもやり直せる 通報されて退場になっても、すぐ別のアカウントを作れるなら、実質的な損失はありません。使い捨て前提の運用が成り立ってしまいます。

この3つのうち、どれか1つでも崩れれば成立しにくくなるというのが本人確認の考え方です。

2. 確認方法ごとに「防げること」は違う

「本人確認あり」と書かれていても、中身はさまざまです。方法ごとに、上の3条件のどれに効くのかを整理します。

確認方法条件①(材料の用意)条件②(突き合わせ)条件③(やり直し)実質的に何を確認しているか
自己申告のみ(生年月日を入力)防げない防げない防げない入力欄が埋まっていること
メールアドレス認証防げない防げないほぼ防げない受信できるアドレスを持っていること
電話番号(SMS)認証防げない防げない部分的に効く番号を1つ持っていること
SNSアカウント連携防げない防げない部分的に効くそのSNSにログインできること
身分証の画像だけ提出部分的に効く部分的部分的身分証の画像を入手できること
公的身分証+顔照合(eKYC)効く効く効く身分証の人物と、いま操作している人が同一であること

差が出るのは、身分証の画像だけを出す方式と、身分証と顔を突き合わせる方式の間です。前者は「その身分証の画像を持っている人」しか確認できません。他人の身分証の画像を入手できてしまえば通り抜けられます。後者は、その場で撮影した顔と身分証の顔を照合するため、画像を入手しただけでは通りません。ここが条件①を実質的に潰すポイントです。

同時に、公的な身分証は1人が無限に持てるものではありません。落ちたときに別の身分証を用意する、という繰り返しが現実的に難しくなるので、条件③にも効きます。

3. 「いつ確認するか」で意味がまったく変わる

見落とされがちですが、確認のタイミングは方式そのものと同じくらい重要です。

たとえば、確認が済んでいなくてもメッセージのやり取りだけはできる設計だとします。この場合、確認を通す気のない相手でも、登録直後から他の利用者に接触できてしまいます。通報されて止められるまでの間に、何人にも声をかけられる。確認は存在しても、実質的な防波堤にはなっていません。

一方、確認が完了するまで他の利用者と一切やり取りできない設計であれば、確認を通らない限り接触そのものが発生しません。

設計確認前にできること実質的な効果
確認は任意、いつでも接触可ほぼすべて確認の意味が薄い
確認は必須だが、済むまで一部利用可閲覧・メッセージなど確認前の接触が残る
確認完了まで他者との接触ができない閲覧・自分の準備のみ確認を通らない相手とは会話が始まらない

サービスを比べるときは、「本人確認の有無」ではなく「確認前に何ができるか」を見るほうが、実態をつかめます。

4. LOVETOKの本人確認はどうなっているか

LOVETOKは、縦動画から始まる恋愛マッチングサービスです(読み仮名:ラブトック)。ブラウザで使うWebサービスで、対象は20歳以上の方です。現在、会員登録を受け付けています。

確認の方法は、公的な身分証と顔照合(eKYC)の組み合わせです。運転免許証・マイナンバーカード・パスポート・在留カードなどが使えます。自己申告のみでの確認は行いません。

確認の流れ

  1. アカウントを作り、プロフィールの入力を始めます
  2. 本人確認の画面で、公的な身分証を撮影します
  3. 続けて、その場で自分の顔を撮影します
  4. 身分証の人物と撮影した顔を照合します
  5. 確認が完了すると、他の利用者とのやり取りが使えるようになります

確認が完了するまで使えないもの

  • いいねの送信
  • マッチの成立
  • メッセージの送受信
  • ビデオ通話
  • 有料プランの申し込み・課金

つまり、確認を通らない相手からは、いいねもメッセージも届きません。この設計により、確認前の接触そのものが発生しない形にしています。

身分証の画像の扱い

身分証の画像は、確認が終わり次第、直ちに削除します。当社の側に身分証の画像が蓄積されることはありません。

公開される情報

確認のために提出した情報が、そのまま公開されるわけではありません。プロフィールで他の利用者に公開されるのは、表示名(ニックネーム)・年齢・都道府県のみです。本名・生年月日・住所の詳細・電話番号・メールアドレスは公開されません。位置情報も共有されず、地域の公開は都道府県までです。

確認のあとに続く仕組み

本人確認は入り口であって、そこで終わりではありません。LOVETOKでは次の仕組みも組み合わせています。

  • 投稿の審査:動画・写真は投稿直後には公開されず、AI判定と担当者の確認を経て公開されます。連絡先・URL・QRコードが映り込んでいるものは公開されません。未成年(法律上18歳未満)の可能性がある場合は、AIだけで判断せず必ず人が確認します
  • 連絡先の自動ブロック:メッセージ内の電話番号・メールアドレス・SNSのID・URLは、送信前に自動で止まり、相手に届きません
  • ビデオ通話:マッチ成立後、かつ年齢確認済みの相手とのみ利用できます。録画・録音は行っておらず、記録は日時・通話時間・当事者のみです。連絡先を交換せずに顔を見て話せる手段として用意しています
  • 通報:全画面から可能で、誰が通報したかは相手に伝わりません。未成年の疑い・生命の危険・暴力・詐欺にあたる最重要の通報は3時間以内に対応し、確認を待たずにまず相手を非表示にします
  • ブロック・休止:ブロックするとお互いに表示されなくなります。退会せずに1週間〜半年のあいだ他の人に表示されない「休止」も選べます

5. サービスを選ぶときのチェックリスト

登録前に、次の項目を確認してみてください。3つ以上「いいえ」がつくサービスは、慎重に検討したほうがよい部類です。

  • ☐ 年齢や本人であることを、自己申告以外の方法で確認しているか
  • ☐ 身分証の画像だけでなく、顔との照合まで行っているか
  • ☐ 確認が完了するまで、他の利用者と接触できない設計になっているか
  • ☐ 提出した身分証の画像がどう扱われるか、明記されているか
  • ☐ プロフィールで公開される情報の範囲が明記されているか
  • ☐ 投稿された写真や動画に審査があるか
  • ☐ 通報の窓口があり、通報者が相手に伝わらない仕組みか
  • ☐ 通報を受けてからの対応期限が示されているか
  • ☐ ブロックすると相互に表示されなくなるか
  • ☐ 運営会社の名称・所在地・連絡先が明記されているか
  • ☐ 料金と契約条件(自動更新・解約方法)が明記されているか

6. 本人確認があっても防げないこと(LOVETOK編集部調べ)

ここは正直にお伝えしておく必要があります。本人確認は、「その人が実在し、身分証の人物と同一である」ことまでを確かめる仕組みです。その人の意図までは確認できません。

実在する本人であっても、独身と偽る、勤め先を偽る、投資や副業の話に誘導する、といった行為は起こり得ます。警察庁や消費者庁、国民生活センターの公表情報でも、マッチングサービスなどで知り合った相手から投資や暗号資産の話を持ちかけられる相談は継続的に取り上げられています。本人確認があるからといって、これらがなくなるわけではありません。

自衛のための目安として、次のような話が出てきたら、その時点でいったん立ち止まってください。

  • お金・投資・副業・儲け話が出てくる
  • 別のサイトやアプリへの登録を勧められる
  • 会う前にお金の立て替えを頼まれる
  • 早い段階で連絡先の交換を強く求められる
  • 会う日時や場所を、こちらが確認しにくい形で決めようとする

LOVETOKでは、メッセージ内での連絡先の送信は自動で止まる仕組みですが、それでも不審に感じた時点で通報してください。通報したことは相手に伝わりません。また、実際に会う前には、デート予定の共有機能で日時と場所を登録し、家族や友人にリンクで共有できます(共有先に相手の氏名や連絡先は表示されません)。無事に終わったら報告することもできます。

相談先

  • 契約・料金・金銭トラブルに関する相談:消費者ホットライン「188」(消費生活センター)
  • 犯罪の疑いがあるが緊急ではない相談:警察相談専用電話「#9110」
  • 生命や身体に危険が及ぶおそれがある場合:110番

個別の事案が法的にどう扱われるかの判断は、専門家や関係機関にご確認ください。

7. よくある質問

Q. 身分証を出すのが不安です。何に使われますか。 A. 年齢と本人であることの確認に使われます。LOVETOKでは身分証の画像を確認が終わり次第、直ちに削除します。また、提出した情報がそのまま公開されることはなく、公開されるのは表示名・年齢・都道府県のみです。

Q. 確認をしないまま使うことはできますか。 A. できません。確認が完了するまで、いいね・マッチ・メッセージ・ビデオ通話・課金のいずれも利用できません。

Q. 何歳から使えますか。 A. LOVETOKの対象は20歳以上の方です。20歳未満の方はご利用いただけません。

Q. 顔の撮影がうまくいかないときはどうすればいいですか。 A. 明るい場所で、顔に影ができない向きで撮影してください。眼鏡の反射や帽子、マスクがあると照合が通りにくくなります。

Q. 本人確認済みの相手なら安全ですか。 A. 安全を言い切れるサービスはありません。本人確認は実在性と同一性を確かめる仕組みであり、相手の意図までは確認できません。違和感を覚えたら通報とブロックをご利用ください。

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本人確認から実際にやり取りが始まるまでの手順を画面に沿って確認したい方は、「LOVETOKの使い方」をご覧ください(現在、会員登録を受け付けています)。

参考:警察庁の公表情報(警察相談専用電話#9110)、消費者庁・国民生活センターの公表情報(消費者ホットライン188)。本記事はLOVETOK編集部が整理したものです(LOVETOK編集部調べ)。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-31

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