結論:メッセージで送られてきたURLは、相手が誰であっても開かないでください。開かずに記録を残し、そのまま通報する——この順番が最も安全です。 「開いてから判断する」は順番が逆です。リンクは開いた時点で情報が渡ってしまうものがあり、あとから取り消せません。
この記事は、外部誘導そのものへの警戒(相手の見極めや断り方)ではなく、「実際にリンクが届いてしまった場面で、手を止めて何をするか」に絞って説明します。相手を見極める段階の考え方は「すぐにLINE交換や外部サイトへ誘導する相手への注意」をご覧ください。
なお、LOVETOKは会員登録の受付を準備中です。本記事で触れる通報などの機能は提供予定の内容として整理しており、名称や画面の位置は今後変わる場合があります。
この記事でわかること
- 送られてきたリンクを開いてはいけない5つの理由
- 「見るだけなら大丈夫」が成り立たない仕組み
- リンクの種類別・リスクの比較
- 記録を残してから通報するまでの手順
- 誤って開いてしまったときの対処チェックリスト
リンクを開いてはいけない理由
理由1:開いた瞬間に情報が相手側に渡ることがある
URLには、誰がいつ開いたかを送信元が把握できる仕組みを持たせられます。開くだけで「このアカウントは反応する相手だ」と相手側に伝わり、より熱心な働きかけの対象になることがあります。「押して確かめる」という行為そのものが、相手に情報を与えます。
理由2:見た目と行き先が一致しない
表示されている文字列と、実際に飛ぶ先が違うURLは簡単に作れます。短縮URLやQRコードも同様で、押すまで行き先が分かりません。「有名なサービス名が入っているから安心」とは判断できません。
理由3:ログイン画面をまねた偽ページ
本物そっくりの画面でIDとパスワードを入力させ、そのまま盗み取る手口があります。警察庁や消費者庁は、こうしたフィッシングへの注意喚起を継続的に公表しています。LOVETOKに限らず、メッセージ内のリンクから開いた画面に、ID・パスワード・クレジットカード番号・本人確認書類を入力しないでください。
理由4:有料サイト・別サービスへの登録誘導
「こっちのサイトで話そう」というリンクの先が、料金の発生するサイトや、規約の分からない別サービスであることがあります。いったん登録すると、退会や課金停止の手続きに手間がかかります。
理由5:サービスの仕組みが働かない場所へ移動してしまう
LOVETOKでは、メッセージ内での外部URL・電話番号・SNS IDの送信制限や、勧誘表現の検知を提供予定です。外部サイトへ移ると、これらの仕組みも、通報を受けて運営が確認する流れも届きません。何があったかを第三者に示しにくくなるのが、いちばん大きな不利益です。
「見るだけなら大丈夫」は成り立つのか
「何も入力しなければ平気では」と考えがちですが、理由1と理由2があるため、開いた時点でこちらが失うものはゼロではありません。一方、開かないことで失うものは基本的にありません。判断の基準はシンプルです。「開かないと分からない」なら、開かずに済ませる。 それで困る関係なら、続ける必要のない関係です。
リンクの種類別・リスクの比較
| 送られてくるもの | よくある口実 | 押す前に考えること |
|---|---|---|
| 短縮URL・QRコード | 「ここで話そう」 | 行き先が見えない。判断材料がない |
| ログイン画面らしきURL | 「認証が必要」 | サービス外からのログイン要求は不自然 |
| 別のマッチングサイト | 「このサイトは使いにくい」 | 移動を急ぐ理由がこちらにない |
| 投資・副業・もうけ話のページ | 「一緒に増やそう」 | 金銭に直結。関わらない |
| ファイルやアプリの入手先 | 「これを入れて」 | 出所不明のものは入れない |
一つ当てはまれば即座に危険と決まるわけではありませんが、複数が重なるほど、また急かされるほど警戒度を上げてください。
対応の手順(記録 → 通報 → ブロック)
順番が大切です。ブロックを先にすると、画面が見えなくなって記録を取りづらくなる場合があります。
手順1:開かない。返信も急がない
リンクを押さず、いったん画面から離れます。返信しないまま数分置いても、失うものはありません。急かされている感覚があるときほど、この一拍が効きます。
手順2:記録を残す
通報の前に、やり取りの画面を保存しておきます。残すのは次の3点です。
- リンクを含むメッセージ本文(送られてきた日時が分かる形で)
- 相手の表示名・プロフィール画面
- その前後のやり取り(どんな流れでリンクが出てきたか)
具体的な撮り方と保管方法は「やり取りの記録を残す意味」で詳しく説明しています。
手順3:メッセージ画面から通報する
LOVETOKでは、メッセージ・プロフィール・動画それぞれからの通報を提供予定です。外部誘導の場合は、やり取りが残っているメッセージ画面からの通報が状況を伝えやすくなります。
- 対象のやり取りの画面を開く
- 通報したいメッセージ、または相手のメニューから「通報」を選ぶ
- 理由の区分(外部サイトへの誘導・勧誘など)を選ぶ
- 補足欄に状況を短く書く
- 送信する
補足欄には、次のように事実だけを書けば十分です。
3通目のやり取りで「別のサイトで話そう」と外部サイトのURLを送られました。リンクは開いていません。日時は○月○日○時ごろです。
感情や推測を長く書く必要はありません。「いつ」「何を送られたか」「開いたかどうか」が伝われば、運営側の確認が進めやすくなります。
手順4:ブロックする
通報を送ったら、相手をブロックして接触を断ちます。通報の結果を待つ必要はありません。通報後の流れや回答目安については「運営への通報のしかたと対応の流れ」をご覧ください。
誤って開いてしまったときのチェックリスト
押してしまっても、慌てる必要はありません。多くの場合、次の対応で足ります。
- ☐ 開いたページをすぐ閉じた(入力・ダウンロード・許可の操作はしていない)
- ☐ ID・パスワード・カード番号・本人確認書類を入力していない
- ☐ 入力してしまった場合は、そのサービスのパスワードを変更した
- ☐ 同じパスワードを使い回している他のサービスも変更した
- ☐ カード情報を入力した場合は、カード会社に連絡した
- ☐ 求められるままにファイルやアプリを入れていない(入れた場合は削除を検討)
- ☐ 相手を通報・ブロックした
- ☐ 不安が残る場合は、消費者ホットライン188や警察相談専用電話#9110に相談した
「入力したかどうか」が分かれ目です。 開いただけで閉じたのなら、パスワードの使い回しを見直したうえで、相手を通報・ブロックして終わりにして構いません。
断るときの言い方(使う場面と配慮)
まだ関係を続けたい相手で、悪意があるとは限らないと感じる場合は、断ったうえで会話を続ける選択もあります。ただしリンクを開く条件を出したり、こちらから理由を長々と説明したりする必要はありません。
使ってよい例:
リンクは開かない主義なので、内容をこちらで教えてもらえますか?
外部サイトは使っていないんです。ここで話せると嬉しいです。
避けたい例と、その理由:
| 避けたい返し方 | なぜ避けるか |
|---|---|
| 「怪しいので開きません、詐欺ですよね?」 | 相手を刺激し、口論に発展しやすい |
| 「今は開けないので、あとで見ますね」 | 保留のつもりでも催促の口実になる |
| 何も言わずリンクだけ開く | いちばん避けたい行動 |
断ったあとも角度を変えて誘導を続ける、不機嫌になる、急かす——こうした反応が出たら、それ自体が判断材料です。無理に会話を続けず、通報・ブロックに進んでください。
安全上の注意
- LOVETOKは20歳以上の方を対象とするサービスです。年齢確認・本人確認の仕組みを提供予定ですが、確認済みの相手であっても、メッセージ内のリンクを開かない方針は変えないでください。
- マッチした相手とのメッセージは無料会員でもご利用いただけます。プレミアム会員(月額3,480円・税込)では、いいねを1日100回まで送れます(無料会員は1日10回)。プランの詳細は「料金プラン」をご確認ください。
- 本記事は一般的な自衛策の整理であり、個別の法的判断や被害回復を保証するものではありません。判断に迷う場合は、下記の公的窓口や専門家にご相談ください。
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リンクを開かない、記録を残す、通報する。この3つを覚えておけば、外部誘導の場面で迷うことはほとんどなくなります。LOVETOKが準備している通報・審査・本人確認の仕組みは「LOVETOKの安全への取り組み」でご確認ください。
参考・相談先:本記事は、警察庁・消費者庁・国民生活センター等が公表するフィッシングやマッチングサービス関連の注意喚起をもとに、LOVETOK編集部が一般的な自衛のポイントとして整理したものです(LOVETOK編集部調べ)。消費生活に関する相談は消費者ホットライン「188(いやや)」、詐欺の疑いなど緊急でない警察への相談は警察相談専用電話「#9110」が利用できます。緊急時は110番へ。
著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-27