写真を要求されたときの対応

結論:写真の要求は「1回ごとの判断」ではなく「段階が上がっていく流れ」として見てください。 一度応じると次の要求が出やすくなり、断りにくさも積み上がります。そして、送った画像は取り消せません。この記事では、断る文例と、要求がどう変わっていくかの見取り図、万一送ってしまったあとの手順をまとめます。

この記事でわかること

  • LOVETOKのメッセージで写真を送れない理由と、要求が意味するもの
  • 要求が段階的に上がっていく流れ(エスカレーションの型)
  • 画像の悪用・拡散で何が起こりうるか
  • 場面別の断り文例と、避けたい断り方
  • 送ってしまったあとにできること、相談先

前提:LOVETOKのメッセージに写真の送信機能はありません

LOVETOKは会員登録の受付を準備中です。マッチング後のメッセージは1対1のテキストとして提供予定で、チャットへの写真・動画・音声の投稿は、公開時に提供する機能に含めていません。メッセージは無料会員でもご利用いただけますプレミアム会員(月額3,480円・税込)では、いいねを1日100回まで送れます(無料会員は1日10回)。

したがって、「写真を送ってほしい」という要求は、LOVETOKの外にある別のアプリやサービスへ移動する提案とほぼ同じ意味を持ちます。移動先では、不適切表現の検知・送信制限・通報といった仕組みは働きません。なお人柄を伝える写真や動画は、プロフィールと自己紹介動画で公開する形を用意しています。追加の写真を個別に送らなければ伝わらない、ということはありません。

要求は段階的に上がります

多くの場合、最初から強い要求は来ません。次のように少しずつ変わっていきます。

  1. 「もっと写真が見たい」——プロフィール以外の日常写真を求める段階。断りにくい入り口です。
  2. 「今日の服装が見たい」「今どこにいるか撮って」——その場で撮ることを求める段階。ここで「今すぐ」という条件が加わります。
  3. 「顔がはっきり写ったものを」「全身も」——本人性の確認という名目が付く段階。
  4. 「二人だけの写真を」「誰にも見せないから」——秘密性を強調する段階。ここから性的な要求に移りやすくなります。
  5. 「送らないなら関係を終わりにする」「今までの写真をばらまく」——脅しに転じる段階。

注目したいのは、2から3に進むときに「理由」が付くことです。 「本人か確認したいだけ」という説明は、応じる口実を用意してくれます。ですが本人性の確認は、本来サービス側の年齢確認・本人確認の仕組みが担う部分です。

警察庁・消費者庁・国民生活センターは、SNSやマッチングサービスで知り合った相手に画像を送ってしまい、それを材料に金銭を要求される被害(いわゆるセクストーション型の手口)への注意を継続して呼びかけています。 断ってよいのは、脅しの段階になってからではなく、最初の段階からです。

画像を送るリスク

起こりうること 内容
保存・転送 相手の端末に残り、こちらから消せません
拡散 別のサイトやグループに投稿される場合があります
脅しの材料化 「拡散する」と言って金銭や追加の画像を要求される形があります
場所の特定 背景の景色・看板・郵便物から生活圏が絞られます
加工・なりすまし 顔写真が別人のプロフィールや加工に使われる場合があります
画像に残る情報 撮影日時などの情報が画像ファイルに含まれる場合があります

「消えるはずの写真」も前提にできません。 表示が消える仕組みがあっても、別の端末で画面を撮られれば残ります。

場面別の断り文例

プロフィール以外の写真を求められた

  • 文例「載せているものが今のいちばん自然な写真です。それで伝わっていたら嬉しいです」
  • 配慮:拒否ではなく「すでに見せている」という形にすると角が立ちません。
  • 避けたい返し:1枚だけならと応じる。次の要求の基準になります。

「今撮って送って」と言われた

  • 文例「その場で撮って送るのはしていないんです。会えたときに直接お話しできたらと思っています」
  • 配慮:会う話に接続すると、関係を切る意図がないと伝わります。
  • 避けたい返し「今は無理」——時期の問題と受け取られ、繰り返し求められます。

「本人確認のために顔写真を」と言われた

  • 文例「本人の確認は、アプリ側の仕組みに任せる形にしています。個別に画像を送るのは控えています」
  • 配慮:制度の話にすると、相手個人への不信という形になりません。
  • 避けたい返し:身分証の画像を送る。身分証の写真は、相手が誰であっても送らないでください。

性的な写真を求められた

  • 文例(返す場合)「そういうやり取りはしません」
  • 配慮:説明も交渉も不要です。短く一度だけで十分です。
  • 避けたい返し:理由を説明する、条件を交渉する、笑って流す。いずれも要求が続く余地を残します。
  • この段階で、ブロックと通報を検討して差し支えありません。

「誰にも見せないから」と言われた

  • 文例「見せる見せないの話ではなく、送らないと決めているんです」
  • 配慮:相手の信用度の話にしないことがポイントです。
  • 避けたい返し:相手を信じられるかどうかで判断する。判断の軸を相手側に渡すことになります。

断ったあとの相手の反応が判断材料になります

相手の反応 読み取り方
「そうだよね」と話題が戻る 通常の反応。関係は続きます
理由を変えて何度も求める 境界を試している。距離を取ってよい
不機嫌になり、謝罪を求める こちらに負い目を作る形。応じる必要はありません
「愛情がない」と結びつける 断りづらくする言い方。判断を変える理由にはなりません
「今までの写真を拡散する」と言う 脅しの段階。支払わず、やり取りを保存して相談してください

送ってしまったあとの手順

すでに送ってしまった場合でも、被害を広げないためにできることがあります。

  1. 要求に応じない。 金銭の支払いも、追加の画像も送らないでください。一度支払うと、要求が繰り返される形が知られています。
  2. やり取りを保存する。 画面の記録、相手のアカウント名、日時。相談時の説明に役立ちます。
  3. ブロックと通報を行う。 LOVETOKでは通報・ブロック・利用停止・強制退会の仕組みを提供予定です。移動先のサービスがあれば、そちらでも通報してください。
  4. 早めに相談する。 ひとりで対応しようとしないでください。警察相談専用電話「#9110」、金銭の要求がからむ場合は消費者ホットライン「188」を利用できます。身の危険を感じる場合は110番へ。
  5. 周囲に一言伝えておく。 家族や職場に連絡が行くと言われた場合でも、先に事情を知っている人がいると対応しやすくなります。

相談が遅れるほど選択肢は狭くなります。 応じてしまったこと自体を責める必要はありません。

安全上の注意

やり取りの相手が20歳未満である可能性を感じた場合は、そのやり取りを続けないでください。LOVETOKの利用対象は20歳以上で、年齢確認・本人確認を経て利用する設計です(未成年に関わる画像のやり取りは、法律上の問題となるおそれがあります)。疑いがある場合は、応じずに運営への通報を行ってください。金銭・投資・副業・暗号資産の話と写真の要求が同時に出てくる場合も同様です。

よくある質問

Q. 写真を断ると、やましいことがあると思われませんか。
A. 送らないことは疑われる理由になりません。断ったことを責めてくる相手のほうが、判断の材料になります。

Q. 相手が先に自分の写真を送ってきました。返さないと失礼では。
A. 返す義務はありません。先に送って返報を引き出す形は、要求を通しやすくする進め方としてよく見られます。

Q. 顔写真くらいなら大丈夫ですか。
A. 顔がはっきり写った画像は、加工やなりすましに使われる場合があります。プロフィールで公開している範囲を超えて個別に送る必要はありません。

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写真の要求は、断ることで失うものより、応じることで取り返せなくなるもののほうが大きい場面です。LOVETOKが公開時に提供予定の写真・動画審査、通報・ブロック、利用停止の仕組みは「LOVETOKの安全への取り組み」でまとめています。

参考:本記事は警察庁・消費者庁・国民生活センター等が公表する注意喚起をもとに、LOVETOK編集部が一般的な自衛の考え方として整理したものです(LOVETOK編集部調べ)。個別のやり取りが法律上どう評価されるかは断定できないため、判断に迷う場合は専門家や関係機関にご相談ください。相談先として、消費者ホットライン「188」、脅しや金銭要求のおそれがあるときは警察相談専用電話「#9110」を利用できます。緊急の場合は110番へ。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-27