プロフィールに読書について書く|押し付けにならない伝え方

著者:横山隆一/編集:LOVETOK編集部/最終更新:2026-07-31

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結論:読書欄は「何を読んだか」を示す場所ではなく、読んでいる時間の過ごし方を見せる場所です。 冊数・著者名・「読まない人は苦手」といった要素が入ると、書いた本人にその気がなくても、読み手には評価や説教として届きます。内容ではなく場面を書き、相手が読書家でなくても入れる余白を残す。これだけで読書の話は、いちばん穏やかで続きやすい話題に変わります。

この記事でわかること

  • 読書の話が「押し付け」に転じてしまう4つのスイッチ
  • 同じ内容でも受け取られ方が変わる理由(書き手と読み手のズレ)
  • 読書量別(ほとんど読まない〜毎日読む)の書き分け
  • ジャンル別の言い換え例と、NG例/改善例
  • 「おすすめの本は?」と聞かれたときの返し方
  • 読書の話で触れないほうがよい領域と、公開前チェックリスト

読書の話が「押し付け」になる4つのスイッチ

読書は本来、静かで穏やかな趣味です。それが押し付けに感じられるのは、次の4つのどれかが入ったときです。

スイッチ1:量を書く 「月に10冊読みます」「年間100冊が目標です」。書いた側は習慣の説明のつもりでも、読み手は反射的に自分の冊数と比べます。数字は比較を呼び、比較は上下を作ります。 量ではなく「寝る前に少しずつ」といった頻度の書き方に変えると、比較の対象になりません。

スイッチ2:ジャンルに価値を持たせる 「軽い本ではなく、ちゃんとした本を読みます」「漫画は読みません」のように、他のジャンルを下に置く書き方です。書き手は自分の好みを説明しただけでも、読み手には自分の趣味を否定された合図として届きます。

スイッチ3:相手に条件をつける 「本の話ができる人がいいです」「活字を読まない人とは合わないかも」。読書に限らず、条件文はプロフィールの中でもっとも入口を閉じる表現です。

スイッチ4:効能を語る 「読書で人生が変わりました」「本を読まない人は考えが浅い」。前者は共感を求めすぎ、後者は明確な否定です。自分に起きたことを書くのは良いのですが、一般化した瞬間に説教になります。

この4つを避けるだけで、読書欄は9割方うまくいきます。

書き手と読み手のズレを可視化する

同じ文でも、受け取られ方はかなり違います。よくあるズレを並べます。

書いた文書き手の意図読み手に届きがちな意味
月に10冊は読みます習慣を伝えたい自分は読んでいないので引け目を感じる
純文学を中心に読みますジャンルの説明話についていけなさそう
本の話ができる人だとうれしいです話題の希望試験を受ける気分になる
読書は人生の基本だと思っています価値観の共有読まない生き方を否定された
積読が増える一方です自虐・親しみ(そのまま親しみとして伝わる/◯)
寝る前に数ページだけ読みます生活の描写静かな時間を大事にする人だと分かる(◯)

うまくいっている2つの共通点は、量でも価値でもなく「場面」を書いていることです。

読書量別の書き分け

読書欄でつまずく人の多くは、「胸を張れるほど読んでいない」と感じています。実際には、量が少ないほうが押し付けにならず書きやすい面もあります。

ほとんど読まない人 無理に読書を趣味として書く必要はありません。ただし「読まない」と否定形で書くより、読むことがある場面だけを拾うと自然です。例:「本を読む習慣はないのですが、旅行の前だけガイドブックを熟読します」。これで会話の材料になります。

年に数冊の人 「たまに」と書くと曖昧なので、きっかけを書くと具体性が出ます。例:「人に勧められた本を、思い出した頃に読むくらいのペースです」。ゆるさがそのまま人柄になります。

月に数冊の人 いちばん書きやすい層ですが、冊数を書きたくなる層でもあります。冊数の代わりに読む時間帯を書いてください。例:「通勤の電車の中が読書時間で、降りる駅で必ず読みかけになります」。

毎日読む人 熱量が強い分、押し付けスイッチが入りやすい層です。「詳しくはない」「好きな範囲が偏っている」と自分から幅を狭めて申告すると、相手の緊張が下がります。例:「毎日少しずつ読みますが、同じ作家を繰り返し読むタイプで、幅は広くありません」。

専門書・仕事の本が中心の人 そのまま書くと堅く見えます。何のために読んでいるかを一言足すと、人柄として伝わります。例:「仕事関係の本が多いのですが、知らない分野の話を読むのが単純に面白いからです」。

ジャンル別の言い換え例

ありがちな書き方押し付けにならない書き方
読書が趣味です寝る前に少し読む時間が好きです
小説をよく読みます続きが気になって夜更かしする本に弱いです
ミステリーが好き犯人を当てようとして毎回外すのが楽しいです
エッセイが好き人の日常の話を読むのが好きで、気楽に読めるものが多いです
歴史小説が好き昔の人の生活の描写を読むのが好きです。詳しいわけではありません
ビジネス書を読みます仕事のヒントになりそうな本を、気が向いたときに読みます
実用書・レシピ本料理の本を眺めるのが好きで、作らないまま満足することもあります
漫画も読みます漫画も同じくらい読みます。ジャンルの上下はないと思っています
詩集・短歌短い文章を繰り返し読むのが好きです
電子書籍で読む移動中はスマートフォンで読むので、かばんは軽いです
図書館をよく使う借りて読むことが多く、返却日が読書のペースを作っています
積読が多い買った本が順番待ちしていて、選ぶ瞬間がいちばん楽しいです

例文はそのまま使わず、自分の言葉に直す前提で見てください。 借りた文は、動画や会話で自分の口から出たときに温度が合わず、かえって不自然になります。

NG例と改善例

NG例なぜ避けたいか改善例
年間100冊読みます数字が比較を生む移動時間はだいたい本を読んでいます
活字が読めない人とは話が合わないかも条件提示で入口が閉じる読まない人の話も面白いので、ジャンルは問いません
漫画やスマホの本は読みません他ジャンルの否定紙の本が好きですが、読み方は人それぞれだと思います
読書は自己投資です価値観の押し出しが強い知らないことを知るのが単純に楽しいです
おすすめは全部読んでほしい相手に行動を求めている面白かった本の話をするのが好きです
毎週土曜は◯◯書店の◯階にいます行動パターンが読まれる休日に本屋をのぞくのが習慣です
難しい本を読んでいます上下関係を作る少し歯ごたえのある本を、ゆっくり読んでいます

「おすすめの本は?」と聞かれたときの返し方

読書を書くと、ほぼ必ずこの質問が来ます。ここで押し付けが起きやすいので、返し方を先に用意しておくと安心です。

避けたい返し方:作品名を3〜5冊まとめて送る/「これは読んでおいたほうがいい」と言う/相手が読んでいない前提で解説を始める。

うまくいく返し方の型

〔1冊だけ挙げる〕+〔一言でどんな話か〕+〔相手に選択権を返す〕

例:「最近読んだのだと、家族の話の小説がよかったです。静かな話なので、好みが分かれるかもしれません。◯◯さんは普段どんなものを読みますか?」

ポイントは3つです。1冊に絞る(複数は宿題になります)。ネタバレも解説もしない(相手が読む楽しみを残します)。最後に質問を返す(会話が一方通行になりません)。相手が「あまり読まないです」と答えた場合は、そこで本の話を続けず、「じゃあ休日は何をしていることが多いですか」と話題を移してください。引き際を用意しておくことが、押し付けない最大のコツです。

LOVETOKで読書の話を活かす

LOVETOKは、15〜30秒の自己紹介動画から始まる縦動画型のマッチングサービスです。趣味は150種類以上から選べ、一覧にないものは自由に追加できます。読書のように静かな趣味は、写真だけでは伝わりにくい落ち着いた雰囲気が、話し方や表情として動画に出やすい題材です。

20種類の質問から選んで動画で答えられる「質問に答える動画」もあり、投稿は1人あたり合計6本までです。「ひとりの時間の過ごし方」といった質問は、読書の話と自然につながります。文章の欄には場面を短く書き、動画では「読んでいるときの気分」を話す、と役割を分けると重複しません。

自己紹介文は例文から選ぶこともでき、AIに下書きを作ってもらうこともできます。AIが使うのは年齢・地域・職業・趣味・休日など自分が入力済みの情報だけで、入力していない事実を作り出すことはありません。下書きなので、最後は必ず自分の言葉に直してください。読書欄はとくに、本人の言い回しが出るほど効果が上がります。

なお、LOVETOKで公開されるプロフィール情報は表示名・年齢・都道府県のみです。本名・生年月日・詳細な住所・電話番号・メールアドレスは公開されません。

触れないほうがよい領域と、個人情報の注意

読書は思想・信条・宗教・政治と地続きの話題になることがあります。プロフィールの段階では、その領域には踏み込まないほうが無難です。 深い価値観の話は、お互いの人柄が分かってからのほうが誤解なく伝わります。書くなら「考えることが好きです」程度にとどめてください。

個人情報の面では、次の書き方に注意してください。

  • 通っている書店・図書館の名称や、行く曜日・時間帯
  • 参加している読書会・サークルの名称や開催場所
  • 蔵書を写した写真(本棚の背景に住所や書類が写り込むことがあります)

場所は「近所」「都内」程度の粒度にとどめるのが安全です。

また、読書や勉強の話題をきっかけに、高額な教材・セミナー・情報商材の購入を勧められたり、そこから投資や副業の勧誘に移る事例が消費生活の相談として報告されています。国民生活センターや消費者庁は、知り合ったばかりの相手からの勧誘や「儲かる話」に注意を呼びかけています。金銭や契約の不安は消費者ホットライン188、身の安全に関わる不安は警察相談専用電話#9110へ相談できます。個別の事案が違法かどうかの判断は、専門家または関係機関にご確認ください(LOVETOK編集部調べ)。

LOVETOKのメッセージはマッチ成立後のみ・テキストのみで、電話番号・メールアドレス・SNSのID・URLは送信前に自動で止まります。外部のやり取りに誘導されたときは、応じずに通報してください。通報しても、誰が通報したかは相手に伝わりません。

公開前チェックリスト

  • ☐ 冊数・ページ数などの数字を書いていない
  • ☐ 他のジャンル(漫画・電子書籍など)を下に置く表現がない
  • ☐ 「本の話ができる人」などの条件を書いていない
  • ☐ 読書の効能を一般化していない
  • ☐ 「いつ読むか」の場面が1つ入っている
  • ☐ 読まない人でも反応できる一文がある
  • ☐ 書店名・図書館名・読書会名・曜日を書いていない
  • ☐ 思想・宗教・政治に踏み込んでいない
  • ☐ 例文をそのまま使わず、自分の言葉になっている

想定される反論と、この書き方が向かない人

「読書量は誠実な情報では?」 — 事実である点はその通りです。ただしプロフィールの目的は自己申告の正確さではなく、会話が始まることです。冊数は事実であっても、会話を始める働きが弱く、比較を生む副作用が大きいため、優先度を下げることをおすすめします。

「本気で本の話をしたいので、あえて絞りたい」 — その狙いなら、条件文(「〜な人限定」)ではなく、具体性で絞ってください。読んでいる範囲を具体的に書けば、同じ範囲の人が自然に反応します。条件文は、狙った相手にも冷たく届きます。

向かないケース — 読書がそれほど生活に入っていない人が、印象を良くする目的で読書欄を埋めるのはおすすめしません。動画で話すときに詰まりますし、実際に会ったときのズレになります。空欄のままでも減点にはなりません。

よくある質問

Q. 好きな作家名は書いてもいいですか? A. 1名までなら有効です。「この作家の、こういう雰囲気が好き」と理由を添えると、知らない人にも伝わります。名前を並べるだけは避けてください。

Q. 漫画やライトノベルは書かないほうがいい? A. 書いて構いません。ジャンルに上下はありません。むしろ共通の話題になりやすい分野です。

Q. 読んだ本の内容を忘れてしまいます。 A. 問題ありません。「読んでいる時間が好きで、内容は結構忘れます」と書けば、それ自体が親しみやすい情報になります。

Q. 相手が本を読まない人だったら合いませんか? A. 読書は一人で完結する趣味なので、共有しなくても成立します。「一緒にやること」より「お互いが一人の時間を尊重できるか」のほうが、長い目では大事です。

Q. 電子と紙、どちらで読むかは書くべきですか? A. 必須ではありませんが、書くと生活が想像しやすくなります。どちらかを優れているとする書き方だけ避けてください。

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読書のような静かな趣味ほど、文字より声と表情のほうが人柄が伝わります。LOVETOKは動画で雰囲気を伝えるマッチングサービスで、現在は会員登録を受け付けています。プロフィールと動画の組み立て方は「LOVETOKの使い方」をご覧ください。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-31

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