例文をそのまま使わないほうがよい理由|自分の言葉に直す4ステップ

著者:横山隆一/編集:LOVETOK編集部/最終更新:2026-07-31

LOVETOKは15〜30秒の縦動画から始まる恋愛マッチングサービスです。写真では伝わらない話し方や雰囲気を、会う前に確かめられます。

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結論:例文は「文章のかたち」を借りるためのもので、「中身」まで借りると、相手が反応する手がかりが消えてしまいます。 例文をそのまま貼った自己紹介文は、読んでも書いた人の顔が浮かびません。悪い印象を与えるというより、何も残らないのが最大の問題です。とはいえ白紙から書くのは大変です。例文やAIの下書きを土台に、決まった手順で自分の言葉へ置き換えるのが近道です。この記事ではその手順を具体的に示します。

この記事でわかること

  • 例文をそのまま使うと、なぜ反応が返りにくくなるのか(3つの仕組み)
  • それでも例文やAI下書きが用意されている理由と、正しい使い方
  • 例文を自分の言葉に直す4ステップ(材料出し→置換→具体化→削る)
  • ビフォーアフターの実例(5パターン)
  • そのまま使ってよい場面と、避けたい場面の判断基準
  • 「直しすぎ」で起きる失敗と、その避け方
  • 投稿前のチェックリストとよくある質問

例文をそのまま使うと何が起きるのか

1. 「この自己紹介文にいいね」を送る手がかりが消える

LOVETOKには、プロフィール全体ではなく項目ごとにいいねを送る仕組みがあります。「この動画」「この回答」「この自己紹介文」といった単位です。さらに、一言(150文字以内)を添えていいねを送ることもでき、その一言はマッチ成立後に最初のメッセージとして届きます

ここで考えてみてください。相手が一言を添えようとしたとき、書ける材料はあなたの文章の中にしかありません。「休日は好きなことをして過ごしています」だけの文章から、何を書き出せるでしょうか。反応したくても反応するとっかかりがない状態です。

逆に「休日は近所の川沿いを1時間ほど歩いています」と書いてあれば、「散歩コースを教えてください」と書けます。具体的な一語が、相手の側の行動をつくります。 例文をそのまま使うと、この一語が最初から入っていません。

2. 似た文章が並び、読み分けられなくなる

例文は「多くの人に当てはまるように」書かれています。当てはまりやすいということは、他の人が使っても同じくらい自然に見えるということです。同じ例文を土台にした自己紹介文がいくつも並ぶと、読み手は区別できません。区別できないものは、記憶に残らないまま流れていきます。

せっかく写真や動画を用意しても、文章の段階で「他の人と同じ」と処理されると、そこから先に進みません。

3. 会ったとき・話したときのギャップになる

例文には、書いた人の語彙や口調が入っています。それを借りると、文章の中の自分と、実際に話す自分がずれます。LOVETOKは15〜30秒の自己紹介動画から始まるサービスなので、このずれは特に目立ちます。文章は丁寧で落ち着いているのに、動画では別の話し方をしている——読み手は理由がわからないまま、なんとなく引っかかりを覚えます。

印象が違うこと自体は悪いことではありません。問題なのは、そのずれが本人の意図ではなく、借り物によって生まれていることです。

それでも例文とAI下書きが用意されている理由

LOVETOKでは、自己紹介文を例文から選ぶこともできますし、AIに下書きを作ってもらうこともできます。「そのまま使わないほうがいい」と言いながら、なぜこうした機能があるのでしょうか。

理由は単純で、白紙がいちばん書けないからです。何を書けばいいか分からない状態から、いきなり自分の言葉は出てきません。例文とAI下書きは、「この順番で、このくらいの分量で、こういう内容を書けばいい」という型を渡すための道具です。

なお、LOVETOKのAI下書きは、あなたが入力済みの情報(年齢・地域・職業・趣味・休日)だけを材料にします。入力していない学歴や年収帯をAIが推測して書くことはありません。事実を創作しない代わりに、内容の濃さは入力した情報の量で決まります。趣味や休日を埋めずに下書きを頼むと、当たり障りのない文章が出てくるのは仕組み上当然です。詳しくは自己紹介文のAI下書き機能で解説しています。

つまり、例文もAI下書きも完成品ではなく素材です。ここから先の手順が本題になります。

例文を自分の言葉に直す4ステップ

ステップ1:材料を先に出す(文章にしない)

いきなり例文を書き換えようとすると、単語の言い換えで終わります。先に材料だけを箇条書きで出してください。文章にする必要はありません。

出す項目は5つで十分です。

  1. 直近1か月で実際にやったこと(3つ)
  2. 続けていること・毎週やっていること(2つ)
  3. 人からよく言われること(1つ)
  4. 一緒に過ごす相手とやってみたいこと(1つ)
  5. 苦手なこと・できないこと(1つ)

ここでのコツは、「趣味」ではなく「行動」で書くことです。「映画鑑賞」ではなく「先月は映画館に2回行った」。「料理」ではなく「週末にまとめて作り置きをしている」。行動には固有の情報が含まれるので、そのまま文章の材料になります。

ステップ2:例文の抽象語を、材料に置き換える

例文の中には、必ず中身が空いている語があります。「好きなことをして」「おいしいものを食べに行くのが好き」「アウトドアもインドアも楽しめます」。ここが差し替えポイントです。

作業としては、例文を眺めて抽象語に印をつけ、ステップ1の材料で埋めるだけです。文の骨組み(順番・つなぎ方・語尾)は例文のまま残して構いません。骨組みは借りてよい部分です。

ステップ3:一つだけ「固有名詞に近いもの」を入れる

すべてを具体化する必要はありません。1文だけ、他の人が書きようのない情報を入れます。

  • 「10年続けている」など、期間
  • 「3年前に引っ越してきて」など、経緯
  • 「休日は朝5時に起きて」など、数字
  • 「毎年この時期に必ずやること」など、季節

ここで注意したいのは、居場所が特定される固有名詞は避けることです。LOVETOKのプロフィールで公開されるのは表示名・年齢・都道府県のみで、本名・生年月日・詳細な住所・電話番号・メールアドレスは公開されません。自分で本文に書いてしまうと、その設計を自分から崩すことになります。

ステップ4:一度書いたら、2割削る

材料を入れると文章は長くなり、長い文章は最後まで読まれません。書き上がったら、意味が変わらない範囲で2割ほど削ってください。

削る優先順位は次のとおりです。

  1. 例文から残った定型のあいさつ(「はじめまして」「最後まで読んでいただきありがとうございます」)
  2. 誰にでも当てはまる形容(「明るい性格です」「思いやりを大切にしています」)
  3. 同じ内容の言い換え(2回説明している部分)
  4. 条件・要望の列挙(多いほど印象が硬くなります)

削った結果、自分の材料だけが残っていれば成功です。

ビフォーアフター

例文のまま自分の言葉に直したあと
休日は好きなことをして過ごしています。休日は朝のうちに家事を片づけて、午後は近所の川沿いを1時間ほど歩いています。
おいしいものを食べに行くのが好きです。月に1回、行ったことのないジャンルの店を1軒だけ開拓しています。最近は台湾料理でした。
明るい性格だとよく言われます。職場では「聞き役」に回ることが多く、話をまとめる係になりがちです。
仕事も趣味も大切にしたいと思っています。平日は帰宅が遅い日もありますが、週末はできるだけ予定を空けるようにしています。
真剣に出会いを探しています。よろしくお願いします。いずれ一緒に暮らすことを考えられる方と、まずは無理のないペースで話せたらうれしいです。

右の列は、どれも特別なことを書いていません。行動と数字と時期が入っているだけで、読み手は情景を想像できます。

そのまま使ってよい場面/避けたい場面

例文の流用がすべて悪いわけではありません。線引きを表にします。

部分そのまま使ってよいか理由
文の順番・構成○ 使ってよい読みやすさの型であり、個性を必要としない
語尾・敬語のトーン○ 使ってよい自分の話し方に近ければ問題ない
書き出しの1文△ 短く整える定型のあいさつは削るほど本題が近づく
趣味・休日の中身✕ 避けたいここが相手の反応の起点になる
人柄の説明✕ 避けたい借りると動画・会話とのずれが出る
相手への希望✕ 避けたい例文の希望条件は自分の本意と違うことが多い
締めの一文△ 短く整える長い謝辞より、次の一歩が分かる一言

「直しすぎ」で起きる失敗

自分の言葉に直そうとするあまり、逆効果になる例もあります。想定される反論として、あらかじめ触れておきます。

盛ってしまう。 具体的に書こうとして、実際より頻度や熱量を大きく書いてしまうパターンです。「毎週登山に行きます」と書けば話は広がりますが、実際は年に2回であれば、会話が続くほど苦しくなります。事実の範囲で具体的にが原則です。

凝りすぎて読みにくくなる。 比喩や自虐、内輪のネタを入れて個性を出そうとすると、読み手が意味を取るのに時間がかかります。プロフィールは初対面の相手が読むものです。一読で意味が通ることが、面白さより優先されます。

長くなりすぎる。 材料を全部入れると、情報は多いのに印象が薄い文章になります。動画と写真がある以上、文章がすべてを説明する必要はありません。LOVETOKでは自己紹介動画のほか、20種類の質問から選んで答える動画を合計6本まで投稿できます。文章で足りない部分は、動画に預けて構いません。

この記事の型に寄せすぎる。 ステップ3の「他の人が書きようのない一文」だけは、必ず自分で選んでください。

投稿前チェックリスト

  • ☐ 例文からそのまま残っている文が、構成と語尾以外に無いか
  • ☐ 「好きなこと」「おいしいもの」など、中身の空いた語が残っていないか
  • ☐ 他の人が書けない情報(期間・数字・時期・経緯)が最低1つ入っているか
  • ☐ 店名・駅名・勤務先など、居場所が特定される固有名詞を書いていないか
  • ☐ 書いた内容と、自己紹介動画で話す内容が食い違っていないか
  • ☐ 事実より大きく書いている部分がないか
  • ☐ 相手への希望が、条件の列挙になっていないか
  • ☐ 声に出して読んで、途中で息が続かない長文になっていないか
  • ☐ まだ削れる文が残っていないか

この方法が向かない人・例外

文章を書くこと自体に強い抵抗がある方は、無理に長文を目指さないでください。3〜4文の短い自己紹介文でも、そこに具体的な一語が入っていれば役目は果たします。むしろ、長さを目標にすると水増しした文になり、逆効果です。

プライバシーを特に強く守りたい方も、具体化の度合いを下げて構いません。「近所の川沿い」を「家の近く」に置き換えるだけでも、抽象語よりは手がかりが残ります。具体性と匿名性は、程度で調整できます。

すでに自分の言葉で書けている方は、この記事の手順を使う必要はありません。例文を見ずに書けたなら、それが最良です。

具体化するときの安全上の注意(LOVETOK編集部調べ)

具体化のために勤務先名・最寄り駅・よく行く店名を書くのは避けてください。単体では無害に見えても、年齢・都道府県・生活時間帯と組み合わさると個人が絞り込まれます。面識のない相手からの「プロフィールを添削します」という誘いにも応じないでください。無償の添削を入口に有料サービスや投資・副業の勧誘へつなぐ手口が、消費者庁・国民生活センター・警察庁の注意喚起で取り上げられています。不審な勧誘や金銭トラブルは消費者ホットライン188、緊急でない相談は警察相談専用電話#9110へ相談できます。個別の事案が違法にあたるかは状況により異なります。各機関の一次情報もあわせてご確認ください。

よくある質問

Q. 例文を少しだけ書き換えるのはダメですか。 A. ダメではありませんが、語尾や単語だけを変えても、読み手が受け取る情報量は変わりません。変えるべきは中身(趣味・休日・人柄の説明)です。

Q. AIの下書きをそのまま使ってもいいですか。 A. 使えますが、おすすめしません。下書きの材料は入力済みの情報だけなので、登録項目に近い内容になりやすく、他の方と似た印象になります。ステップ1の材料を足してから使ってください。

Q. 文章が苦手で、どうしても例文に頼ってしまいます。 A. まず趣味・休日・職業などの項目を埋めてみてください。趣味は150種類以上から選べ、無いものは自由に追加できます。項目が埋まると、書くべき材料が自然に見えてきます。

Q. 何文字くらいが適切ですか。 A. 画面をスクロールせずに読み切れる長さが目安です。長さより、具体的な一語があるかで読まれ方が変わります。

Q. 何度も書き直してもいいですか。 A. 構いません。ただし一度に全部変えると何が効いたのか分からなくなるので、変えるなら一箇所ずつをおすすめします。なお写真・動画は投稿してすぐには公開されず、AIと担当者の確認を経て公開されるため、反映には時間差があります。

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例文は捨てるものではなく、土台として使い切るものです。骨組みを借りて、中身だけ自分のものに入れ替えてください。プロフィールと動画がどう連動して相手に届くのかは「LOVETOKの使い方」で確認できます(LOVETOKは現在、会員登録を受け付けています)。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-31

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