譲れない条件は書くべきか|どこに置くかで決める判断と表現

著者:横山隆一/編集:LOVETOK編集部/最終更新:2026-08-06

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結論:譲れない条件は「書くか書かないか」ではなく、「どこに置くか」で決めてください。 選択肢は2つではなく3つあります。(1)詳細項目で設定する、(2)自己紹介文に短く書く、(3)会話の中で確かめる。 ほとんどの条件は(1)で足り、(1)で扱えないものだけが(2)に回り、(2)に書くと角が立つものが(3)に残ります。

「書くと冷たく見える」「書かないと後で困る」という二択で悩んでいる限り、答えは出ません。その条件が、そもそも文章で伝えるべきものかどうかから考えるほうが早く片づきます。

この記事でわかること

  • 譲れない条件を書くべきか、書かないべきかを分ける3つの問い
  • 書いた場合・書かなかった場合それぞれのメリットとデメリット(比較表)
  • 条件のタイプ別に、項目・文章・会話のどこに置くべきかの一覧
  • 角が立つ表現と、立たない表現の違いはどこにあるのか
  • 文章に書く場合の3行テンプレートと、書き換えの実例
  • 「隠すのは不誠実では」という反論への答え
  • 相手の条件に自分が当てはまらないときの考え方
  • よくある質問と、条件に絡んだ安全上の注意

そもそも「譲れない条件」とは何か

言葉の整理から始めます。よく混ざる3つを分けます。

種類定義
譲れない条件合わないと関係を続けられない。後から変えられない結婚への意思、子どもの希望、喫煙
強い希望合わないと負担はあるが、話し合いで調整できる連絡の頻度、休日の過ごし方、距離
好みあれば嬉しいが、なくても続けられる趣味の一致、外見、身長

ここを混ぜたまま書くと、文章が長くなり、全部が同じ強さで並びます。読み手には、好みも譲れない条件も同じ「条件」として届きます。 その結果、実際には柔軟な人が、極端に厳しい人に見えてしまう。これが「条件を書くと冷たく見える」現象の正体です。

まずやることは、書き出した条件を上の3つに仕分けることです。譲れない条件として残るのは、たいてい2つか3つです。 5つ以上残ったなら、仕分けがまだ甘い可能性があります。

判断フロー:3つの問い

残った条件を、順番に3つの問いにかけてください。

問い1:詳細項目で設定できるか?

LOVETOKのプロフィールには、職業・身長・体型・学歴・年収帯・休日・結婚歴・子どもの有無・出会うまでの希望・同居人・血液型・兄弟姉妹・出身地・お酒・タバコ・結婚への意思・子どもの希望といった詳細項目があります。

さらに重要なのは、検索(さがす)で年齢・地域・趣味・性別・結婚意思・お酒・タバコ・キーワードを条件にできることです。つまり、これらに該当する条件は、あなたが文章に書かなくても、相手が探す側で使えます。

→ 項目で設定できるなら、そこで完結させてください。 文章に重ねて書く必要はありません。重ねると、情報は増えないのに圧だけが増えます。

問い2:後から分かったとき、相手が「先に言ってほしかった」と思うか?

項目で扱えない条件は、この問いにかけます。

  • 思う → 書いたほうがよい(例:転勤の可能性がある、実家との同居を考えている)
  • 思わない → 書かなくてよい(例:休日の過ごし方の好み、連絡頻度の希望)

判断の基準は、あなたが困るかどうかではなく、相手が時間を無駄にするかどうかです。相手が3か月やり取りした後に知って落胆するような情報は、先に出しておくのが誠実です。

問い3:相手を否定せずに書けるか?

書いたほうがよいと判断した条件でも、最後にこれを通します。

  • 自分の状態として書ける → 文章に書く(例:「タバコは吸いません」)
  • どうしても相手の属性を否定する形になる → 文章には書かず、会話で確かめる(例:宗教、政治的な立場、金銭感覚)

この問い3が、角が立つかどうかを決める分かれ目です。 詳しくは後半で扱います。

書く場合・書かない場合の比較

判断の材料として、両方の結果を並べます。

文章に書く文章に書かない
いいねの数減る傾向減りにくい
やり取りの続きやすさ続いた相手とは続きやすい途中で食い違うことがある
時間の使い方前半で絞れる後半で判明して戻る
読み手の印象書き方次第で冷たく見える何を考えているか読めない
自分の負担書くまでが大変毎回説明する手間が続く
向いている条件後から変えられないもの話し合いで調整できるもの
失敗の形条件が並び、審査票のように読まれる好意が育った後に、根本的な不一致が出る

どちらにもコストがあります。 「書かないほうが得」でも「書くほうが誠実」でもありません。条件の性質によって、払うコストの種類が変わるだけです。

注目してほしいのは最終行です。書かない側の失敗のほうが、回復に時間がかかります。 好意が生まれた後に判明した不一致は、どちらかが我慢する形で先送りされやすく、結果的に両方が消耗します。迷ったときは、後から変えられない条件だけは書くという基準で構いません。

条件タイプ別の置き場所

具体的な条件ごとに、どこに置くのが自然かを整理します。

条件推奨する置き場所補足
喫煙項目(必要なら文章に一言)検索の条件になります。文章では自分の状態として一言添える程度に
飲酒項目同上。飲めないことを詫びる必要はありません
結婚への意思項目+文章で温度を補足項目だけだと温度が伝わりません
子どもの希望項目文章で強調すると条件の色が強く出ます
結婚歴・子どもの有無項目隠さない。文章で長く説明する必要はありません
年齢相手の検索に任せる文章に年齢制限を書くと、最も角が立ちます
居住地・距離項目(都道府県)+必要なら文章公開されるのは都道府県までです
年収項目(年収帯)文章で相手に求めると、ほぼ確実に印象を損ないます
学歴・身長・体型項目相手への希望として文章に書くのは避けたほうが無難です
転勤・引っ越しの可能性文章項目にないため、書く価値が高い情報です
家族との同居・介護の予定文章に短く、詳細は会話事実だけ先に、事情は会話で
連絡の頻度・ペース文章に一言譲れない条件ではなく強い希望として書く
宗教・政治的な立場会話文章に書くと属性の否定になりやすい領域です
金銭感覚会話「金銭感覚の合う方」は具体的に伝わらないうえ、身構えられます

原則はシンプルです。項目にあるものは項目へ。項目にないもののうち、後から変えられないものだけ文章へ。それ以外は会話へ。

角が立つ表現と、立たない表現

同じ条件でも、書き方で受け取られ方が変わります。違いは3つだけです。

違い1:主語が相手か、自分か。 「タバコを吸う方はご遠慮ください」は主語が相手です。「タバコは吸わないので、同じ方だと過ごしやすいです」は主語が自分です。伝えている条件は同じですが、前者は排除、後者は説明として読まれます。

違い2:否定形か、肯定形か。 「〜でない方」と書くと、読み手は自分が該当するかを不安な気持ちで確認します。「〜な方」と書けば、同じ絞り込みでも確認の作業が前向きになります。

違い3:断りの言葉があるか。 「お断りします」「ご縁がありません」は、まだ何も始まっていない相手に向けた拒絶です。まだ会っていない人に断りの言葉を向ける必要はありません。 条件を書けば、当てはまらない人は自然に離れます。

言い換えの一覧です。

角が立つ書き方角が立たない書き方
喫煙者の方はお断りしますタバコは吸わないので、同じ方だと過ごしやすいです
遊び目的の方はご遠慮ください落ち着いて続けていける関係を考えています
年収◯万円以上の方希望(書かない。年収帯は項目で設定します)
40代以上の方はごめんなさい(書かない。年齢は相手の検索に任せます)
既婚者・冷やかしはブロックします通報・ブロックは必要に応じて使います(※そもそも書かない)
常識のない方とは合いません連絡や約束のペースが近い方だと、無理なく続けられそうです
転勤族なので、ついてこられる方数年ごとに転勤の可能性があります。この点は最初にお伝えしておきます
子どもが欲しくない方は無理です子どもを希望しているので、そこは正直にお伝えします(項目にも設定しています)
実家と同居できる方実家が近く、月に何度か顔を出しています。将来的な同居の可能性もあります
価値観の合わない方はご遠慮ください(抽象的すぎるため、書かない)

表の最後の2行に注目してください。書き換えるのではなく「書かない」という選択が正解になる条件があります。 具体的に伝わらない条件と、相手の属性を数値で切る条件は、文章に置くと損しかしません。

文章に書く場合の3行テンプレート

書くと決めた条件は、次の3行で足ります。

1行目:事実を、自分の状態として。

数年ごとに転勤の可能性のある仕事をしています。

2行目:なぜ先に伝えるのかを、一言。

後からお伝えするより、先に知っておいてもらったほうがいいと思うので書いています。

3行目:相手に判断を委ねる、または一緒に考える姿勢。

難しい条件だとは思いますが、そのうえで話してみたいと思ってもらえたら嬉しいです。

この3行には、断りの言葉も、除外の文も、相手への要求も入っていません。 それでも条件は正確に伝わっています。角が立たないというのは、条件を弱めることではなく、この3つを入れないことです。

もう1例。

タバコは吸いません(項目にも設定しています)。煙が苦手というより、単に自分に習慣がないだけです。同じ方のほうが、休みの日の過ごし方も自然に合いそうだと思っています。

理由を一言添えると、条件が主張ではなく事情になります。理由は正直で構いません。 立派な理由である必要はなく、「習慣がないだけ」で十分です。

「隠すのは不誠実では」という反論

書かないという選択に対して、必ず出てくる反論です。正面から答えます。

書かないことと、隠すことは違います。

  • 書かない:聞かれれば答える。項目には正確に設定してある。文章の分量を別のことに使っている
  • 隠す:聞かれても答えない。項目に事実と違う設定をする。相手が誤解するように書く

前者は誠実さの問題ではなく、編集の判断です。自己紹介文は限られた分量しかありません。条件を全部書けば、あなたがどんな人かを伝える部分が削られます。条件を全部書いた結果、条件しか分からない文章になるほうが、出会いの機会を減らします。

一方、後者は避けてください。とくに項目に事実と違う設定をすることは、検索の結果を歪めるので相手の時間を直接奪います。喫煙、結婚歴、子どもの有無、結婚への意思は正確に設定してください。

もうひとつの反論、「先に書いておけば時間を無駄にしない」も一理あります。ただしそれが効くのは後から変えられない条件だけで、調整可能な希望を先に全部書いても、絞り込みの精度は上がらず読み手が減るだけです。

相手の条件に、自分が当てはまらないとき

逆の立場も扱っておきます。相手のプロフィールに条件が書かれていて、自分が当てはまらない場合です。

  • 項目で明確に違う場合(結婚への意思、子どもの希望、喫煙など)→ 送らないほうがお互いのためです。当てはまらないことを承知で送ると、相手にとっては条件を読まれていないのと同じになります。
  • 文章の希望が抽象的な場合(「価値観の合う方」など)→ 判断のしようがないので、気にしすぎる必要はありません。
  • 当てはまるか微妙な場合 → 一言を添えたいいね(150文字以内、マッチ成立後に最初のメッセージとして届きます)で、正直に触れておくと後が楽になります。無理に当てはまるふりをしないでください。

いいねは無料会員で1か月に10回、プレミアム会員(月額3,480円・税込)で1か月に100回です。回数には限りがあるので、明らかに合わない相手に使う理由はありません。

よくある質問

Q. 条件を書いたら、いいねが全く来なくなりませんか? A. 数は減る可能性があります。ただしマッチングはお互いにいいねを送り合った場合のみ成立するので、条件の合わない相手からのいいねは、そもそも先に進みません。見るべきは総数ではなく、やり取りが続いた割合です。反応がない状態が続く場合の考え方はプロフィールに反応がないときで扱っています。

Q. 譲れない条件は、いくつまでなら大丈夫ですか? A. 文章に書くのは2つまでを目安にしてください。3つ以上並ぶと、内容にかかわらず条件の列として読まれます。項目で設定する分には、数の制限を気にする必要はありません。

Q. 「業者や既婚者はお断り」と書くのは有効ですか? A. おすすめしません。書いても該当する相手は止まりませんし、大多数の誠実な読み手に疑いを向ける形になります。LOVETOKでは、公的な身分証と顔照合(eKYC)による年齢確認・本人確認を行っており、確認が済むまでいいね・マッチング・メッセージ・ビデオ通話・課金はすべて使えません。動画と写真も投稿直後には公開されず、AI判定と担当者の確認を経て公開されます。あなたが文章で警戒を表明するより、仕組みと通報のほうが確実です。

Q. 会ってから条件を伝えるのでは遅いですか? A. 後から変えられない条件(結婚への意思、子どもの希望、転居の可能性など)は、会う前に共有しておくほうが双方の負担が軽くなります。会う前に確認したいことがあれば、マッチ成立後かつ年齢確認済みの相手とはビデオ通話ができます。 連絡先を交換せずに顔を見て話せるので、条件の話をするには適した場です。

Q. 動画で条件を話してもいいですか? A. 構いません。むしろ、文章では硬く読まれる話題ほど動画に向いています。20種類の質問から選んで答える動画は合計6本まで、自己紹介動画は15〜30秒です。ただし、動画でも断りの言葉は使わないでください。 声がつくぶん、拒絶の印象も強く残ります。

条件に絡んだ安全上の注意(LOVETOK編集部調べ)

条件の話は、悪意のある相手にとって利用しやすい領域でもあります。あなたが書いた条件に過剰に一致してくる(すべてに「自分もそうです」と返してくる)、年収や資産の話題から投資・副業・保険につなげてくる、価値観の一致を強調しながら特定の団体への参加を勧めてくる、条件の確認を理由に外部の連絡手段へ移ろうとする——こうした兆候に注意してください。

LOVETOKでは、メッセージで電話番号・メールアドレス・SNSのID・URLは送信前に自動で止まり、相手に届きません。 送れるのはテキストのみで、画像・動画・音声・ファイル・位置情報を送る機能はありません。通報は全画面から可能で、誰が通報したかは相手に伝わりません。 未成年の疑い・生命の危険・暴力・詐欺にあたる通報は3時間以内に対応し、確認を待たずにまず相手を非表示にします。

条件や結婚を口実にした金銭トラブル・勧誘については、消費者庁・国民生活センター・警察庁が継続して注意を呼びかけています。不安を感じたときは、消費者ホットライン188、緊急でない警察相談は#9110で相談できます。個別の事案が違法にあたるかどうかは状況によって異なるため、断定的な判断は避け、早めに関係機関へご相談ください。

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著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-31

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