元パートナーの話はプロフィールに書かない|事実だけ置く理由

著者:横山隆一/編集:LOVETOK編集部/最終更新:2026-08-06

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結論:元パートナーに関することは、「事実」だけを項目に置き、「評価」と「物語」は自己紹介文から外してください。 結婚歴や子どもの有無といった事実は詳細項目で正確に設定すれば足ります。別れた理由、相手がどんな人だったか、そこから何を学んだか——これらは文章に書くと、書いた本人の意図とはほぼ逆に読まれます。

大事なのは「隠す」ことではありません。書く場所を、項目・文章・会話の3つに振り分けるだけです。この記事では、どれをどこに置くかを具体的に決めていきます。

この記事でわかること

  • 元パートナーの話が、書いた意図と逆に読まれてしまう構造的な理由
  • 「事実・評価・物語」の3層で切り分ける方法と、それぞれの置き場所
  • 結婚歴・子どもの有無など、書かないと不誠実になる情報との線引き
  • つい書いてしまう4つの動機と、その動機を満たす別の手段
  • NG例と改善例(未婚・離婚経験あり・子どもがいる場合の3パターン)
  • 例外的に、文章へ短く書いたほうがよいケースの見分け方
  • 元パートナーの話を、会話のどの段階で・どこまで話すかの目安
  • 第三者(元パートナー)の情報を扱うときの注意点と相談先
  • よくある質問(写真の扱い、「未練がある」と思われないか、聞かれたときの答え方)

なぜ元パートナーの話は逆効果になりやすいのか

書く人に悪意はほとんどありません。「正直でありたい」「同じことを繰り返したくない」という誠実な動機から書かれています。それでも読まれ方がずれるのは、次の3つの構造があるからです。

構造1:読み手には検証手段がない

LOVETOKで公開されるプロフィール情報は表示名(ニックネーム)・年齢・都道府県のみで、あとは詳細項目・自己紹介文・動画・写真です。読み手には、元パートナーがどんな人だったかを確かめる手段がありません。

その状態で「相手が浮気性だった」と書かれていれば、読み手は事実を判断できず、「この人は、別れた相手のことを初対面の相手に説明する人だ」という情報だけを受け取ります。 伝えたかったのは相手の性質なのに、伝わるのはあなたの語り方です。

構造2:不在の第三者は反論できない

元パートナーはその場にいません。反論できない相手についての記述は、内容の正しさにかかわらず落ち着かなさを残します。読み手の頭に浮かぶのは「自分と別れたら、同じように書かれるのだろうか」という想像です。これは論理ではなく反射なので、いくら丁寧に書いても防ぎきれません。

構造3:分量が「まだ終わっていなさ」の指標になる

内容以上に効いてしまうのが分量です。そこに割かれた文字数は、そのまま「今のあなたが何に時間を使っているか」の目安として読まれます。「もう吹っ切れています」と書いてあっても、前後に5行の経緯があれば、読み手は文字数のほうを信じます。短く書けば信じられ、長く書くほど疑われるという非対称性があります。

3層に切り分ける:事実・評価・物語

ここから実務です。元パートナーに関する記述を、次の3つに分けてください。

中身置き場所
事実確認できる、変更できない状態結婚歴あり/子どもがいる/同居している詳細項目(文章では触れなくてよい)
評価相手や関係についての判断価値観が合わなかった/束縛が強かった/自分にも非があった書かない(会話でも急がない)
物語経緯と、そこから得た学び3年付き合って別れて、そこで学んだのは…文章には書かない(会話で、聞かれてから)

この表の1行目と2行目を混ぜないことが、この記事でいちばん大事な部分です。

「結婚歴がある」は事実です。詳細項目に結婚歴の設定があり、相手が検索(さがす)で条件にできる情報でもあるので、正確に設定してください。一方、「なぜ離婚したか」は評価です。項目にはありませんし、文章に書く必要もありません。子どもについても同じで、子どもの有無は項目で設定し、「親権がどうなったか」「相手がどんな親だったか」は文章に置きません。

「事実を書かない」は避けてください

3層の切り分けは、隠すための道具ではありません。結婚歴・子どもの有無・同居人・結婚への意思を、項目で正確に設定することとセットで初めて機能します。

これらを事実と違う設定にすると、検索の結果そのものが歪みます。相手は条件を指定して探しているので、誤った設定は相手の時間を直接奪います。 文章を短くするのは編集の判断ですが、項目を偽るのは別の問題です。詳しくは結婚歴をどう書くか子どもの有無の書き方で扱っています。

つい書いてしまう4つの動機と、その代わり

書きたくなる気持ちには、たいてい理由があります。動機ごとに、それを満たす別の手段を用意しました。

動機書いてしまう文の例実際に伝わること代わりにできること
①先に断っておきたい(後で驚かせたくない)「バツイチです。3年前に離婚しました」+経緯経緯の部分だけが印象に残る項目で結婚歴を設定し、文章では触れない。聞かれたら答える
②同じ失敗を繰り返したくない「連絡が取れない人とは合わないと分かったので…」過去の相手への不満希望として肯定形で書く(「連絡のペースが近い方だと続けやすいです」)
③自分の変化を見せたい「前の関係で反省し、今は変われました」まだ引きずっている印象今の生活を具体的に書く。変化は現在の描写で伝わる
④共感してほしい・分かってほしい別れの経緯を丁寧に説明する読み手が受け止め役を期待されている感覚プロフィールではなく、関係が育ってから話す

①と②が特に多いパターンです。 どちらも動機は誠実なのに、書いた瞬間に主語が「元パートナー」に移ってしまいます。②の言い換えは、そのまま使える形にしておきます。

過去を主語にした書き方今の希望として書いた形
前の人は連絡が途切れがちで大変でした連絡のペースが近い方だと、無理なく続けられそうです
束縛が強い人とは合いませんでしたお互いの予定を尊重できる関係が心地よいです
価値観が違って別れました大事にしていることが近い方と、ゆっくり進めたいです
家事を全くしない人でした家のことは分担していけたらと思っています
金銭感覚が合いませんでした(書かない。会話で確かめる領域です)

右列は元パートナーに一度も触れていませんが、あなたが何を大事にしているかは同じだけ伝わっています。 過去は、希望の材料にはなっても、文章に登場する必要はありません。

NG例と改善例

3パターンの全文書き換えです。

例1:未婚・交際経験について書いてしまう場合

NG例

前に3年付き合っていた人がいましたが、価値観の違いで別れました。相手は仕事ばかりで、こちらから連絡しないと返ってこないような関係でした。同じことは繰り返したくないので、ちゃんと向き合ってくれる方を探しています。反省点もあるので、今度はうまくやりたいです。

改善例

平日は仕事、休みの日は近所を散歩したり、市場に行って何か作ったりしています。連絡はこまめなほうで、返事が来ると安心するタイプです。似たペースの方だと、無理なく続けていけそうだと思っています。

書き換えで消えたのは経緯と評価だけです。「連絡のペースを大事にしている」という核心は残っています。 しかも、過去の不満としてではなく、あなた自身の性質として書かれているので、読み手が身構えません。

例2:離婚経験がある場合

NG例

バツイチです。5年前に離婚しました。理由は元妻との価値観の違いで、詳しくはお会いしたときにお話しします。財産分与などは全て終わっていますし、今は完全に独身です。もう揉めることはないのでご安心ください。

改善例

結婚歴については項目に設定しています。今は一人暮らしで、生活のリズムは落ち着いています。休みの日は自転車で少し遠出することが多いです。次はゆっくり時間をかけて、お互いを知っていけたらと思っています。

「詳しくはお会いしたときに」という書き方に注意してください。 触れないと決めたなら触れない、という形にするほうが自然です。予告として書くと、読み手は初回から重い話題を用意されている気配を受け取ります。「ご安心ください」も同様で、安心を求める文はかえって不安を呼びます。

例3:子どもがいる場合

NG例

シングルマザーです。子どもは小学生の男の子で、元夫とは連絡を取っていません。養育費も入っていないので生活は大変ですが、子どもが一番なので理解のある方を希望します。子どもに会わせるのはかなり先になります。

改善例

小学生の子どもと二人で暮らしています(項目にも設定しています)。子ども中心の生活なので会える時間は限られますが、そのぶん一度の時間を大切にしたいと思っています。まずは連絡を取りながら、ゆっくり知り合えたら嬉しいです。

元パートナーへの言及と、生活の困窮を示す情報が消えています。後者を消したのは体裁ではなく安全のためです。 経済的な事情を公開の文章に書くと、それを利用しようとする相手を引き寄せる可能性があります。一方で、「会える時間が限られる」という相手が事前に知る必要のある事実は残しています。ここが判断の分かれ目です。

例外:短く書いたほうがよい場合

原則は「文章に書かない」ですが、次の条件をすべて満たすときは、1行だけ書く価値があります。

  1. 項目では表現できない
  2. 相手が後から知ったとき、「先に言ってほしかった」と思う内容である
  3. 元パートナーへの評価を含まずに書ける

該当しやすいのは次のようなケースです。

ケース書き方の例
子どもと会う時間が限られる子どもと暮らしているので、会える曜日が限られます
元パートナーと子育てで定期的にやり取りがある子どものことで、月に何度か連絡を取る必要があります
再婚に慎重で、時間をかけたい一度結婚しているので、次はゆっくり考えたいと思っています
親権・監護の事情で転居できない子どもの学校の関係で、当面この地域から動けません

共通しているのは、すべて「自分の現在の状況」として書かれていることです。 理由の説明を足したくなりますが、足さないでください。1行で止めるほうが、かえって落ち着いた印象になります。

会話では、いつ・どこまで話すか

「一生話さない」わけではありません。段階の目安です。

段階話す内容話さないこと
マッチ成立〜数回のやり取り事実の確認に答える程度(結婚歴の有無など)別れた理由、相手の人物像
やり取りが続き、話題が生活に及ぶ頃大まかな時期と、今の生活への影響詳細な経緯、感情の起伏
ビデオ通話・実際に会う前後相手が知る必要のある事情(子どもの予定、転居の可能性など)相手を悪く言う内容
関係が続いていく段階聞かれた範囲で、必要なだけ比較(「前の人は〜だった」)

LOVETOKでは、マッチ成立後かつ年齢確認済みの相手とビデオ通話ができます。 連絡先を交換せずに顔を見て話せるため、文章では硬くなる話題を扱うのに向いています。通話は録画・録音をしておらず、記録として残るのは日時・通話時間・当事者のみです。

会話で守るとよい原則は1つだけです。比較しないこと。 「前の人は〜」で始まる文は、内容が肯定的でも否定的でも、相手を測定の対象にします。過去の話は、過去の話として完結させてください。

聞かれたときの答え方

型:事実 → 現在 → 相手へ返す

(事実)5年前に離婚しています。
(現在)今は生活も落ち着いていて、こうして新しく人と知り合おうと思えるところまで来ました。
(返す)◯◯さんは、こういうことを聞くのは気になるほうですか。

3つ目の「返す」が効きます。説明を続けるほど重くなるので、2文で止めて相手にボールを渡してください。 相手がもっと知りたければ質問が来ますし、来なければそこで十分だったということです。

深掘りされて答えたくない場合は、「今はまだうまく言葉にできなくて」と断ってかまいません。答えられないことを正直に言うのは、作り話をするより誠実です。

投稿前チェックリスト

自己紹介文を保存する前に、次の6項目を確認してください。

  • ☐ 文章に「元カレ/元カノ/元夫/元妻/前の人/別れた相手」という語が入っていない
  • ☐ 別れた理由・経緯を説明する文が入っていない
  • ☐ 「前は〜だった」という過去との比較が入っていない
  • ☐ 結婚歴・子どもの有無・同居人・結婚への意思を、詳細項目で正確に設定した
  • ☐ 例外として1行書いた場合、それは「自分の現在の状況」の形になっている
  • ☐ 経済状況・住所が特定できる情報・元パートナーの職業や勤務先を書いていない

最後の1項目は安全に直結します。次の節で説明します。

元パートナーの情報を扱うときの注意(LOVETOK編集部調べ)

元パートナーの話には、あなた以外の人の個人情報が含まれます。ここは慎重に扱ってください。

書かないほうがよい情報の例:元パートナーの氏名・年齢・職業・勤務先・出身地・SNSのアカウント・写真に写り込んだ姿。これらは第三者の情報であり、あなたが公開してよい範囲を超える可能性があります。写真はメイン1枚+サブ4枚(合計5枚)で審査がありますが、写り込みの判断は最終的に投稿する本人の責任と考えてください。二人で写った写真から相手だけを切り取ったものも、状況によっては相手が特定されます。

自分についても書きすぎに注意してください。 別れの経緯には、経済状況・家族構成・住所・勤務先が自然に混ざります。別れた直後、経済的に苦しい、子育てで孤立している——こうした事情を公開の文章に書くと、それを前提に近づく相手が現れることがあります。過剰に共感を示す、短期間で「支えたい」と言う、そこから投資・副業・保険・特定の団体の話につなげる、といった流れは典型的な兆候です。

LOVETOKでは、公開される地域は都道府県までで、位置情報を共有する機能はありません。 メッセージで送れるのはテキストのみで、画像・動画・音声・ファイル・位置情報を送る機能はありません。電話番号・メールアドレス・SNSのID・URLは送信前に自動で止まり、相手に届きません。 通報は全画面から可能で、誰が通報したかは相手に伝わりません。 未成年の疑い・生命の危険・暴力・詐欺にあたる通報は3時間以内に対応し、確認を待たずにまず相手を非表示にします。距離を置きたいときは、退会せずに1週間〜半年の休止もできます。

金銭を伴うトラブルや悪質な勧誘については、消費者庁・国民生活センター・警察庁が継続して注意を呼びかけています。不安を感じたら、消費者ホットライン188、緊急でない警察相談は#9110で相談できます。個別の事案が名誉やプライバシーに関する法的責任にあたるかどうかは状況によって大きく異なるため、この記事では断定的な判断はしません。心配なときは早めに専門の窓口へご相談ください。

この考え方が向かない場合

例外も挙げておきます。

  • 過去の経験が、今の生活の形を決めている場合:長い介護や闘病を伴う別れなどは、触れないほうが不自然になることがあります。その場合も、評価と経緯ではなく現在の生活の形として書いてください。
  • 相手から先に、詳細に開示された場合:同じ深さで返す義務はありません。「今はここまで」と伝えて構いません。
  • 気持ちの整理がついていない場合:無意識に比較が入り、文章にも会話にもにじみます。急ぐ必要はなく、休止機能で一度離れる選択もあります。

よくある質問

Q. 元パートナーと一緒に写った写真を、切り抜いて使ってもいいですか? A. おすすめしません。切り抜いても、腕や背景から相手が推測できる場合があります。第三者の写り込みは審査で公開されないこともあります。写真は5枚まで使えるので、一人で写ったものを新しく用意するほうが確実です。

Q. 書かないと「未練がある」「隠している」と思われませんか? A. 逆になりやすい、というのがこの記事の主張です。未練の印象は、書いた分量から生まれます。 ただし項目(結婚歴・子どもの有無)を空欄や事実と違う設定にすると、隠しているように受け取られます。項目は正確に、文章は簡潔に、が組み合わせです。

Q. 相手のプロフィールに元パートナーの話が長く書かれていました。避けるべきですか? A. それだけで決めつける必要はありません。「まだ整理の途中かもしれない」という前提で、こちらのペースを守れば十分です。ただし、内容が相手への強い非難で占められている場合や、金銭・裁判に関する記述が中心の場合は、慎重に距離を測ってください。

Q. 動画で話すのはどうですか? A. 自己紹介動画は15〜30秒、質問に答える動画は20種類から選んで合計6本までです。この長さで別れの経緯は話せませんし、無理に収めると印象だけが残ります。 動画は今の話し方・表情・雰囲気を伝える場所として使ってください。動画も写真も、投稿してすぐには公開されず、AI判定と担当者の確認を経て公開されます。

Q. 何回目のデートで話すのが普通ですか? A. 決まった回数はありません。目安になるのは回数ではなく、「相手が知る必要があるか」と「自分が落ち着いて話せるか」の2つが揃ったときです。相手が知る必要のある事実(会える時間の制約など)は早めに、感情を伴う経緯はあなたのペースで構いません。

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元パートナーの話は、消す作業ではなく置き場所を決める作業です。詳細項目・自己紹介文・動画・会話をどう組み合わせるかは「LOVETOKの使い方」で確認できます(現在、会員登録を受け付けています)。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-31

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