プロフィールにユーモアを入れるべきか|文章か動画かで決める

著者:横山隆一/編集:LOVETOK編集部/最終更新:2026-08-06

LOVETOKは15〜30秒の縦動画から始まる恋愛マッチングサービスです。写真では伝わらない話し方や雰囲気を、会う前に確かめられます。

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結論:ユーモアは「入れる/入れない」ではなく「文章に置くか、動画に置くか」で決めます。文字だけの冗談は、意図した半分も伝わらないことがあるためです。

面白い人だと思われたい、堅い印象を和らげたい。動機としては自然です。ただし文章のユーモアには、対面にはない特有の弱点があります。声のトーンも表情も間もない状態で、文字だけが残る。 この記事では、その弱点を前提に、どこにユーモアを置けば機能するのかを比較します。

この記事でわかること

  • ユーモアあり/なし、それぞれで実際に起きること(比較表)
  • 笑いの型5分類と、それぞれの誤読リスクの高さ
  • 文章と動画で、ユーモアの伝わり方がどう変わるか
  • 「伝わらない」の中身は3種類あり、対処が違うこと
  • 入れるかどうかを決める5問の判断フロー
  • 外したときに何が起きて、どう回復するか
  • ユーモアを入れないほうがよい人の条件

ユーモアあり/なしの比較

どちらにも副作用があります。

入れる場合入れない場合
第一印象親しみやすいが、軽く見られることがある落ち着いて見えるが、硬く感じられることがある
集まる相手笑いの感覚が近い人が反応しやすい内容そのもので判断する人が反応しやすい
誤読の可能性高い。皮肉や自虐は反対の意味で届くことがある低い。事実は事実として読まれる
会話の入口ネタに触れる形で話しかけやすい趣味や休日の話から入る
会ったあと文章の印象と実際の話し方が違うと違和感が出るギャップが小さい
向く人会話の中で自然に笑いが出るタイプの人落ち着いた関係を先に作りたい人
向く場所締めの一文、趣味の説明の一部全体

最下段が実務的な結論です。 ユーモアは全体の味付けではなく、一箇所に置くものとして考えると失敗が減ります。文章全体を面白くしようとすると、必要な情報が入らなくなります。

LOVETOKは、15〜30秒の自己紹介動画から始まる縦動画型の恋愛マッチングのWebサービスで、真剣な恋愛・交際を目的としています(現在は会員登録を受け付けています)。動画が最初に見られるという順番が、この判断に効いてきます。 詳しくは後述します。

笑いの型5分類と誤読リスク

ひとくちにユーモアといっても、型によってリスクが大きく違います。

誤読リスク何が起きるか
あるある(共感型)「休日は掃除を始めて、なぜか本棚の整理で終わります」共感として受け取られ、そのまま会話になる
自己観察(描写型)「コーヒーを買いに出たはずが、気づくと3軒はしごしています」人柄の情報として届く
軽い自虐「料理は得意ではありません。カレーだけは強いです」程度を超えると卑下として読まれる
ボケ・大げさ「特技は二度寝、資格は昼寝」中〜高情報がゼロになるため、真面目に読む人が離れる
皮肉・毒「まともな人がいたら教えてください」攻撃と受け取られる。他の利用者への否定にも読める

下に行くほど、書き手と読み手の前提の一致が必要になります。 対面なら表情と間で調整できますが、プロフィールは一方通行です。調整の機会がない場所では、上2つの型が安全です。

なお、軽い自虐が卑下に転ぶ境界については謙遜しすぎない書き方で詳しく扱っています。「カレーだけは強い」は情報ですが、「何を作っても失敗するダメ人間です」は採点になります。

「伝わらない」の中身は3種類ある

対処が違うので、分けて考えます。

  1. 前提が共有されていない(知識の不一致)

特定の作品やネットの言い回しを使った場合に起きます。知っている人には強く刺さり、知らない人には何も残りません。→ 対処:ネタ元を説明しない形に言い換える。説明が必要なユーモアは削る。

  1. 温度が読めない(トーンの不一致)

皮肉・毒・大げさな表現で起きます。本気なのか冗談なのか判断できず、読み手は安全側に倒して「そういう人だ」と受け取ります。→ 対処:皮肉を使わない。断定を弱める語尾で緩めても回復しません。

  1. 面白いが情報がない(機能の不足)

ボケ切ったプロフィールで起きます。読んでいて楽しいけれど、会話の材料も判断材料も残らない状態です。→ 対処:ユーモアを削らず、事実を足す。

3番目が最も見落とされます。 反応がないときに「面白くなかったのか」と考えがちですが、多くの場合は面白さではなく材料の不足です。

文章と動画で伝わり方が変わる

ここがLOVETOK特有の判断材料です。

自己紹介文自己紹介動画・質問に答える動画
伝わるもの文字情報のみ表情・声のトーン・間・話す速さ
皮肉の扱い反対の意味で届く危険が高い表情で緩和されるが、それでも避けたい
自虐の扱い重く見えやすい笑いながら言えば軽く届く
間の作り方できないできる
失敗の残り方文字が残り続ける撮り直せる
向く笑いあるある・自己観察テンポ、表情、話し方の癖

LOVETOKでは、自己紹介動画(縦向き・15〜30秒)に加えて、20種類の質問から選んで動画で答える「質問に答える動画」を投稿できます。質問には「休日の過ごし方」「好きな食べ物・お店」「ひとりの時間」などがあり、投稿は1人あたり合計6本までです。投稿してすぐ公開されるわけではなく、AIと担当者の確認を経てから公開されます。

つまり、話し方のテンポや表情で伝わる種類のユーモアは、動画側に置くのが構造的に有利です。 文章側は情報を担い、動画側で雰囲気を出す。この分担にすると、文章で無理に笑わせる必要がなくなります。

入れるかどうかの判断フロー

5問すべてに答えてください。

  1. そのユーモアは、説明なしで意味が通じますか?

通じない → 削る。ネタ元の説明が要る時点で機能していません。

  1. 皮肉・毒・他人を落とす形が入っていませんか?

入っている → 削る。対象が誰であっても、読み手は自分に向く可能性を考えます。

  1. 削っても、必要な情報は残りますか?

残らない → ユーモアが情報の代わりになっています。事実を足してください。

  1. 同じ内容を、対面で初対面の人に言えますか?

言えない → プロフィールでも避けてください。文字のほうが強く出ます。

  1. 文章全体で、ユーモアは一箇所に収まっていますか?

収まっていない → 一番いいものを1つだけ残してください。

5問すべて通ったなら、入れて問題ありません。 通らなかった項目がある場合、その項目の指示に従うだけで十分です。全部やめる必要はありません。

実際の書き換え例

そのまま使わず、自分の生活に置き換えてください。

例1:ネタ元が必要な冗談 → あるある型へ

✕ 心のふるさとは(特定の作品名)です。分かる人と話したいです。
○ 同じ映画を何度も見返すほうで、休日はだいたい2周目を見ています。

例2:皮肉 → 希望の表明へ

✕ 真面目な人がいなさすぎて疲れました。まともな方だけどうぞ。
○ ゆっくりやり取りしながら、落ち着いて進められたらと思っています。

例3:ボケ切り → 情報を足す

✕ 特技は二度寝、趣味は昼寝、将来の夢は永眠以外の睡眠全般。
○ 睡眠を大事にしているタイプで、休日は昼まで寝ています。起きたあとは近所を歩くのが習慣です。

例4:自虐が重い → 事実に戻す

✕ こんな面白くない人間のプロフィールを読ませてすみません。
○ 派手なほうではありませんが、話し始めると長くなります。

例5:締めの一文で軽く使う(有効な例)

○ 甘いものの話になると止まらないので、止めてくれる方だと助かります。

  • 使う場面:締めの一文。読み終わりの印象を軽くしたいとき
  • 避けたい例:書き出しでユーモアを使うこと。読み手はまだ書き手を知らないため、温度が読めません

外したときに何が起きるか、どう回復するか

ユーモアが外れても、致命的なことは起きません。起きるのは次の3つです。

  • 反応が減る —— 情報より印象が先に立つ文章になっているためです。事実を足すと戻ります
  • 想定と違う相手が反応する —— 皮肉や毒で笑いを取ると、同じ温度の人が集まります。合わない場合は表現を変えてください
  • 会ったときにギャップが出る —— 文章が賑やかで、実際は静かなタイプの場合に起きます。動画で先に話し方を見てもらうと、このギャップは埋まります

回復手順はこうです。(1)皮肉と毒を全部削る →(2)ネタ元が要るものを削る →(3)残ったユーモアを一箇所に絞る →(4)削った分だけ事実を足す。 この順で進めれば、書き直しは10分ほどで終わります。

想定される反論・例外

「面白い人が好かれるのでは」 ——好かれます。ただしそれは会話の中で出る面白さです。プロフィールは会話ではないので、面白さを証明する場所としては条件が悪い。会話の入口を用意して、面白さは会ってから出すほうが確実です。

「無難な文章は埋もれるのでは」 ——埋もれる原因は無難さではなく、具体性の不足であることが多いです。「休日は映画を見ます」は埋もれますが、「同じ映画を何度も見返すほうで、休日は2周目を見ています」は埋もれません。面白さではなく具体で差がつきます。

「自虐系のユーモアが自分のスタイルです」 ——動画で使ってください。表情と声が一緒に届くため、文章より安全に機能します。文章に残すなら、事実とセットにできる範囲までです。

ユーモアを入れないほうがよい人もいます。真剣な交際や結婚を前提に相手を探している人、書ける事実がまだ整理できていない人、日本語のニュアンス調整に自信がない人。この場合、事実を丁寧に書いた文章のほうが機能します。面白さは、必須要素ではありません。

安全上の注意(LOVETOK編集部調べ)

冗談のつもりの表現が、受け手にとっては別の意味を持つ場合があります。マッチングサービスを介したトラブルについては、警察庁・消費者庁・国民生活センターが継続的に注意を呼びかけています。

  • 性的な内容を含む冗談、外見・年齢・職業を揶揄する表現は、受け手にとってハラスメントになり得ます。LOVETOKではわいせつ・ハラスメントに関する通報は重要として24時間以内に対応します
  • 他の利用者や特定の属性を落とす形の笑いは、書き手が意図しなくても攻撃として通報の対象になります
  • 冗談として書いた誘い文句(金銭・お酒・宿泊を連想させる表現)は、真意と関係なく相手の警戒を招きます
  • 動画や写真で笑いを取ろうとして、勤務先・自宅周辺・連絡先が映り込むことがあります。LOVETOKでは連絡先・URL・QRコードが映り込んだものは公開されません。公開されるのは表示名・年齢・都道府県のみです
  • 相手からの冗談に不快や不安を感じたら、我慢する必要はありません。通報は全画面から行え、誰が通報したかは相手に伝わりません。ブロックすればお互いに表示されなくなります
  • 消費生活に関する相談は消費者ホットライン188、犯罪被害に至らない段階の相談は警察相談専用電話#9110が窓口です

個別の事案が違法にあたるかどうかは状況によって異なります。断定的な判断は避け、各機関の一次情報を確認したうえで、必要に応じてご相談ください。

よくある質問

Q. 絵文字や顔文字でユーモアを補えますか? A. 温度は多少伝わりますが、皮肉の誤読は防げません。絵文字の使い分けはプロフィールに絵文字を使うかで扱っています。

Q. 動画で滑ったらどうすればいいですか? A. 撮り直せます。LOVETOKの動画は投稿後にAIと担当者の確認を経て公開される仕組みで、公開前に自分で入れ替えることもできます。

Q. 「質問に答える動画」でボケてもいいですか? A. 1本だけなら問題ありません。合計6本まで投稿できるので、残りは真面目に答えると全体のバランスが取れます。

Q. ユーモアがある人だと思われたいのですが、書けません。 A. 無理に作らないでください。面白さは会話で出るもので、文章で宣言するものではありません。「笑いのツボが合う人と話したいです」と希望を書くほうが機能します。

Q. AIの下書き機能は面白い文章を作ってくれますか? A. AIが材料にするのは、あなたが入力済みの年齢・地域・職業・趣味・休日だけで、事実を創作することはありません。あくまで下書きなので、味付けは自分で行ってください。

Q. ユーモアの有無で、いいねの送り方は変わりますか? A. 変わりません。LOVETOKのいいねは無料会員が1か月に10回、プレミアム会員が1か月に100回で、プロフィール全体だけでなく「この動画」「この回答」「この自己紹介文」といった項目ごとに送れます。面白いと感じた一点に送れる形です。

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ユーモアは、証明するものではなく会ってから出るものです。LOVETOKでは、文章で情報を伝え、15〜30秒の自己紹介動画と質問に答える動画で話し方や雰囲気を伝える設計を進めています。全体の流れは「LOVETOKの使い方」でご確認ください(LOVETOKは現在、会員登録を受け付けています)。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-31

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