趣味を動画で見せる方法

結論:趣味は言葉で説明するより、「画面に1つ物を出す」ほうが速く伝わります。 「読書が好きです」と言うより、実際に読んでいる本を手に持って話すほうが、同じ秒数で情報量が増え、本当にやっている人だと伝わります。ただし、見せる物には場所や勤務先が特定される情報が混ざりやすいので、選び方には注意が必要です。

この記事でわかること

  • 「趣味です」と言うだけでは伝わらない理由
  • 趣味を見せる5ステップの手順
  • 趣味タイプ別の見せ方と注意点
  • やりがちなNG例と改善例
  • 特定を避けるための映り込み対策と撮影前チェックリスト

「趣味は○○です」だけでは伝わらない理由

理由は2つあります。

1つ目は、同じ言葉でも中身がまったく違うからです。「料理が好き」と言っても、週末に作り置きをする人と、凝った一品を月に一度作る人では生活の様子が違います。言葉だけでは、聞いた側は自分の想像で埋めるしかありません。

2つ目は、画面が動かないからです。自己紹介動画は映像です。話す内容が趣味に変わっても、画面が顔だけのままだと、見る側の情報は音声しか増えません。物が1つ映るだけで、映像側にも情報が乗ります。

趣味を見せる5ステップ

ステップ1:見せる趣味を1つに絞る

15〜30秒で複数の趣味を並べると、どれも一言で終わります。いちばん長く続けているもの、いちばん話していて楽しいものを1つ選んでください。他の趣味はテキストのプロフィール欄に書けば補えます。

ステップ2:「見える物」を1つ決める

その趣味を象徴する物を1つだけ決めます。選ぶ基準は次の3つです。

  • 手に持てる大きさ(画面に収まる)
  • 使い込まれている(新品より説得力がある)
  • 個人情報が写っていない(後述の注意点を確認)

例:読書なら今読んでいる本、コーヒーならドリッパー、登山なら使っている水筒やヘッドライト、楽器ならピックや譜面、手芸なら作りかけの作品。

ステップ3:置き方・持ち方を決める

置き方には3通りあります。

方法 やり方 向いている物
手に持つ 胸の高さで、顔を隠さない位置に 本、カップ、小物
途中で見せる 話の該当箇所でだけ持ち上げる 作った物、作品
背景に置く 肩の横あたりに自然に置く 楽器、道具、大きめの物

顔の前に出さないのが共通のコツです。表情が隠れると、動画の本来の役割が弱まります。カメラに近づけすぎるとピントが顔から外れることもあるので、試し撮りで確認してください。

ステップ4:一言に「頻度・きっかけ・今の熱量」のどれかを足す

物を見せたうえで、次のどれか1つを言葉で足すと具体性が出ます。

  • 頻度:「月に2回くらい」「休みの日の朝はだいたい」
  • きっかけ:「去年友人に誘われて始めて」
  • 今の熱量:「最近は○○に挑戦していて」

3つ全部を入れると秒数が足りません。1つで十分です。

ステップ5:相手が入ってこられる一言で締める

趣味の話は、放っておくと一方通行になります。最後に「一緒に楽しめたら嬉しいです」「詳しくない方に説明するのも好きです」など、相手が返しやすい入口を1つ置いてください。ここがあるかないかで、話しかけやすさが変わります。

趣味タイプ別の見せ方

趣味のタイプ 見せる物の例 注意したい点
読書・映画 今読んでいる本、パンフレット 書き込みや貼り紙に氏名が入っていないか
料理・お菓子作り 作った物、よく使う道具 台所の背景に郵便物や書類が置かれていないか
コーヒー・お茶 ドリッパー、豆の袋 店名入りの袋は行きつけが分かることがある
音楽・楽器 楽器、譜面、ピック 譜面台の資料に教室名や氏名が入っていないか
登山・キャンプ 水筒、ランタン、地図 屋外の写真や映像は撮影場所が推測されやすい
ランニング・ジム シューズ、ウェア ゼッケン、大会名、施設のロゴは避ける
スポーツ観戦 タオル、グッズ 座席番号や日付入りのチケットを映さない
手芸・工作 作りかけの作品 作業机の書類、宛名ラベルに注意
ゲーム コントローラー 画面にアカウント名やIDを出さない
カメラ カメラ本体 作例を映す場合、自宅周辺や職場が写っていないか

趣味の物は、生活圏の情報を一緒に運んでくることがあります。 特にロゴ・地名・日付・番号が入っている物は、映す前に一度確認してください。

やりがちなNG例と改善例

NG例 改善例
趣味を5つ並べて全部一言で終わる 1つに絞り、具体を1つ足す
専門用語だけで説明する 知らない人にも分かる言葉に置き換える
物を顔の前に持ち上げて表情が隠れる 胸の高さで持ち、顔は常に見える位置に
「初心者ですが」と何度も前置きする 続けている頻度を素直に伝える
大会のゼッケンや会員証が映っている 個人が特定できる番号・氏名は外す
趣味の話だけで30秒が終わる 最後に相手が入れる一言を残す
好みを押し付ける言い方をする 「詳しくない方でも」と門を開けておく

安全上の注意:趣味は「行動パターン」を伝えてしまう

趣味の話は、悪意のある相手にとってはあなたの居場所と時間帯のヒントになり得ます。次の点に注意してください。

  • 通う場所の固有名詞を出さない:ジム名、店名、教室名、チーム名、常連の店の内装が分かる映像
  • 曜日・時間帯を固定して言わない:「毎週土曜の朝は必ず○○にいます」といった言い方は避ける
  • 屋外の映像は場所が推測されやすい:山や海の風景、駅名の看板、マンションのエントランス、車のナンバー
  • 番号・氏名の入った物を映さない:ゼッケン、会員証、表彰状、名札、社員証
  • 画面に映るアカウント名・ID:ゲーム画面、SNSのプロフィール、アプリの通知
  • 背景の書類・郵便物・宅配伝票:住所や氏名が読み取れます

LOVETOKでは、公開時に投稿動画に対する審査(文字の読み取り、QRコード、電話番号・メール・SNSのID・URLの検知など)を提供予定としていますが、撮る前に自分で確認しておくのが最も確実です。詳しい対策は「動画投稿時の個人情報対策」でまとめています。

撮影前チェックリスト

  • ☐ 見せる趣味を1つに絞った
  • ☐ 手に持つ/背景に置く物を1つ決めた
  • ☐ その物にロゴ・氏名・番号・地名が入っていない
  • ☐ 物が顔を隠していない(試し撮りで確認した)
  • ☐ 頻度・きっかけ・熱量のどれか1つを言葉に入れた
  • ☐ 通う場所の名前や曜日・時間帯を言っていない
  • ☐ 背景に書類・郵便物・画面が映っていない
  • ☐ 最後に相手が入ってこられる一言を置いた

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参考:本記事の撮影ノウハウはLOVETOK編集部が整理したものです(LOVETOK編集部調べ)。映り込みやトラブルで困ったときは、消費者ホットライン(188)や警察相談専用電話(#9110)に相談できます。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-27