収入や仕事の話が不安なとき

結論:収入や仕事は「細かく書く/隠す」の二択ではなく、”粒度を選ぶ”ものです。 業種・働き方・生活リズムのレベルまで書けば人柄は十分に伝わり、勤務先名や年収額まで書く必要はありません。聞かれたときも、答えられる範囲を先に決めておけば言葉に詰まりません。

収入が平均より低いと感じている人、転職や離職の途中にある人、逆に勤務先が特定されやすくて書きづらい人。どちらの方向からでも、この悩みは起こります。この記事では、書く量の決め方と、実際に聞かれたときの返し方に絞って解説します。

この記事でわかること

  • 収入・仕事を書くときの「粒度」の考え方(3段階)
  • 業種だけで留めていい理由と、その判断基準
  • 年収や勤務先を聞かれたときの答え方の例文
  • やりがちなNG例と改善例
  • 書く前のチェックリストとよくある質問

まず前提:LOVETOKのプロフィールに年収欄はありません

LOVETOKが公開時に提供を予定しているプロフィール項目は、表示名・年齢・性別・希望する相手・居住地域・職業・趣味・自己紹介・恋愛結婚の希望・飲酒・喫煙・休日・写真・自己紹介動画です(現在、公開に向けて準備中)。この中に年収を入力する欄は含めていません

つまり、金額を書かないことは「隠している」ことにはなりません。自己紹介文の中で自分から金額に触れなければ、それが標準の状態です。

収入・仕事の「粒度」を3段階で考える

書くか書かないかで迷ったら、粒度を3段階に分けて、どこまで出すかを自分で決めます。

粒度 具体例 目安
レベル1(推奨) 「事務系の仕事」「医療関係」「販売職」「ものづくりの仕事」 ほとんどの人はここで十分
レベル2(任意) 「都内でシステム開発の仕事」「シフト制で土日休みは月2回」 生活リズムを伝えたいときに追加
レベル3(非推奨) 会社名、部署名、店舗名、役職、具体的な年収額 書かない。特定につながる

レベル1と2の違いは「相手が生活を想像できるかどうか」です。レベル3は、相手が知りたい情報というより、あなたを特定できてしまう情報に変わります。

業種だけで留めていい理由

やり取りの相手は、あなたの年収を審査したいのではなく、話が合うか・生活時間が合うかを見ています。「平日は残業が多め」「夜勤がある週もある」といった働き方の情報は、金額よりも役に立ちます。会う前の段階で細かい収入情報が必要になる場面は、基本的にありません。

書きづらい状況ごとの一文の作り方

無職・休職・転職活動中・フリーランス・学び直し中など、一言で言いにくいときは「現在の状態+前向きな一言」で短くまとめます。

  • 転職活動中:「今は次の仕事を探している時期です。落ち着いたらまた◯◯を続けたいと思っています。」
  • フリーランス:「在宅で◯◯の仕事をしています。時間は自分で調整しやすいです。」
  • 休職・療養中:「体調を整えるために少し休んでいる時期です。無理のないペースで話せる人と出会えたら嬉しいです。」
  • 学び直し中:「資格の勉強をしながら働いています。」
  • 収入に自信がない:(金額に触れず)「贅沢はしませんが、自分の生活は自分で回しています。」

嘘は書かないでください。 会って矛盾が出ると、内容そのものより「隠していた」という点で信頼が崩れます。書きたくない部分は、事実の範囲を狭めて書けば足ります。

聞かれたときの答え方(例文)

聞かれてから考えると焦ってしまいます。先に「答える範囲」と「一文」を決めておきましょう。

相手の質問 そのまま使える返し方
「お仕事は何を?」 「◯◯関係の仕事です。細かく言うと分かりにくいので、ざっくりで許してください(笑)」
「年収っていくらくらい?」 「そこはまだ答えづらいので、お会いしてお互いを知ってからにさせてください。」
「どこの会社ですか?」 「会社名はプロフィールに出さない方針にしています。業種は◯◯です。」
「休みはいつ?」 「基本は土日ですが、月に何度か出勤があります。」(=答えて問題ない範囲)
「実家? 持ち家?」 「今は一人暮らしです。エリアはお会いしてからで大丈夫ですか?」

ポイントは断る言葉を否定形で終わらせないことです。「言いたくないです」で止めるとやり取りが冷えますが、「お会いしてから」「業種は◯◯です」と代わりの情報を添えると、拒否ではなく順序の話になります。

何度も聞かれる場合

一度やわらかく断ったのに、金額・勤務先・住所を繰り返し聞いてくる相手には、それ以上答える必要はありません。しつこい質問は、相性の問題というより、後述の安全上の注意に当てはまる可能性があります。

NG例と改善例

NG例 改善例
「年収◯◯万です」と金額を明記 金額は書かず「◯◯関係の仕事」と業種で書く
「大手◯◯株式会社勤務」 「メーカーで事務の仕事をしています」
「収入は低いので期待しないでください」 「贅沢はしませんが、自分の生活は自分で回しています」
実際より良く見せる(役職や年収を盛る) 事実の範囲を狭めて書く(嘘は書かない)
相手の年収をこちらから聞き出す 休日や生活リズムなど、すり合わせに必要な話から入る

書く前のチェックリスト

  • ☐ 勤務先名・店舗名・部署名を書いていない
  • ☐ 具体的な年収額を書いていない
  • ☐ 業種または職種は書いた(レベル1をクリア)
  • ☐ 生活リズム(休日・勤務時間帯)が一言ある
  • ☐ 事実に反する内容がない
  • ☐ 「聞かれたときの一文」を自分の中で決めた

安全上の注意

収入や職業は、それ単体では大きな問題に見えませんが、勤務先・最寄り駅・SNSと組み合わせると個人を特定できる情報になります。プロフィールでも会話でも、組み合わせて特定できる状態を避けることが基本です。

また、収入の話題から投資・副業・儲け話へ流れていく展開には注意してください。会う前の段階で、金銭の要求、投資や副業への勧誘、外部サイトやアプリへの誘導がある場合は、やり取りを続けず通報・ブロックの検討をおすすめします。消費者庁・国民生活センター・警察庁は、マッチングをきっかけとした投資勧誘や金銭被害について繰り返し注意喚起を行っています。判断に迷うときは消費者ホットライン188(いやや)、身の安全や犯罪の疑いに関わる不安は警察相談専用電話#9110(緊急時は110番)に相談できます。個別の法的な判断が必要な場合は、関係機関や専門家にご相談ください。

LOVETOKでは、メッセージでの不適切表現の検知、外部URL・電話番号・SNS IDの送信制限、通報・ブロックを提供予定です(現在、公開に向けて準備中)。

よくある質問

Q. 年収を書かないと、相手に選ばれにくくなりませんか? A. LOVETOKは年収の入力欄を設けない予定のため、書いていないこと自体が不利になる設計ではありません。金額の代わりに、働き方や休日の過ごし方を具体的に書くほうが会話につながります。

Q. 相手から先に年収を明かされました。答えるべきですか? A. 相手が話したからといって、同じ粒度で返す義務はありません。「お会いしてからで大丈夫ですか」と伝えて構いません。

Q. 職業を書かない選択もできますか? A. 空欄にすることも可能ですが、業種レベルの一言があるだけで会話は始めやすくなります。書くとしても、レベル1で十分です。

Q. 転職して職業が変わったら書き直すべき? A. 書き直したほうが誤解が生まれません。プロフィールの内容をあとから見直せる形で、公開に向けた準備を進めています。

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収入や仕事の書き方で迷ったら、まず職業欄の粒度から整えるのが近道です。業種のどこまでを書くか、勤務先を伏せる書き方の具体例は「プロフィールの職業の書き方」でまとめています。

参考:本記事の書き方・答え方の整理は、LOVETOK編集部が作成したものです(LOVETOK編集部調べ)。金銭トラブル・投資勧誘に関する注意点は、消費者庁・国民生活センター・警察庁が公表する注意喚起を参照しています。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-26