結婚相談所の費用|金額より「いつ何に払うか」で見る

著者:横山隆一/編集:LOVETOK編集部/最終更新:2026-08-06

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結論:結婚相談所の費用は、金額の大小ではなく「いつ、何に対して払うのか」という時間軸で理解してください。大きく分けると、①入り口で一度だけ払うもの(入会金・登録料)②活動している間ずっと払い続けるもの(月会費)③結果が出たときに払うもの(成婚料)の3つです。この3つのどこに重心が置かれているかは相談所ごとに設計が違い、その違いが「自分にとって高いか安いか」を決めます。総額は活動期間の長さで変わるため、期間を仮置きせずに比較しても意味がありません。

先にお断りします。本記事では具体的な金額を一切書きません。 費用は相談所の形態・加盟する連盟・サポートの範囲・地域によって大きく異なり、実地調査をしていない立場で数字を書けば読者を誤らせるからです。代わりに、費用がどういう構造で積み上がるのかと、契約前に何を確認すればいいのかをお伝えします。実際の金額は必ず各相談所の公式サイトや、交付される書面でご確認ください。

業態そのものの説明は「結婚相談所とは」、婚活パーティーとの性質の違いは「婚活パーティーと結婚相談所の違い」で扱っています。

この記事でわかること

  • 結婚相談所の費用を構成する項目と、それぞれが発生するタイミング
  • 「入会金型」「月会費型」「成婚料型」という重心の違いと、それが向き不向きに与える影響
  • 成婚料という仕組みが存在する理由
  • 活動期間を仮置きして総額の見当をつける手順
  • 費用に含まれるもの・含まれないもの(見落としやすい周辺費用)
  • 契約前に確認すべき項目のチェックリスト
  • 中途解約・返金について確認しておくべきこと
  • 費用の話を相談所に聞くときの言い方(NG例と改善例)
  • 費用の観点から見て、この形が向く人・向かない人
  • お金まわりの安全面と、相談できる窓口
  • 費用の発生の仕方が、LOVETOKとどう違うか

費用は「時間軸」に沿って並んでいる

まず全体像です。名称は相談所によって異なりますが、発生するタイミングで並べるとこうなります。

タイミング項目名の例性質
契約時(1回)入会金・登録料・初期費用・活動サポート費戻ってこないことが多い。書類確認やプロフィール作成の作業に対応する
活動中(毎月)月会費・システム利用料活動している期間だけ発生する。期間が延びれば増える
都度お見合い料・面談料・オプション料相談所によりある場合とない場合がある
結果が出たとき(1回)成婚料交際が結婚前提でまとまった段階で発生する。設定していない相談所もある
一定期間ごと更新料・年会費長期化すると効いてくる。設定していない相談所もある

ここで大事なのは、同じ「結婚相談所」という業態でも、この5行のどこに重心を置くかが相談所ごとに違うという点です。入り口を軽くして月会費を厚くする設計、逆に入り口で受け取って成婚料を設けない設計、成婚料を中心に据える設計。どれも成立します。

そして、重心が違うと「向く人」も変わります。

  • 入り口が重い設計 → 長く活動するほど、1か月あたりの負担感は下がっていく
  • 月会費が重い設計 → 短期集中で決める人ほど、総額を抑えやすい
  • 成婚料が重い設計 → 活動中の負担は軽く、結果が出たときにまとまった支出が来る

「どれが得か」は一概には言えません。自分がどれくらいの期間活動するつもりかによって、有利な設計が変わるからです。

成婚料という仕組みがある理由

初めて検討する方がいちばん引っかかるのが成婚料です。「結果が出たのに追加で払うのか」と感じるのは自然な反応だと思います。構造だけ整理します。

結婚相談所は、担当者が人の手で相手を探し、日程を調整し、面談で相談に乗るという労働集約的なサービスです。この人件費をどこで回収するかという設計の問題があり、選択肢は主に2つです。

  1. 月会費を厚くする — 活動が長引くほど相談所の収入が増える構造になります。
  2. 成婚料を設ける — 結果が出たときに収入が発生する構造になります。

2つ目の設計は、利用者と相談所の利害が「早く決まってほしい」という方向でそろいやすいという性質があります。一方で、結果が出たタイミングでまとまった支出が来るという負担もあります。どちらが良いという話ではなく、負担の来る時期が違うという理解で十分です。

なお、「成婚」の定義は相談所によって異なります。 婚約に至った時点なのか、結婚の意思が固まって交際が相談所の仕組みから外れた時点なのか。ここは契約前に必ず文言を確認すべき項目です。 定義が違えば、支払いが発生するタイミングも変わります。

総額の見当をつける手順

金額を書かない代わりに、自分で見当をつける手順をお伝えします。相談所の公式サイトを開いた状態で、この順に進めてください。

  1. 活動期間を仮置きする。 「半年」「1年」など、自分が現実的に続けられる期間を先に決めます。ここを決めないと比較になりません。
  2. 入り口で一度だけかかる項目を書き出す。 入会金・登録料・初期費用など、名称が分かれていても合算します。
  3. 月会費に、仮置きした月数を掛ける。 これが活動中の合計です。
  4. 都度費用があるかを確認し、あれば想定回数を掛ける。 お見合い料が設定されている場合、回数によって総額が動きます。
  5. 更新料・年会費の有無を確認する。 仮置きした期間内に発生するかを見ます。
  6. 成婚料を、最後に別枠で足す。 「結果が出たら払うお金」として、活動費用とは分けて把握します。
  7. 周辺費用を足す。 次の節で扱います。
  8. 同じ手順で、もう1〜2社を計算する。 ここまでやって初めて比較できます。

この手順の要は1番です。 期間を決めずに「月会費が安いほう」を選ぶと、長期化したときに逆転します。逆に「入会金が安いほう」を選んでも、短期で決まれば入会金の比重が大きくなります。

見落としやすい周辺費用

契約書に載らないお金があります。

項目発生の仕方調整できるか
顔合わせの場所での飲食代会うたびに発生場所の選び方で変わる
会場までの交通費会うたびに発生相手との距離条件で変わる
プロフィール写真の撮影主に初回相談所で用意がある場合とない場合がある
服装・身だしなみの支度初回に大きく、以降は小さい初回に整えれば繰り返し使える
交際に進んだあとのデート費用継続的に発生会い方の設計次第

「毎回発生する変動費」と「一度整えれば済む固定費」を分けて把握してください。 総額の見通しが狂う原因は、ほぼこの周辺費用を数えていないことにあります。

契約前チェックリスト

申込書に署名する前に、この順で確認してください。口頭の説明だけで判断せず、書面での記載を確認するのが基本です。

費用の構造について

  • ☐ 入り口で一度だけかかる項目は、名称と金額がすべて書面に記載されているか
  • ☐ 月会費に含まれるサービスの範囲はどこまでか
  • ☐ お見合い料・面談料などの都度費用があるか
  • ☐ 更新料・年会費があるか、発生するのはいつか
  • ☐ 成婚料があるか。ある場合、「成婚」の定義は書面のどこに書かれているか

サポートの範囲について

  • ☐ 担当者との面談は月会費に含まれるか、回数の目安はあるか
  • ☐ 相手の紹介方法(担当者からの紹介/自分で検索/その両方)
  • ☐ お見合いの日程調整を誰が行うか
  • ☐ 交際に進んだあとの相談に対応してもらえるか
  • ☐ 担当者の変更を希望できるか

契約の解除について

  • ☐ 中途解約したい場合の手続きと、返金の有無・計算方法
  • ☐ 休会の制度があるか。ある場合の費用はどうなるか
  • ☐ 契約期間はどれくらいか。自動更新かどうか

書面について

  • ☐ 契約前に概要を記した書面を受け取ったか
  • ☐ 契約時の書面に、費用・期間・解除の条件が記載されているか

中途解約と返金の扱いは、費用の項目の中でいちばん見落とされ、いちばん後悔につながります。 なお、一定の条件を満たす結婚相手紹介サービスは、特定商取引法上の「特定継続的役務提供」として、書面の交付やクーリング・オフ、中途解約に関する定めの対象とされています。該当するかどうかや具体的な取り扱いはケースによって異なりますので、消費者庁や国民生活センターが公表している情報をご確認いただき、判断に迷う場合は下記の相談窓口へお問い合わせください。 本記事は一般的な整理であり、個別の法的な判断を示すものではありません。

費用を確認するときの言い方(NG例と改善例)

「お金の話を聞くと嫌がられるのでは」と心配される方がいますが、費用の説明は相談所の業務の一部です。聞かずに契約するほうが、双方にとって不幸になります。

✕ NG例○ 改善例なぜ良いか
「安くしてもらえませんか」「月会費に含まれるサポートの範囲を教えてください」値引き交渉ではなく、中身の確認になる
「成婚料って何ですか」(契約後に聞く)「成婚の定義は、書面のどこに記載がありますか」(契約前に聞く)タイミングが早いほど選択肢が残る
「途中でやめたらどうなりますか」(曖昧に聞く)「中途解約の条件と返金の計算方法が書かれた箇所を見せていただけますか」書面で確認できる
「他社より高くないですか」「1年活動した場合の総額の内訳を教えてください」比較ではなく自分の条件での試算を求められる
「今日決めないとダメですか」と押し切られる「持ち帰って検討します」その場で決めない自由を保てる

最後の行が最も大事です。 契約は持ち帰って構いません。急かされる状況そのものが、判断材料になります。

費用の観点から見て向く人・向かない人

向きやすい方

  • 結婚したい時期をある程度決めている方。 期間が決まっていれば、総額の見通しが立ちます。
  • 自分で探す時間を確保しにくい方。 費用の相当部分は担当者の手間に対応します。時間を買う発想が合う方には納得しやすい構造です。
  • 相談できる相手が欲しい方。 面談や助言が月会費に含まれる設計なら、その分の価値を受け取りやすくなります。

向きにくい方

  • まず費用をかけずに始めたい方。 入り口で一度だけかかる費用が発生する設計が多く、様子見には向きません。
  • 活動期間を決めずに、ゆっくり続けたい方。 月会費型では期間の長期化がそのまま総額に反映されます。
  • 自分のペースで、干渉を受けずに進めたい方。 サポートの手厚さは費用に対応します。使わないサポートに払う形になりかねません。

想定される反論:費用が高いほど良い相手に会えるのでは

一概には言えません。費用は、担当者の人件費・システムの維持・加盟する連盟への費用・店舗の運営コストなどで決まる要素が大きく、金額と出会える相手の質が直接対応するとは限りません。 判断材料としては、金額そのものより「どの範囲のサポートが、どういう形で提供されるか」を見るほうが具体的です。

もう一つの反論として「成婚料があると割高になるのでは」という見方もあります。これも設計次第です。成婚料がある分、月会費が抑えられている設計もあります。単独の項目だけを取り出して比べず、仮置きした期間での総額で見てください。

お金まわりの安全面(LOVETOK編集部調べ)

  • その場で契約しない。 説明を受けた日に署名する必要はありません。持ち帰って書面を読む時間を取ってください。
  • 口頭の説明と書面の記載が一致しているか確かめる。 食い違いがあれば、その場で指摘して構いません。
  • 書面を受け取り、保管する。 契約内容・費用・解除条件が書かれた書面は、後から確認できるよう手元に残してください。
  • 相手や担当者との個人的な金銭のやり取りをしない。 立て替え、貸し借り、投資・副業・商材の話。交際相手から金銭の話が出た時点で、距離を取る理由になります。
  • 顔合わせの場では、自分の分を自分で払える状態を保つ。 支払いの貸し借りは、そのあとの関係の力関係になります。
  • 勤務先名・最寄り駅・住所は、段階に応じて粒度を落として伝えて構いません。 相談所を通じた出会いでも、居住地が特定される情報は急いで渡す必要はありません。
  • 帰りの手段と時刻を先に決めておく。 顔合わせが長引いたときに、判断が自分の手に残ります。

契約や解約に関する不安、金銭の要求や勧誘については消費者ホットライン「188(いやや)」、緊急ではないが不安を感じる出来事は警察相談専用電話「#9110」、身の危険を感じる場合は110番へ相談できます。

よくある質問

Q. だいたいいくらくらいかかりますか。 A. 相談所の形態・サポート範囲・加盟する連盟・地域によって大きく異なるため、本記事では金額を書いていません。各相談所の公式サイトと、交付される書面が最も確実な情報源です。

Q. 入会金が安いところを選べばいいですか。 A. 活動期間によって答えが変わります。長期化する見込みなら月会費の比重が大きくなり、短期で決めるつもりなら入り口の費用の比重が大きくなります。期間を仮置きしてから比べてください。

Q. 成婚料がない相談所のほうが得ですか。 A. 一概には言えません。成婚料がない設計では、その分が月会費や入会金に配分されていることがあります。総額で見てください。

Q. 成婚料は、いつ払うのですか。 A. 「成婚」の定義が相談所によって異なるため、発生時期も異なります。契約前に、書面のどこに定義が書かれているかを確認してください。

Q. 途中でやめたらお金は戻りますか。 A. 相談所ごとの契約内容によります。中途解約の条件と返金の計算方法は契約書面で確認してください。判断に迷う場合は消費者ホットライン188へ相談できます。

Q. 休会はできますか。 A. 制度の有無と、休会中の費用の扱いは相談所によって異なります。仕事や体調で活動を止める可能性がある方は、契約前に確認しておくと安心です。

Q. 交通費や飲食代は誰が払うのですか。 A. 相談所が定めているわけではなく、当事者の判断になります。自分の分を自分で払える前提で予算を組んでおくと、断る自由が保てます。

LOVETOKとの違い

費用の発生の仕方が、そもそも別の設計になっています。優劣の比較ではなく、構造が違うという整理です。

観点結婚相談所(業態としての一般的な形)LOVETOK
費用の発生入り口・毎月・結果が出たとき、と複数のタイミングに分かれる無料会員は0円で利用を始められます
無料でできること動画の投稿・閲覧、検索、いいね(1か月に10回)、マッチ後のメッセージ、ビデオ通話
有料の内容入会金・月会費・成婚料など、相談所ごとの設計によるプレミアム会員は月額3,480円(税込)。いいねが1か月に100回になり、もらったいいねの相手が分かります
契約期間を定めた契約を結ぶ形が一般的月額プランは自動更新で、いつでも解約できます(未使用分の返金・日割り精算はありません)
決済相談所の方式によるクレジットカード決済(Stripe)。カード情報は当社で保持しません
結果に応じた費用成婚料を設ける設計がある成果に対する費用は設けていません
始める条件相談所の入会条件・必要書類による20歳以上が対象。公的な身分証と顔照合による本人確認を行い、確認が完了するまでいいね・マッチング・メッセージ・ビデオ通話・課金はすべて使えません。身分証の画像は確認が終わり次第、直ちに削除します
相手の分かり方書類にもとづくプロフィールと、担当者からの情報15〜30秒の自己紹介動画と、20種類の質問から選んで答える動画(合計6本まで)。公開されるのは表示名・年齢・都道府県までです
会う前の確認担当者を介した調整のうえで対面マッチ成立後かつ年齢確認済みの相手とビデオ通話ができます。録画・録音は行いません
利用者間の金銭当事者の判断利用者どうしの金銭のやり取りは、機能として設けていません
使わない時期休会制度の有無は相談所による1週間〜半年の休止ができます

結婚相談所は担当者の関与と手続きに対して支払う形、LOVETOKは期間に対して支払う(無料のままでも使える)形です。どちらが向くかは、サポートをどれだけ必要とするかと、結婚の時期を決めているかどうかで変わります。両方を並行して検討している方もいます。

LOVETOKはブラウザで利用するWebサービスで、アプリストアでの配信はありません。現在、会員登録を受け付けています。

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費用でつまずかないコツは、安い相談所を探すことではなく、活動期間を先に仮置きして、その期間での総額を自分で計算することです。同じ手順で複数社を並べれば、金額の数字ではなく設計の違いが見えてきます。まずは費用をかけずに始めたいという方には、無料のまま使い始められる形の選択肢もあります。LOVETOKの料金と機能の対応は「LOVETOKのサービス紹介」でご覧いただけます。

参考・相談先:本記事は、継続的な役務提供契約や結婚相手紹介サービスに関して消費者庁・国民生活センター・警察庁等が公表している一般的な注意喚起をもとに、LOVETOK編集部が整理したものです(LOVETOK編集部調べ)。特定の事業者の料金や運営内容を評価するものではなく、個別の法的な判断を示すものでもありません。費用・契約条件・解約規定は相談所によって異なるため、必ず各相談所の公式サイトおよび交付される書面でご確認ください。消費生活の相談は消費者ホットライン「188(いやや)」、緊急でない警察への相談は警察相談専用電話「#9110」、身の危険を感じる場合は110番へご連絡ください。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-27

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