暗号資産・FXの話が出たとき

結論:暗号資産やFXの話が出た時点で、内容を検討せずに終わらせて構いません。「応じない → 記録を残す → 通報する → 必要なら相談する」の順に進めるのが、いちばん確実です。 儲かるかどうかを判断する必要はありません。恋愛や交際を目的とした場でお金を動かす話が出ること自体が、そこで関係を続けない十分な理由です。

この記事でわかること

  • 暗号資産・FXの話が出たときに、その場で何をすればよいか(4ステップ)
  • 勧誘で使われる言葉と、実際に起きやすいことの対照
  • 「出金できない」と言われたときに、追加で払ってはいけない理由
  • 通報のしかたと、LOVETOK側の対応の目安
  • よくある質問と公的な相談先

なお本記事は、特定の金融商品や取引の是非を評価するものではなく、投資助言を行うものでもありません。マッチングサービス上でのやり取りにおける安全確保の観点で整理しています(LOVETOK編集部調べ)。

いま話が出たなら:4ステップで進める

ステップ1:応じない・その場で判断しない(すぐ)

  • 儲け話の内容を詳しく聞かないでください。理解しようとするほど、断る理由を探す会話になります。
  • 「投資はしないと決めています」の一言で十分です。 理由の説明も、丁寧な断りも必要ありません。
  • 送金、口座開設、招待コードの入力、画面共有はいずれも行わないでください。
  • 「少額から」「勉強のために」「私が代わりに運用する」も同じ扱いにしてください。金額の大小は判断基準になりません。

断る言い方の例です。

投資や資産運用の話には関わらないようにしています。この話題はここまでにさせてください。

相手が引き下がらない、機嫌を損ねる、こちらを説得しようとする場合は、返信をやめて構いません。うまく断ろうとしなくて大丈夫です。

ステップ2:記録を残す(当日中)

通報や相談のときに役立ちます。削除やブロックの前に行ってください。

  • 相手の表示名と、やり取りの日時
  • 勧誘に当たるメッセージの内容(画面の記録を手元に残す)
  • 送金してしまった場合は、その明細と送金先の情報
  • 相手から示された名称(取引所名、サービス名、招待コード等)

LOVETOKのメッセージはテキストのみで、画像・動画・音声・ファイル・位置情報を送る機能はありません。また、電話番号・メールアドレス・SNSのID・URLは送信前に自動で止まり相手には届きません。そのため勧誘は「外部のサービスへ移ろう」という誘いとセットになりやすく、その誘い自体が記録として意味を持ちます。

ステップ3:通報する(当日中)

通報は全画面から可能で、誰が通報したかは相手に伝わりません。 通報後にブロックすれば、お互いに表示されなくなります。

対応の目安は次のとおりです。

緊急度 内容 対応の目安
最重要 詐欺・生命の危険・暴力・未成年の疑い 3時間以内
重要 わいせつ・ハラスメント・なりすまし 24時間以内
迷惑行為・勧誘 72時間以内
その他 1週間以内

最も緊急度の高い通報については、確認を待たずにまず相手を非表示にします。 送金や被害が発生している場合は詐欺として扱われる可能性があるため、状況を具体的に記入してください。

ステップ4:相談する(不安が残るとき/お金が動いたとき)

  • 契約や支払いに関する不安:消費者ホットライン188(最寄りの消費生活センターにつながります)
  • 犯罪の疑い・身の安全への不安:警察相談専用電話#9110(緊急時は110番)
  • 送金してしまった場合は、利用した金融機関にも速やかに連絡してください

消費者庁・国民生活センターは、SNSやマッチングサービスで知り合った相手から暗号資産やFXへの投資を勧められる相談が寄せられていることを継続的に公表しており、警察庁も直接会ったことのない相手への送金について注意を呼びかけています。金融庁も、無登録で金融商品取引を行う業者への注意喚起を行っています(LOVETOK編集部調べ)。

勧誘の言葉と、実際に起きやすいこと

勧誘は、金額の話から始まらないのが特徴です。次の対照を知っておくと、途中で気づけます。

相手の言葉 実際に起きやすいこと
「将来のために資産形成を考えている」 価値観の共有を装い、話題を自然にお金へ寄せていく
「私の師匠(先生)が教えてくれる」 第三者を登場させ、断りにくい人間関係をつくる
「特別に紹介する」「あなただから教える」 特別扱いで、他人に相談しにくい状態にする
「まずは少額で試してみて」 小さな成功体験(画面上の増加)を見せ、次に高額を求める
「画面を見せるだけ」 外部サービスへ移らせ、審査や制限の及ばない場所に移す
「利益が出ているから出金しよう」 出金の条件として、手数料・税金・保証金の名目で追加の入金を求める
「今日中に入れないと枠がなくなる」 相談する時間を与えず、その場で決めさせる
「返金の手続きを代行します」 被害後に接触してくる二次被害の勧誘

とくに注意したいのが「出金できない」という段階です。画面上の残高が増えていても、出金には手数料・税金・認証費用などの追加入金が必要だと言われる流れは、繰り返し報告されている典型的なパターンです。この段階で追加のお金を出さないことが、被害を止める分岐点になります。 一度でも「あと少しで戻る」と考え始めたら、手を止めて188または#9110へ相談してください。

被害に遭ったあとに「返金します」「取り返します」と接触してくる相手にも注意が必要です。回収を持ちかけられたら、応じる前に公的な窓口へ相談してください。

よくある質問

Q. 相手が本当に儲けているように見えます。 A. 画面や明細は、いくらでも見せ方を作れます。利益が出ているかどうかを検証する必要はありません。マッチングサービスで知り合った相手とお金を動かさない、という基準だけで判断できます。

Q. 恋愛感情があり、断ると関係が終わりそうです。 A. お金の話を断ったことで終わる関係は、もともとお金が目的だった可能性があります。誠実な相手であれば、断っても関係は続きます。

Q. まだ送金していませんが、通報してよいですか。 A. 通報してください。被害が発生していなくても、勧誘は通報の対象です。同じ相手からの被害を防ぐことにもつながります。

Q. LOVETOKのなかで送金できてしまうことはありますか。 A. ありません。LOVETOKは利用者間の金銭のやり取りの仕組みを設けていません。サービス内の支払いはプレミアム会員(月額3,480円・税込)や使い切りのアイテムなど当社との取引に限られ、決済はStripeを通じて行われます。

Q. 詐欺だと断定してよいのでしょうか。 A. 個別の事案が法律上どう扱われるかは、状況によって異なります。ご自身で断定する必要はありません。事実を整理して、通報と公的な相談窓口への連絡を優先してください。

安全上の注意

  • 会う前・会った後にかかわらず、投資・暗号資産・FXの話が出たら関係を続けないを基準にしてください。
  • 口座の名義貸し、代理での送金、荷物の受け取りの依頼は、犯罪に巻き込まれる可能性があります。応じず、通報のうえ#9110へ相談してください。
  • 本人確認は、公的な身分証と顔照合(eKYC/株式会社TRUSTDOCK)で行い、身分証の画像は当社では保存しません。確認が完了するまで、いいね・マッチング・メッセージ・ビデオ通話・課金はすべて使えません。ただし、本人確認は実在と年齢を確かめるもので、勧誘そのものを完全に防ぐものではありません。最後の判断はご自身で行ってください。
  • 家族や友人に話しにくいと感じたら、その感覚自体が危険のサインです。第三者に話すことをためらわないでください。

関連記事


お金の話を断ることは、失礼でも冷たいことでもありません。通報や本人確認、外部への連絡先送信を止める仕組みについては「LOVETOKの安全対策」でまとめています(現在、会員登録の受付を準備中です)。

参考:本記事は、消費者庁・国民生活センター・警察庁・金融庁が公表している注意喚起をもとに、LOVETOK編集部が整理しました(LOVETOK編集部調べ)。困ったときの相談先は、消費者ホットライン188/警察相談専用電話#9110(緊急時は110番)です。本記事は投資助言ではなく、また個別の事案についての法的な判断を示すものでもありません。必要な場合は関係機関や専門家にご相談ください。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-27