話し方が単調にならない自己紹介動画の練習法

結論:話し方が単調になるのは「声が悪いから」ではなく、抑揚・強調・間の3つが平らになっているだけです。この3つを1つずつ意識して、録って聞き返すだけで、驚くほど印象は変わります。 特別な発声トレーニングは必要ありません。この記事では、その練習手順を順番に紹介します。

この記事でわかること

  • 話し方が単調に聞こえてしまう3つの原因
  • 抑揚・強調・間を作るための具体的な練習手順
  • スマホで録って聞き返すセルフチェックのやり方
  • 単調なNG例と、その改善例
  • 練習用のチェックリスト

なぜ話し方が単調に聞こえるのか

自己紹介動画を撮って見返したとき、「なんだか棒読みに聞こえる」と感じる人は多いものです。その原因のほとんどは、次の3つのどれか(または全部)が平らになっていることにあります。

要素 平らだと あると
抑揚(声の高低) 一本調子で眠くなる 感情や温度が伝わる
強調(大事な言葉を立てる) どこが要点か分からない 印象に残る
間(ま/ポーズ) 詰め込んだ印象になる 落ち着いて聞こえる

裏を返せば、この3つを意識するだけで話し方は変わります。順番に練習していきましょう。

練習手順1:抑揚をつける

抑揚とは、声の高さの上げ下げです。全部を同じトーンで読むと平坦になります。おすすめは、文の最初を少し高めに、語尾を軽く下げるという基本の形です。

たとえば「はじめまして、○○です」なら、「はじめまして」を明るく高めに入り、「です」で落ち着かせます。ポイントは、明るい話題(趣味や好きなこと)を話すときに、意識して声を半トーン上げること。楽しそうに聞こえるだけで、人柄の印象は大きく変わります。

練習のコツは、普段の会話より少しオーバーめにやることです。動画では自分が思うほど抑揚は伝わりません。「やりすぎかな」と感じるくらいでちょうど自然に聞こえます。

練習手順2:強調で要点を立てる

伝えたい言葉を1つだけ「立てる」練習です。立て方は難しくありません。次の3つのどれかで十分です。

  • その言葉の直前に短い間を置く
  • その言葉を少しゆっくり言う
  • その言葉だけ少し声を大きくする

たとえば「休日は”カフェ巡り”が好きです」なら、「カフェ巡り」の前で一瞬止まり、そこだけゆっくり言う。これだけで、相手の記憶に残るキーワードになります。1つの動画で強調する言葉は、多くても2〜3個に絞りましょう。全部を強調すると、結局どれも立たなくなります。

練習手順3:間(ま)を作る

単調に聞こえる人の多くは、実は間がなさすぎます。緊張すると、沈黙が怖くて言葉を詰め込んでしまうのです。

意識したいのは、句読点で軽く止まること。文と文の間に0.5〜1秒の間を入れるだけで、落ち着いて自信があるように聞こえます。台本のメモに「/(スラッシュ)」で間の位置を書き込んでおくと、撮影時に思い出しやすくなります。

例:「はじめまして、○○です。/ 普段は事務の仕事をしています。/ 休日は……」

間は「無言の時間」ではなく「相手が受け取る時間」です。恐れずに置いてみてください。

撮る前のひと工夫:緊張をほどく

抑揚・強調・間がうまくいかない大きな原因が「緊張」です。硬くなると声も表情も一本調子になります。撮影の直前に、次の2つを試してみてください。

  • 深呼吸を2〜3回する。息をゆっくり吐くと、自然と声のトーンも落ち着きます。
  • 一度、声に出して通しリハーサルする。黙って頭の中で練習するより、実際に口を動かしておくほうが本番で滑らかになります。

いきなり本番を撮ろうとせず、まず1回「練習用」と割り切って撮ってしまうのも有効です。1本撮ると緊張がほぐれ、2本目以降の話し方が自然になります。

単調なNG例と改善例

NG例 改善例
最初から最後まで同じトーン 明るい話題で声を半トーン上げる
全部を同じ速さで一気に話す 大事な言葉だけゆっくり言う
句読点で止まらず詰め込む 文の間に0.5〜1秒の間を置く
語尾が全部同じ「〜です」で平坦 語尾を軽く下げて落ち着かせる
原稿を暗記して思い出しながら話す メモを見ながら自分の言葉で話す

録って聞き返すセルフチェック

話し方の練習で一番効果があるのは、自分の声を客観的に聞くことです。頭の中で聞こえている自分の声と、録音された声はかなり違います。次の手順でセルフチェックしましょう。

  1. まずスマホのカメラで15〜30秒、通しで一度撮る
  2. 画面を見ずに、音だけで再生して聞く(映像があると話し方に集中できないため)
  3. 「一本調子になっていないか」「要点が立っているか」「詰め込みすぎていないか」を確認する
  4. 気になった箇所だけ意識して、もう一度撮る
  5. 2〜3テイク撮って、一番自然なものを選ぶ

音だけで聞くのがポイントです。映像を見ると表情や背景が気になってしまい、肝心の話し方をチェックできません。目を閉じて音声だけに集中すると、単調さや早口が一気に分かります。

一度で完璧を目指す必要はありません。何テイクか撮って一番良いものを選ぶほうが、結果的に自然な動画になります。

練習用チェックリスト

  • ☐ 明るい話題で声のトーンを上げられている
  • ☐ 強調したい言葉を2〜3個に絞った
  • ☐ 文と文の間に軽く間を入れている
  • ☐ 語尾が全部同じ調子になっていない
  • ☐ 音だけで再生して聞き返した
  • ☐ メモを見ながら自分の言葉で話している
  • ☐ 15〜30秒に収まっている

よくある質問

Q. 声が低い・こもりやすいのですが、単調に聞こえませんか?

A. 声質そのものより、抑揚と間のほうが印象を左右します。低い声でも、大事な言葉をゆっくり言い、間を置くだけで落ち着いた魅力になります。

Q. 練習してもうまく抑揚がつけられません。

A. まずは「明るい話題だけ声を上げる」の1点に絞ってみてください。全部を変えようとせず、1つずつ足していくのが上達の近道です。

Q. 撮り直しは何回してもいいですか?

A. もちろんです。LOVETOKでは動画の削除・再投稿も可能にする予定です(現在準備中)。納得いくまで撮り直せます。

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参考:本記事の話し方ノウハウはLOVETOK編集部が撮影・編集の観点から整理したものです(LOVETOK編集部調べ)。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-26