マッチングでマイナンバーを聞かれたら?答えず通報でよい理由

著者:横山隆一/編集:LOVETOK編集部/最終更新:2026-08-06

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結論:マッチングで知り合った相手にマイナンバー(個人番号)を伝える必要は、まずありません。理由がどれだけもっともらしくても、その場で答えず、やりとりを保存して通報してください。

マイナンバーは、住所の変更や結婚をしても原則として変わらない、一生ものの番号です。だからこそ、相手が誰であれ「なんとなく」で伝えてよい情報ではありません。この記事では、制度上どういう場面で番号が使われるのかという前提を確認したうえで、聞かれたときの具体的な返し方までを整理します。

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この記事でわかること

  • マイナンバーが使われる場面は制度上限られていること
  • マッチングで番号を聞かれるときの典型的な口実
  • 角を立てずに断るための例文
  • 伝えてしまったあとにできること
  • よくある質問と相談先

制度上、マイナンバーはどこでも使える番号ではない

内閣府やデジタル庁、個人情報保護委員会が公表している説明によれば、マイナンバーは社会保障・税・災害対策の分野で、法令に定められた手続きに使う番号とされています。民間企業が番号を扱う場面も、従業員の給与の源泉徴収や、報酬の支払調書、証券口座の開設といった、法令で定められた手続きが中心です。

ここから読み取れる目安は、番号を求めてよい場面は制度で決まっているということです。マッチングで知り合った個人は、あなたの勤務先でも金融機関でも行政機関でもありません。手続きの当事者ではない相手が番号を必要とする場面は、通常は存在しないと考えて差し支えありません。

なお、法令上どこまでが違反にあたるかという判断は、状況によって変わります。本記事は一般的な整理であり、個別の行為の適法性を判断するものではありません。気になる場合は下記の相談窓口をご利用ください。

聞かれるときの典型的な口実

番号を聞き出そうとする相手は、たいてい「番号が必要な理由」をセットで用意しています。国民生活センターや警察庁が公表している注意喚起でも、公的な手続きを装って個人情報を求める手口が繰り返し取り上げられています。

よくある言い方実際に起きていること
「本人確認したいから番号を送って」本人確認に個人番号は必要ない。身分証の写真そのものを求める流れに続くことがある
「副業を紹介したい。登録に必要」仕事の紹介を口実にした個人情報の収集。報酬の話が先に来るのが特徴
「投資口座を代わりに作ってあげる」口座の名義を使われるおそれがある。金銭被害に直結しやすい
「給付金や還付金の手続きを手伝う」公的制度をかたる典型的な手口。手続きは本人が窓口で行うもの
「自分の番号も送るから交換しよう」対等な交換に見せる演出。相手の番号が本物である保証もない

共通しているのは、番号そのものより「送らせること」が目的という点です。番号を送れば身分証の画像、次は口座情報と、要求が段階的に増えていく流れになりやすい構造があります。

断り方の例文

断るときは、理由を長く説明する必要はありません。短く、変える余地がない形で返すのが最も揉めにくい方法です。

個人番号は、決められた手続き以外ではお伝えしないことにしています。

マイナンバーは誰にもお伝えしていません。この話はここまでにさせてください。

相手が引き下がらない場合は、説得を試みる必要はありません。返信をやめてブロックし、通報するのが正しい対応です。

言い方の改善例

避けたい返し方改善した返し方
「なんで必要なんですか?」「お伝えしないことにしています」(理由を聞くとやりとりが続く)
「今は手元にないので後で」「番号はお伝えしません」(後で聞かれる余地を残さない)
「下4桁だけなら…」「一部でもお伝えしません」(部分開示も応じない)
「怪しいのでやめます」と説明する何も告げずに通報・ブロック(相手に手口の修正材料を与えない)

LOVETOKでの扱いと、機能の限界

LOVETOKの本人確認・年齢確認は、公的な身分証と顔照合を組み合わせた方法で行います。確認に使うのは券面の氏名や生年月日などの情報で、個人番号そのものを利用者に入力してもらう手続きはありません。提出した身分証の画像は確認が終わり次第、直ちに削除します。詳しくは「年齢確認・本人確認について」をご覧ください。

あわせて、機能の限界も正直にお伝えします。LOVETOKのメッセージでは、電話番号・メールアドレス・SNSのID・URLは送信前に自動で止まり、相手に届きません。ただしこの仕組みが対象としているのは連絡先の情報であり、あらゆる数字の並びが止まるわけではありません。番号を守るのは、最終的には送らないという本人の判断です。

なお、メッセージで画像・ファイルは送れません(機能として存在しません)。身分証の写真を求められても、その要求はLOVETOK内では実行できず、外部サービスへ誘導する流れになります。外部へ移動しようとする時点で警戒してください(参考:「外部サイトへの誘導に注意」)。

伝えてしまったときにできること

伝えてしまった場合でも、できることはあります。落ち着いて順に進めてください。

  1. やりとりを保存する。 画面の記録は通報と相談の材料になります。残し方は「証拠の残し方」を参照してください。
  2. 通報する。 LOVETOKでは通報は全画面から可能で、誰が通報したかは相手に伝わりません。詐欺にあたる疑いのある通報は最重要として3時間以内に対応し、確認を待たずにまず相手を非表示にします。
  3. 金銭や口座の話が出ていたら相談する。 消費者ホットライン「188」、または警察相談専用電話「#9110」へ。
  4. 不審な連絡が続くか確認する。 身に覚えのない書類や請求が届いた場合は、その書類に書かれた連絡先ではなく、公式サイトで調べた窓口に確認します。
  5. 番号の変更が必要かを窓口に相談する。 変更が認められる条件は制度で定められています。手続きの可否は住民票のある市区町村の窓口にご確認ください。

よくある質問

Q. 相手が先に自分のマイナンバーを送ってきました。返さないと失礼でしょうか。 A. 返す必要はありません。先に送るのは、こちらの警戒を下げるための手法として使われることがあります。送られてきた番号を保管する必要もありません。

Q. マイナンバーカードの写真を求められました。番号を隠せば大丈夫ですか。 A. 個人に送る必要はありません。カードには顔写真・氏名・生年月日・住所が記載されており、番号を隠しても十分な個人情報です。

Q. 番号を知られただけで、お金を引き出されますか。 A. 番号だけで預金が動くわけではありませんが、他の情報と組み合わせて手続きに使われるおそれがあります。「番号だけなら平気」と考えず、被害の有無にかかわらず記録を残して相談してください。

Q. マッチしていない相手でも通報できますか。 A. できます。LOVETOKでは通報は全画面から可能で、マッチの有無は関係ありません。

安全上の注意

  • 番号を求める相手に、理由を問いただしたり説得したりする必要はありません。距離を取ることが最優先です。
  • 「本人確認のため」という言葉は、正規の手続きでも詐欺でも同じように使われます。言葉ではなく、誰が・どの手続きで求めているかで判断してください。
  • 本記事は制度の一般的な説明であり、個別の事案についての法的な判断を示すものではありません。
  • 金銭被害や不審な請求がある場合は消費者ホットライン「188(いやや)」、犯罪の疑いがある場合は警察相談専用電話「#9110」、身の危険を感じる場合は110番へご相談ください。

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番号を守る一番の方法は、そもそも求められにくい場所でやりとりすることです。LOVETOKが連絡先の自動ブロックや通報の対応期限をどう設計しているかは「LOVETOKの安全対策」にまとめています。

参考・相談先:本記事は、内閣府・デジタル庁・個人情報保護委員会が公表するマイナンバー制度の説明、および消費者庁・国民生活センター・警察庁が公表する個人情報をめぐるトラブルの注意喚起をもとに、LOVETOK編集部が整理したものです(LOVETOK編集部調べ)。消費生活の相談は消費者ホットライン「188(いやや)」、緊急でない警察への相談は警察相談専用電話「#9110」、身の危険を感じる場合は110番へ。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-27

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