メッセージで金銭の話が出たときの対応|送金しない・記録を残す・相談する

結論:理由が何であっても送金しない。そして「断って終わり」にせず、やり取りの記録を残してから通報・相談へ進んでください。 会ったことのない相手、関係が浅い相手へ渡したお金は、あとから取り戻すことが難しくなりがちです。

この記事では、実際に会う前のメッセージのやり取りの中で、お金の話がどう出てくるかと、その場での動き方に絞って説明します。金銭要求全般への対応の全体像は「マッチング相手に金銭を要求されたときの対応」にまとめています。

なお、LOVETOKは会員登録の受付を準備中です。通報・ブロックなどの機能は提供予定の内容として整理しています。

この記事でわかること

  • お金の話が出てくるまでの3段階と、段階ごとの言い回し
  • 「送金しない」を守るための考え方
  • そのまま使える返信例と、避けたい返し方
  • 断ったあとに残しておくべき記録
  • 相談先の使い分け(188/#9110/金融機関/110)

お金の話は突然出てこない:3つの段階

メッセージでの金銭トラブルは、いきなり「お金を貸して」から始まることはほとんどありません。段階を踏んで距離を縮めてから切り出されるのが一般的な流れです(LOVETOK編集部調べ/消費者庁・国民生活センター等の注意喚起をもとに整理)。

段階 出てくる話題の例 この時点でできること
第1段階:地ならし 「収入は気にしない」「将来のために貯金してる」「自由な働き方をしている」 覚えておく。まだ断る場面ではない
第2段階:打診 「資産運用してる」「いい話がある」「手続きで少しだけ立て替えが必要」 ここで一度立ち止まる。話に乗らない
第3段階:要求 「今だけ」「すぐ返す」「あなたのためでもある」 送金しない。記録を残して通報

気をつけたいのは第2段階です。 第3段階まで進んでから断るより、打診の時点で「その話には乗りません」と線を引くほうが、はるかに簡単に終わります。第1段階の話題が出た相手を疑う必要はありませんが、第2段階の言い回しが出たら、そこが分かれ目だと考えてください。

急かす言葉(今だけ・今日中に・内緒で)、感情に訴える言葉(あなたしか頼れない・信じてくれないの)、受け取るために先に払う形(手数料・保証金・税金)——このいずれかが出てきた時点で、判断を保留して構いません。

「送金しない」は相手を疑うことではない

お金の話を断るのは、相手を詐欺師扱いすることではありません。「会う前・関係が浅い段階では、誰に対してもお金のやり取りをしない」という自分のルールを守るだけです。ルールとして持っておくと、相手ごとに悩まずに済みます。

送らない対象は現金の振込だけではありません。次はすべて「お金を渡す」のと同じです。

  • 電子マネー・ギフトカードの番号を伝える
  • 暗号資産(仮想通貨)を送る
  • 指定された投資口座やアプリに入金する
  • 相手の代わりに支払いや契約をする
  • 荷物や口座の受け取り役を引き受ける

最後の「受け取り役」は、知らないうちに犯罪に関わってしまう可能性があるため、特に注意が必要です。

返信例と、避けたい返し方

使ってよい返信例(短く・理由は一つで十分)

打診の段階で線を引くとき

投資や副業の話には関わらないと決めているので、その話はごめんなさい。

要求されたとき

お金の貸し借りや送金はしないと決めています。力になれません。

やり取りを終わらせるとき

このお話は続けられません。ここで失礼します。

いずれも一度だけ伝えれば十分です。相手への配慮として謝罪の言葉を添えるのは自由ですが、断りの部分は短く、条件をつけずに書いてください。

避けたい返し方

避けたい返し方 なぜ避けるか
「今は無理だけど、いつかなら…」 条件つきの断りは「次はある」と受け取られる
「いくらくらい必要なんですか?」 金額の相談に入ると断りにくくなる
「詐欺ですよね?通報しますよ」 相手を刺激する。宣言せず静かに通報してよい
「家族に相談してみます」 引き延ばしと見なされ、説得が続く
既読のまま何も答えない 催促が続きやすい。一度断ってから離れるほうが早い

断ったあとも要求が続く、話をそらしてまた戻ってくる——この時点で、会話を続ける理由はありません。

断ったあとにやること

1. ブロックの前に記録を残す

ブロックすると画面が見えなくなる場合があります。記録を先に取ってください。金銭の話が出たやり取りでは、次を残しておくと相談時に役立ちます。

  • お金の話が出たメッセージ本文(日時が分かる形で)
  • その前後のやり取り(どういう流れで切り出されたか)
  • 相手の表示名・プロフィール画面
  • 提示された振込先の口座番号・名義、サービス名やアプリ名
  • 相手から伝えられた連絡先(電話番号・メール・SNSのID)

撮り方と保管の具体的な方法は「やり取りの記録を残す意味」で解説しています。

2. 通報・ブロックする

メッセージ画面から通報し、そのうえでブロックします。通報後の流れは「運営への通報のしかたと対応の流れ」をご覧ください。LOVETOKでは勧誘表現の検知や外部連絡先の送信制限を提供予定ですが、あらゆる違反を自動で完全に検出できるわけではありません。利用者からの通報は、安全を支える大切な情報です。

3. すでに送ってしまった場合

過ぎたことを責めても状況は動きません。時間が経つほど選べる手段が減るため、その日のうちに動くことを優先してください。

  • ☐ 追加の送金要求には応じない(「取り返すために、もう一度」は典型的な二次被害の入口)
  • ☐ 記録(やり取り・振込明細・相手の情報)を保全した
  • ☐ 送金に使った銀行・カード会社・電子マネー事業者に連絡した
  • ☐ サービス内で通報・ブロックした
  • ☐ 消費者ホットライン188、または警察相談専用電話#9110に相談した

相談先の使い分け

一人で判断しようとせず、内容に合った窓口を使ってください。

状況 相談先
詐欺かどうか判断がつかない/消費者被害の相談 消費者ホットライン 188(消費者庁・国民生活センター)
詐欺・悪質商法の疑いがあるが緊急ではない 警察相談専用電話 #9110(警察庁)
すでに振込・送金してしまった 利用した銀行・カード会社・電子マネー事業者へ速やかに連絡
脅されている/身の危険を感じる 110番
サービス内の相手の行為 LOVETOKの通報・ブロック、お問い合わせフォーム

「まだ被害が出ていないから相談してはいけない」ということはありません。 迷った段階での相談も受け付けられています。家族や友人など、身近な人に一度話すだけでも判断は落ち着きます。

安全上の注意

  • LOVETOKは20歳以上の方を対象とするサービスです。年齢確認・本人確認の仕組みを提供予定ですが、確認済みの相手であっても、金銭のやり取りをしない方針は変えないでください。
  • マッチした相手とのメッセージは無料会員でもご利用いただけます。プレミアム会員(月額3,480円・税込)では、いいねを1日100回まで送れます(無料会員は1日10回)。「メッセージは有料会員しか使えない」といった事実と異なる説明を持ち出して、外部での連絡や金銭のやり取りを求めてくる相手には、特に注意してください。詳細は「料金プラン」をご確認ください。
  • LOVETOKは、金銭の授受を目的とした利用(いわゆる交際を条件とした金銭の受け渡しを含む)を認めていません。要求する側・応じる側のいずれも対象です。
  • 本記事は一般的な注意点の整理であり、個別の法的判断や被害回復を保証するものではありません。判断に迷う場合は、公的窓口や専門家にご相談ください。

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お金の話が出た時点で、そのやり取りは「恋愛の会話」から別のものに変わっています。送らない・記録する・相談する。この3つで自分を守れます。LOVETOKが準備している通報・審査・本人確認の取り組みは「LOVETOKの安全への取り組み」でご確認ください。

参考・相談先:本記事は、警察庁・消費者庁・国民生活センター等が公表する詐欺・悪質商法に関する注意喚起をもとに、LOVETOK編集部が整理したものです(LOVETOK編集部調べ)。消費生活の相談は消費者ホットライン「188(いやや)」、詐欺の疑いなど緊急でない警察への相談は警察相談専用電話「#9110」、緊急時は110番へ。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-27