スマホの縦持ちと画角|どこまで映すか

結論:縦持ちの自己紹介動画は「胸から上」を基本に、頭の上に指1〜2本分の余白、目線が画面の上から3分の1あたりに来る位置がもっとも見やすくなります。 どこまで映すかで、表情の伝わり方も、背景に何が入るかも変わります。画角は撮影前に一度決めておけば、あとは同じ位置で何テイク撮っても安定します。

この記事でわかること

  • 縦画面で「どこまで映すか」を決める考え方
  • 顔アップ・胸上・バストアップ・上半身の見え方の違い
  • 頭の上・左右・下の余白(ヘッドルーム)の取り方
  • 切ってはいけない位置と、その理由
  • 縦画面ならではの注意点と確認リスト

縦画面の「映る範囲」は横向きとまったく違う

縦動画は、画面の高さが横幅の倍近くあります。そのため横向きで撮るときの感覚のまま構えると、上下に無駄な空間ができ、顔が小さく見えてしまいます。

縦画面で見やすいのは、人物が画面の中央から少し上に、縦方向にゆったり収まっている状態です。まずスマホを縦に持ち、そのうえで「体のどこまでを入れるか」を決めていきます。

サイズ別の見え方を比べる

映す範囲 切る位置の目安 見え方 自己紹介動画での向き不向き
顔アップ 首から上 表情はよく分かるが圧迫感が出やすい 距離が近すぎる印象になりがち
胸上 鎖骨〜胸のあたり 顔が大きく写り、表情が伝わりやすい 短い動画に向く。基本形
バストアップ 胸の下〜脇の下あたり 肩・上半身の姿勢まで見える 落ち着いた印象。服装も少し伝わる
上半身(腰まで) ウエスト付近 手の動きまで入る 顔が小さくなり表情が伝わりにくい
全身 足元まで 雰囲気は分かるが顔がかなり小さい 自己紹介動画には広すぎる

胸上とバストアップの違い

どちらも似た言葉として使われますが、実際の画づくりでは切る位置が少し違います。

  • 胸上:鎖骨から胸の上あたりで切る、やや寄った画角です。顔の面積が大きくなるので、表情や口元の動きがはっきり伝わります。声や話し方に自信がなくても、表情で伝えたい人に向いています。
  • バストアップ:胸の下から脇の下あたりまで入る、少し引いた画角です。肩の位置や姿勢が見えるため、落ち着いた印象になり、服装の雰囲気も少し伝わります。

迷ったときはバストアップ寄りから始めるのがおすすめです。引きすぎず寄りすぎず、表情も雰囲気も両方入ります。撮ってみて顔が小さいと感じたら、少しだけ近づいて胸上に寄せていきます。

余白の取り方

画角を決めるときは、人物そのものより「まわりの空き」を見るとうまくいきます。

頭の上(ヘッドルーム)

頭のてっぺんと画面の上端の間に、指1〜2本分の余白を残します。

  • 余白がゼロ、または頭が切れている:窮屈で落ち着かない印象になります
  • 余白が広すぎる:顔が下に沈み、天井ばかりが目立ちます

左右

体の左右に、同じくらいの空きを作って中央に置きます。極端に左右どちらかへ寄せると、空いた側に背景の生活感が入りやすくなります。

下(切る位置)

下側は、関節の真上で切らないのが基本です。首の付け根・肘・手首など、体の節目でちょうど切ると不自然に見えます。鎖骨と胸の間、あるいは胸の下といった「関節でない場所」で切ると自然です。

手順:画角を決める3ステップ

  1. スマホを縦向きで固定し、目線の高さに合わせる:先に高さを決めます。低い位置から見上げる角度だと、同じ画角でも印象が硬くなります。
  2. 距離でサイズを決める:バストアップになる位置まで下がる/近づく。ズーム機能で寄せると画質が落ちやすいため、体ごと動いて距離で調整します。
  3. 余白を微調整して録画テストする:頭上に指1〜2本分の空きを作り、5秒だけ試し撮りして再生し、顔の大きさと背景を確認します。

この3ステップを一度やっておけば、以降のテイクは同じ立ち位置に戻るだけで画角が揃います。

縦画面ならではの注意点

  • 上下の端に大事なものを置かない:縦動画は再生画面の上下にボタンや文字が重なることがあります。顔は画面中央寄りに置くと安心です。
  • 話しながら前後に動かない:距離が変わると顔の大きさが変わり、落ち着かない画になります。
  • 広く映すほど背景が入る:上半身や全身にするほど、部屋の物が画面に入ります。画角を広げるときは背景の確認も一緒に行ってください。

撮影前の画角チェックリスト

  • ☐ スマホを縦向きで固定した
  • ☐ カメラの高さが目線と同じか少し上
  • ☐ 胸上〜バストアップの範囲に収まっている
  • ☐ 頭の上に指1〜2本分の余白がある
  • ☐ 左右の空きが極端に偏っていない
  • ☐ 首・肘・手首などの関節の真上で切っていない
  • ☐ ズームではなく距離でサイズを合わせた
  • ☐ 5秒の試し撮りで顔の大きさと背景を確認した

撮影の注意点(安全・プライバシー)

画角を広げると、その分だけ部屋の情報が映り込みます。表札・郵便物・宅配の伝票・書類・カレンダーの予定・パソコンやテレビの画面・制服や社名の入ったものなど、住所・氏名・勤務先が分かるものが入っていないか、録画前に画面で確認してください。窓の外の建物や看板が映ると、住んでいる場所の手がかりになることがあります。連絡先やSNSのIDを画面に写す・口頭で伝えることも避けましょう。


画角が決まったら、次はスマホの固定と設定です。「スマホで縦動画をきれいに撮る設定と置き方」で高さと固定方法を、「自己紹介動画の背景の選び方」で映していい範囲の考え方を確認できます。話す内容の組み立ては「30秒で人柄が伝わる自己紹介動画の作り方」が参考になります。

同じ言葉でも、画角が整っているだけで表情はぐっと伝わりやすくなります。バストアップで自然に撮れた一本を、LOVETOKの動画マッチングであなたのプロフィールに活かしてください(LOVETOKは会員登録の受付を準備中です。)。

参考:本記事の撮影ノウハウはLOVETOK編集部が整理したものです(LOVETOK編集部調べ)。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-27