つきまといの初期サイン|早めに気づく3つの兆候と対処

著者:横山隆一/編集:LOVETOK編集部/最終更新:2026-08-06

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結論:つきまといは、ある日突然始まるものではありません。「連絡の量が一方的に増える」「あなたの行動を把握しようとする」「偶然を装って接触してくる」という3つの兆候が、たいていその前に出ています。この段階で気づけば、まだ距離を取る選択ができます。

この記事は、危険な状態になってからの対処ではなく、その手前で気づくための記事です。相手を疑うためではなく、自分の違和感を無視しないための材料として読んでください。

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この記事でわかること

  • つきまといの初期に出やすい3つのサイン
  • 「気にしすぎ」と「初期サイン」の見分け方
  • 自分の状況を確かめるセルフチェックリスト
  • サインに気づいたときに最初にすること
  • 不安な段階でも使える相談先

なぜ「初期」で気づくことが大切なのか

警察庁が公表するストーカー規制法関連の資料では、事案は無言電話や執拗な連絡といった行為から始まり、段階的に深刻化していく傾向が示されています。裏を返せば、深刻化する前には必ず前段階があるということです。

初期の段階なら、返信をやめる、ブロックする、通報するといった対応がまだ選べます。関係が深まり、生活圏の情報を渡したあとでは、選べる手段が減ってしまいます。だからこそ、違和感を「まだ何も起きていないから」と打ち消さないことが大切です。

サイン1:連絡の量と頻度が一方的に増える

最初に出やすいのが、やり取りの量が相手側だけで増えていく変化です。

  • 返信していないのに、続けてメッセージが届く
  • 返信が遅いと「どうしたの」「怒ってる?」と催促が来る
  • 深夜や早朝など、時間帯を選ばない連絡が増える
  • 既読がついたかどうかを何度も確認してくる
  • 断ったビデオ通話の呼び出しが繰り返し来る

好意の強さと、相手のペースを尊重できるかどうかは別の問題です。「返信しない自由」を認めてもらえない関係は、それ自体が危険な兆候だと考えてください。

サイン2:あなたの行動を把握しようとする

次に出やすいのが、あなたの居場所や予定を知ろうとする質問です。

  • 「今どこ?」「誰といるの?」と現在地を頻繁に聞く
  • 最寄り駅、勤務先、通勤時間を早い段階で聞き出そうとする
  • 動画や写真の背景から場所を推測して当ててくる
  • SNSの別アカウントを探し当てて内容に触れてくる
  • 予定を伝えると、その日の行動を細かく確認してくる

LOVETOKでは、公開されるのは表示名・年齢・都道府県までで、位置情報は共有しません。それでも、会話の中で少しずつ答えていくと、行動範囲は絞り込めてしまいます。断ることに理由は要りません。

サイン3:偶然を装った接触

もっとも注意したいのが、現実の場面で「たまたま」を装った接触が起きることです。

  • 話したことのある店や駅の近くで、偶然を装って現れる
  • 会う約束をしていないのに、行動範囲に姿を見せる
  • 別のアカウントや別のサービスから、面識のないふりで接触してくる
  • 共通の知人を経由して、あなたの近況を聞き出そうとする

一度なら偶然かもしれません。しかし繰り返されるなら、それは偶然ではありません。ここまで来ている場合は、自分だけで判断せず、家族や友人、必要なら警察へ相談してください。

「気にしすぎ」と「初期サイン」の見分け方

場面気にしすぎのことが多い初期サインの可能性がある
連絡の頻度相手のペースが少し速いが、こちらが減らすと合わせてくれるこちらが減らしても、相手の量が変わらない・増える
質問の内容趣味や休日など、話題づくりの範囲現在地・勤務先・帰宅時間など、行動が読める内容
断ったとき「わかりました」で終わる理由を問い詰める、責める、機嫌が悪くなる
距離感会う場所や時間の希望を聞いてくれるこちらの都合を確認せず予定を決めてくる
現実での接触会う約束をした場所で会う約束していない場所に現れる

判断の軸は、相手の熱量ではなく、「こちらが引いたときに、相手も引いてくれるか」です。ここが噛み合わないときは、距離を取る理由として十分です。

セルフチェックリスト

いま気になっている相手がいる方は、当てはまるものを数えてみてください。

  • ☐ 返信していないのに、連続でメッセージが届いたことがある
  • ☐ 返信の遅さについて責められたことがある
  • ☐ 現在地や帰宅時間を聞かれたことが複数回ある
  • ☐ 教えていないのに、生活圏を言い当てられた
  • ☐ 断ったのに、同じ誘いを繰り返された
  • ☐ 「怒らせたかな」と思って、本心でない返信をしたことがある
  • ☐ 通知が鳴ると、内容を見る前に気が重くなる
  • ☐ 約束していない場所で、その相手を見かけた

1つでも当てはまるなら、距離を取ることを検討してよい段階です。 特に最後の2つは、すでに負担が生活に及んでいるサインです。「証拠がないから」「相手に悪いから」とためらう必要はありません。

サインに気づいたときにすること

  1. やり取りのペースを自分に戻す:説得や説明は不要です。返信の間隔を空ける、返信をやめるだけで構いません。
  2. 記録を残す:やり取りの文面と日時が分かる部分を保存します。ブロック後は画面が見えなくなる場合があるため、先に残してください。
  3. 通報し、ブロックする:LOVETOKでは全画面から通報でき、誰が通報したかは相手に伝わりません。ブロックは結果を待たずに行って構いません。
  4. 一人で抱えない:家族や友人に状況を伝えておくと、判断がぶれにくくなります。

なお、LOVETOKのメッセージはテキストのみで、電話番号・メールアドレス・SNSのID・URLは送信前に自動で止まり相手に届きません。外部の連絡先を渡していない間は、接触の手段を限定できるという点は覚えておいてください。

よくある質問

Q. 相手に「距離を取りたい」と伝えるべきですか? A. 伝えなくて構いません。理由を説明すると議論になり、やり取りが続いてしまうことがあります。静かにやり取りを終える方が安全です。

Q. まだ何も被害がありません。それでも相談していいですか? A. できます。警察相談専用電話#9110は、事件になる前の不安や兆候の段階でも相談できる窓口です。早い段階の相談は記録としても残ります。

Q. マッチングサービスの中だけの相手でも、つきまといになりますか? A. サービス内の執拗な連絡も負担になりますし、外部に情報が渡っていれば現実の行動に及ぶこともあります。場所を問わず、不安を感じた時点で対処してよいものです。

安全上の注意

  • 待ち伏せ、無言電話、自宅や職場周辺での接触など、身の危険を感じるときは我慢しないでください。今まさに危険が迫っている場合は110番へ通報してください。
  • 緊急ではない不安や相談は、警察相談専用電話#9110で最寄りの警察につながります。金銭や契約が絡む場合は消費者ホットライン188も利用できます。
  • 相手に「通報した」「警察に相談した」と予告することは、状況を悪化させる可能性があります。予告は避けてください。
  • 本記事は一般的な整理であり、個別の法的判断を示すものではありません。該当性の判断が必要な場合は、警察や関係機関にご相談ください。

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違和感に気づいた段階で距離を取れることが、いちばんの安全対策です。LOVETOKの通報・ブロック、連絡先の自動ブロック、動画・写真の審査については「LOVETOKの安全対策」でご確認いただけます。

参考・相談先:本記事は、警察庁が公表するストーカー・つきまとい事案および相談窓口に関する一次情報をもとに、LOVETOK編集部が整理したものです(LOVETOK編集部調べ)。緊急でない警察への相談は警察相談専用電話「#9110」、身の危険を感じる場合は110番、消費生活の相談は消費者ホットライン「188(いやや)」へ。

著者:横山隆一(LOVETOK運営責任者)/ 編集:LOVETOK編集部 / 最終更新:2026-07-27

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